和箪笥を洋服用のタンスとしてだけでなく、食器棚など様々な使い方をしている人達が増えています。またペイントしたり、パーツをつけたりなどのリメイクをして、楽しみ方も多種多様になっています。もしおばあちゃんやお母さんの和箪笥を捨てようかと迷っていたら、その前に、ご参考にしてみてくださいね。
和箪笥とは
明治から大正時代に盛んに作られ、明治20年代、30年代には地方によって特色をもち栄えました。また用途別に、船箪笥、帳簿箪笥、水屋箪笥、階段箪笥など様々な和箪笥が作られました。今もなおレトロ好きな人達にお部屋のアクセントとして愛されています。
オブジェのような存在です
和箪笥は和室に置くものだけではありません。洋室に置いてもこんなにお似合いです。引出しのキャパが大きいので、細々した物が片付けられて、お部屋がすっきりできるのも助かりますね。
食器棚に使用する人増えてます
本来、食器をしまう用の水屋箪笥でなく洋服用の和箪笥を食器棚に使用する人が増えています。収納力があり、お鍋などもしまえる深さもあるので、人気なのかもしれませんね。和箪笥の上がカウンターにもなりますし、別の棚を置くこともできます。また扉を外して見せる収納にと様々な使い方をご紹介します。
たっぷり入る和箪笥
和箪笥だけあり、和の陶器とも相性が抜群です。器好きな方には宝石箱のように見えるのではないでしょうか。欅、檜、杉などで作られているので、通気性もよく食器類には実はぴったりなのかもしれませんね。
思い切って扉を外しました
和箪笥の上部部分の扉を外して、ちょうど良く食器棚として活用されています。スタッキングできる食器だとみせる収納にもなり、おしゃれですね。頑丈にできている和箪笥なので、上に重たい物を置いてもびくともしていませんね。
ホーローとも相性ばっちり
懐かしい感じがするからでしょうか。水屋箪笥、和箪笥とホーローとの相性も、このようにしっくりきますね。水屋箪笥のモールガラスも貴重な存在になってきています。
サビや古道具には欠かせないのかも
和箪笥そのものに存在感があるので、サビ物や古道具との相性も本当にいいですね。サビ物だけだと、殺風景になりがちですが木製の和箪笥が入ると温かみを感じます。
リメイクしてより自分仕様に
リメイクで大変身しています
和箪笥がキレイなブルーになっています。おばあ様が使っていた和箪笥とはもう誰も分からない全く新しい存在になっていますね。まさにリメイクの良さが、輝いている例ではないでしょうか。
動く和箪笥にもなります
こちらは、和箪笥の下にキャスターを付けただけで更に使い勝手がアップしたリメイクです。お掃除もしやすくなって、大きくて邪魔になるどころかお部屋のアクセントにもなっていますね。
色むらも絵になります
金具も気にせずザックリペイントしても絵になるのも、和箪笥だからなせる業かもしれません。使ううちにペイントが剥がれてきても、味の一つになりそうです。更に時を刻むのが楽しみとなりますね。
シートを貼って、大変身しています。
昭和レトロ柄のシートを貼るとこんなにかわいくキッチュな感じになってしまいます。味が出ている木が、縁部分だけ残っているので、レトロさ同士が重なり合って素敵さが倍増していますね。
もはやヨーロピアンな雰囲気です
真っ白に大変身しているこちらの和箪笥。金具部分もペイントされ、和といよりヨーロッパの輸入品のようなオーラが出ています。黒い家具にまったく引けをとらない、大きな存在感は時を経いている和箪笥だからこそなのかもしれません。
明治から大正時代に発展した和箪笥はもはやお宝的な存在になりつつあるかもしれません。食器棚や、小物入れなど現代の使い方やお部屋の雰囲気に合わせて、使用していくのは文化を引き継いでいくひとつの方法ですね。
RoomClipには、インテリア上級者の「和箪笥 リメイク」のオシャレなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!