RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、コンクリートと木の温もりが融合したmarshさんのキッチンをご紹介します。
４歳になる娘をもつ自然好きの普通の主婦です。マンション購入とリノベーションをきっかけに、RoomClipユーザーに。インテリアのこだわりは、自分らしくカッコよくです。時間を見つけては、DIYしております。今ハマってるのは、乾物作りです！
家族が自然と集う心地よさ
ダイニングテーブルに座る家族と会話をしながら料理ができる、対面式キッチン。仕切りがなく開放的で、とても気持ちよさそうに感じられます。まずは、キッチンを設計された際のmarshさんのこだわりを教えてください。
「ご飯を作って、頂くところ＝生活する中心となるところ＝みんなが集まるところという考えで、設計してもらいました。リビングとダイニング、キッチンを一緒にしてもらったので、自然と家族が集まり居心地のいい空間になりました。」
キッチンを生活の真ん中に
ダイニングとの一体化だけでなく、リビングにもバスルームにもつながるキッチン。どこに行くにもキッチンを通る間取りになっていて、家族みんなの生活の真ん中にキッチンがあるといえます。それでは、marshさんのキッチンを素敵にしている3つのキーワードを見てきましょう！
キーワード1 コンクリート、タイル、木、それぞれの質感を楽しむ
「リノベーションして出てきたコンクリートの壁を活かしたかったので、敢えて何も塗らずに残してもらいました。また、大好きな木材の温もりを全体に感じながら、エキゾチックなタイルでバランスをとりました。」
キーワード2 よく使うものは、出したままでも絵になるものをセレクト
「日常的に出番の多いものは基本出しっぱなしです(^^;;
毎日使う食器やお茶関係はしまわなくても埃は被らないし、使うものが決まっているので、必要ないものは処分する事が出来て物が減らせました。」
キーワード3 おウチの中心でみんなを見守る
「我が家にはあまり扉がありません。風通しの良さを考えてのことでしたが、結果的に、どこにいてもキッチンからは家族を見守ったり気配を感じてご飯を作れるので私自身も孤独を感じることはないのです。」
marshさんは、キッチンを「家族の生活の中心」と捉えて間取りを考え、温もりを感じるお気に入りの木材を活かして空間を作られました。それが結果として、自然と家族が集う心地よいキッチンになったのですね。そんなmarshさんに、使い勝手が良くて美しいキッチンにするためのコツを3つ教えていただきました。キッチンにモノが溢れてしまう！もっと使いやすくしたい！と思うみなさん、ぜひ参考にしてみてください。
機能的で美しいキッチンをつくるための3つのコツ
その1 ぶら下げ＆くっ付け収納
「我が家はまだ子供が小さいので、危ないものは手の届かない場所にと形にしたところ、結果的に私も取りやすくなりました。さっと使えて、洗った後もホイッと、バシっと片付けられて清潔で楽チンです。」
その2 素材感を統一する
「素材を２つか３つくらいまでに統一してみれば物が多くてもスッキリする気がします。金属、ガラス、陶器。などのように。金属だけとかよりは木や陶器の温もりを一つだけでも加えたほうが私はなんだか落ち着きます。」
その3 用途に応じて棚をゾーニング
「忙しい朝のご飯支度をするのに、朝ご飯&ドリンクコーナーを一か所にまとめています。朝飲むコーヒーやお茶、ポッド、マグカップ、シリアルなど全て一か所にまとめてさっと準備が出来るようにしています。ボーッとしていてもちゃんと準備できます(^^;;」
最後にキッチンをもっと素敵にするためのアドバイスをいただきました
「〇〇風とか、〇〇系など目指さなくても、ご自身が大好きな物達で作っていけば自ずと形が見えてくると思います。RoomClipユーザーの皆さんはステキなセンスの方々ばかりなので、気に入ったところを真似っこして、その中にご自身らしさをいれながらインテリアを楽しんで下さい。」
まとめ： どんな風に暮らしたいか、何が好きかを突き詰めたら、自分らしいキッチンが見えてくる！
marshさんのキッチンは、家族の導線を考えた間取りと、好きな素材や質感を3つ程度に絞って統一されたところが成功のポイント。さらにキッチンがリビング＆ダイニングと繋がっているので、見せる収納も巧妙でしたね。素敵なキッチンをつくるには、暮らしを見つめ直して、”好き”を追求してみるのが、実は近道なのかもしれませんね。
marshさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい！
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