実家だからお金はかからない！そんなことはありません。親御さんが支払ってくれているだけですよね。家賃、光熱費、食費、その他......生活するだけでお金はかかります。生活費は世帯によって異なってくるかとは思いますが、約5万〜は少なくとも渡しましょう！感謝の気持ちを添えることも忘れないでくださいね。

食事の準備、洗濯、掃除、ゴミ捨て......家事は楽しくも大変なものです。何か1つでも自分の役割を決めてみましょう。たった1つでもお手伝いしてもらうことで、とても楽になるものです。親孝行だと思って、毎日のゴミ捨てだけでも。まずははじめてみてはいかがでしょう！

貯金すること自体に親子関係をよくすることはありませんが、貯金をすることができる、我が子......というしっかりしたところを見せることで、親御さんは安心するでしょう。貯金があれば、1人暮らしをしたくなった時に、いつでもできますし、困った時にサッと使えるお金があるというメリットは大きいです。

朝晩の「おはよう」「おやすみ」、「いってきます」「ただいま」「いただきます」。「ありがとう」という感謝の言葉、特別な言葉はなくても、当たり前のあいさつを続けましょう。そして、お誕生日や母の日などには、ちょっとしたプレゼントを渡すなどの心遣いも、ぜひプラスしてみてくださいね。

家事だけではありません。休日に車を出してあげる、買い物や通院につきあう。高いところの物をとったり、重いものを持ったりする。機械類の設定をしてあげるなどを積極的に行うことは、親子の間柄を良くするとっても良い方法です！

親御さんに携帯やパソコンの使い方を教えてあげたり、今人気のお料理をサイトで調べて、作ってあげたりすることで、あなたは先生になることができます。また、お母様から和食を習ったり、お父様から園芸を習ったりするのも良いですね。お互いを尊重するような時間をそれぞれ作ってみてください。

子どものころから、家族は一緒に食事をする、お風呂は順番が決まっている、何時までに寝る......などのルールが決められていたりしますが、社会人になると、これに沿って動くのはとても大変なことです。最低限のルールだけは決めて、お互いの生活リズムが違うことを理解し、干渉しあわないよう話し合いましょう。

実家暮らし、それはいわば共同生活です！自室であったとしても、時間帯を考えた来客や音量、香りなどに気をつけましょう。また、共同で使うトイレや浴室などは、綺麗に使う、譲りあうなどの気持ちが大切です。

なにより大切なのは「おもいやりの心」を持って生活していくことです。言葉ひとつ、行動ひとつに思いやりを持って過ごしていけば、良い関係は続いていくはずです。お茶を入れるときに、家族の分も入れて渡してあげる......それだけでも気持ちは伝わると思いますよ。