「心地よい開放感。カリフォルニアスタイルに溶け込むすっきりとした空間」憧れのキッチン vol.71 saikoroさん

「心地よい開放感。カリフォルニアスタイルに溶け込むすっきりとした空間」憧れのキッチン vol.71 saikoroさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、爽やかなカリフォルニアスタイルで、広々と快適な住まいづくりをされているsaikoroさん宅の、インテリアに溶け込むすっきりシンプルなキッチンをご紹介します。

夫、5歳男の子、8歳男の子の4人家族です。去年築35年余りの団地を購入し、大工である主人がセルフフルリノベーションしました! 棚も板壁も自分で作りました。 明るく日差しや風を感じられるカルフォルニアスタイルの家を目指しています。もう少しで完成から1年ですが、とても快適に生活しています。

日差しが降り注ぐ、開放感あふれる空間

saikoroさんのキッチンは、まるでインテリアのように自然と空間に溶け込んでいるように感じます。キッチンのモザイクタイルの壁が、白を基調とした空間に奥行きを与えているのも印象的です。まずは、saikoroさんにキッチンを作る際のこだわりと、お気に入りポイントを伺ってみました。

saikoroさん

「カルフォルニアスタイルを目指してリノベーションしました。キッチン自体は広くはないですが、お気に入りのハンモックや子供たちが遊ぶリビングまで、広々と見渡せる開放感溢れる空間が自慢です。元々西側にあったリビングを南に移動したことで、日差し降り注ぐ居心地のいいキッチンになりました。」

見渡しの良いひとつながりのLDK

saikoroさん宅のLDKは、全体がひとつながりとなった見渡しの良い間取です。見渡しの良さゆえに、キッチンが丸見えになりますが、saikoroさんのキッチンはどこから見ても好印象。どのような気配りや工夫が隠されているのでしょうか?すっきりとコーディネートされたキッチンの、気になる魅力にキーワードから迫っていきましょう。

キーワード1 実用品ミックスが絶妙な飾り棚ディスプレイ

saikoroさん

「これはBRIWAXとアイアン塗装で仕上げの、主人が作ってくれた、自慢の飾り棚です。 瓶や缶や箱、グリーンをうまく使ってお洒落に見えるようディスプレイしています。その中に、グラスやお皿など……実用品もプラス。実用品と鑑賞品をバランス良く飾るように心がけています。 また、すっきりとさせるために、キッチン台はステンレス素材で統一し、できるだけ物は置かないようにもしています。生活感の出るものは、パントリーにしまいます。」

キーワード2 アレンジ自在の大きな黒板

saikoroさん

「パントリーの一部に黒板塗装をしました。 ゲストの名前を書いたり、イベントで飾ったり、子供達の遊び場になったり……思っていた以上に大活躍です!普段はメモや伝言版としても利用しています。ちなみに、、貝が原料のダストレスチョークを使用しているので安心安全です。」

キーワード3 見た目も実用性も高めるアイランド型

saikoroさん

「キッチンが狭いので作業台としてIKEAのアイランドキッチンを置いています。友達が来た時に一緒にお料理したり、子供たちに手伝ってもらうのに最適です。片側はよく使う食器や調理器具などを置く棚に、カウンターになる反対側は、子供たちが宿題をする場所として使っています。」

なるほど、実用性もきちんと考え、生活感を心地よく見せる工夫をされているんですね。パントリーの壁の一部を大胆に黒板にしてしまうのも素敵です。お子さんと楽しみながら、日常をちょっとスペシャルにできそう。ここからは、saikoroさん流のキッチンづくりの秘訣ともいえる、生活感をオフするコツと、魅せるキッチンを作るコツをお伺いしていきましょう。程よくナチュラルに、ミニマルなキッチンを目指したい……そんな方にもおススメのアイデアばかりですよ。

生活感を見せない、魅せるキッチンを作る3つのコツ

その1 素材で統一感を出し、余計なものは置かない

saikoroさん

「キッチンはステンレスにしたので、壁かけスパイスラックや調理器具収納、ゴミ箱もステンレスで統一しました。場所をとり、生活感の出る水切りカゴは置きません。 物を置かなければ掃除もしやすいです。 また、結婚当初から使っている食器棚が丸ごと入るようパントリーを設計してもらいました。お陰で、使い勝手はそのままに、生活感の出るアイテムを隠すことができます。レンジや炊飯器などの家電もパントリーに置いています。」

その2 キッチン用品をうまく飾る

saikoroさん

「メイソンジャーや瓶などを使ってパスタやスパイスをディスプレイしています。お皿や、グラスもカフェ風に飾って見せています。カラフルなカゴボックスの中身はコースターセットです。 このような実用性のあるキッチングッズの合間にグリーンやナンバープレートを置いて、少しカリフォルニア風にアレンジしています。」

その3 カフェっぽい照明を選ぶ

saikoroさん

「シンク上の手元灯にはIKEAのスポットライトを、 キッチンにはパシフィックファニチャーサービスのホーローランプを選びました。 そして、食卓にはモモナチュラルで買ったエジソンランプを3種類。どれも主人と探し回ったお気に入りの照明です。」

最後にキッチンをもっと素敵にするためのアドバイスをいただきました

saikoroさん

「これから家を作るのであれば、とにかくたくさんRoomClipなどを見たり、インテリア雑誌を見たりして好きな画像を集めてみてください。そうすることで、なんとなく自分の方向性が見えてくるのではないでしょうか。 1日の中でキッチンに立つ時間は長いので、"好き"に囲まれたテンションの上がるキッチンにしたいですよね?それには、見える景色にも是非、こだわって欲しいです!そのこだわりを叶えるには、見せたいもの、見せたくないものを明確にしておくことが大切です。 収納を多めに作れば隠したいものはボンボン放りこめます!その上で、使いながら実用性を高める工夫をプラスしていくのも良いと思います。」

まとめ: さりげなく実用品をディスプレイに取り入れて、好印象なキッチンを目指そう

アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなど、LDK全体の連動性が高いキッチンへの注目度は高まっています。そんな中、悩ましいのが、丸見えになるキッチンコーディネート。saikoroさんは、ディスプレイの中にさりげなくキッチングッズを溶け込ませることで、実用性とオシャレを兼ね備えたキッチンコーディネートを実現されています。メイソンジャーやカゴボックスなどで、生活感をカモフラージュする工夫が素敵です。

また、リノベーション時に、生活感をすっぽりと収めることができるパントリーを作られているのも、saikoroさんのキッチンコーディネートを支える要因となっています。もし、これからリノベーションやマイホームを建築されるという方は、そんなパントリーへのこだわりも含めて参考にしてみてはいかがでしょうか?


saikoroさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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