【ホワイトインテリアの作り方】おしゃれに見せるポイントやコーディネート実例を紹介

【ホワイトインテリアの作り方】おしゃれに見せるポイントやコーディネート実例を紹介

家具や小物を白ベースでまとめるホワイトインテリアは、他のカラーよりも明るく清潔な雰囲気に仕上がります。しかし、お部屋を白のみで構成した場合は、奥行きのないのっぺりとした印象になってしまう難しさも。理想的なおしゃれなインテリアを実現するには、いくつかのポイントを抑える必要があります。
この記事では、RoomClipユーザーさんたちの実例をもとに、ホワイトインテリアの作り方とおすすめアイテムを紹介。ホワイトインテリアの参考にしてみてくださいね。

画像をクリックすると、ユーザーさんのアイデアや使用アイテムの詳細がチェックできます。気になった画像はぜひクリックしてみてくださいね。

目次

ホワイトインテリアの特徴

ホワイトがもつ色の印象や効果から、ホワイトインテリアには「お部屋が広く見える」「清潔感が演出できる」といった特徴があります。また、白と組み合わせる色や素材・デザインによって、さまざまなインテリアスタイルが実現できますよ。

お部屋が広く見える

膨張色であるホワイトはお部屋を広く見せてくれるため、一人暮らしの1Rにもおすすめなスタイルです。 また、光沢感のある素材は光をより反射する為、お部屋を明るく見せる効果も。カーテンやソファなど、面積が広いアイテムで異なる色を取り入れる場合は、白っぽいライトグレーやライトブラウンを選ぶとよいでしょう。

清潔感を演出できる

色にはそれぞれ人に与える印象がありますが、ホワイトは特に清潔感を感じる色です。家具や小物を多めに取り入れても、ホワイトカラーに揃えることで、ごちゃついてみえるのを防げます。また、お部屋の大部分をホワイトにすることで、アクセントカラーや異素材をより引き立てることができますよ。

さまざまなテイストに寄せられる

ホワイトをメインカラーにしたインテリア=ホワイトインテリアと呼ぶため、さまざまなテイストが可能です。ブラウンの木製家具を多めに取り入れるとナチュラルに、無彩色のグレーやブラックを合わせるとクールなモノトーンに、光沢のあるスチールやガラスを取り入れると、スタイリッシュなモダンスタイルにもアレンジできますよ。

ホワイトインテリアの作り方

ホワイトインテリアを取り入れる場合は、壁・床・天井など広い面積をなるべくホワイトカラーに寄せましょう。ダークブラウンのフローリングであれば、リメイクシートなどを使って床の色や素材を変えるとよいでしょう。難しい場合は、大判のラグを敷いて、ホワイトの面積を増やすのがおすすめです。床と壁の境目にある幅木(はばき)がブラウンの場合は、マスキングテープなどでホワイトにDIYするアイデアも。ここでは、ホワイトインテリアを作る際に抑えておきたいポイントを紹介します。

白系カラーを使い分けて

「白」と一言でいっても、黄味がかったアイボリーや、青みがかったオフホワイトなど、白にはさまざまなバリエーションがあります。目指すインテリアの雰囲気に合わせて、上手に白を使い分けましょう。暖かい雰囲気にする場合はベージュやアイボリーを、クールで都会的な雰囲気にする場合は、オフホワイトやライトグレーを組み合わせて。また、純白ではない混じりけのあるホワイト系カラーは、光の反射による目の負担を和らげてくれますよ。

素材の印象にも気を配って

同じ白でも、素材によって受ける印象が異なります。ファブリックの場合は、生成りなどの自然な風合いと、ツヤ感のあるサテン生地。スチールの場合は、ツヤ感のある仕上げとマットな粉体塗装など、表面の質感にもこだわりましょう。光を反射する鏡面仕上げは、清潔感や非日常感の演出におすすめです。観葉植物を取り入れると、ナチュラルな雰囲気がプラスできます。

差し色で引き締めて

ホワイトインテリアは白以外のカラーでお部屋を引き締めると、ぐっとおしゃれな雰囲気になります。よく使われるのは、コントラストをつけられるブラック。こちらのお部屋はクッションとお花でマスタードイエローを取り入れて、アクセントカラーにされています。

照明の色でも印象が変わる

ホワイトは光をよく反射する色のため、電球色の影響を受けやすいカラーです。電球色は以下のように、大きく3つのパターンに分けられます。電球色はオレンジがかった温かい色で、リラックススペース向き。昼白色は自然な色味で、キッチンやメイクスペース向き。昼光色は青みがかった色で、集中したい勉強部屋などにおすすめです。シェードの形状や素材によっても光の広がり方が異なるので、購入時にライトをつけた場合の見え方もチェックしてみるとよいでしょう。

ホワイトインテリアのバリエーション

ホワイトインテリアは、組み合わせる色や素材によって幾通りものスタイルがあります。ユーザーさんたちがよく取り入れているのは、ホワイト×ナチュラル、ホワイトベースのモノトーン、ホワイト×モダンのインテリアスタイルです。代表的なこちらの3つのスタイル例を紹介します。

ホワイト×ナチュラル

アイボリーなどの中間色や木製家具、観葉植物を多く配置して、ナチュラルテイストに寄せてもよいでしょう。ホワイト×ナチュラルは、茶系のフローリングのお部屋におすすめです。ポイントは、木材もホワイト寄りの淡い色味にすること。木材のほか、ラタンや竹などの自然素材を増やすことで、温かみのある柔らかい雰囲気のお部屋になりますよ。

ホワイトベースのモノトーン

無彩色であるホワイト・ブラック・グレーで構成されるモノトーンインテリアを、ホワイトベースで構成してもよいでしょう。グレーを少なめにするとコントラストが効いたクールな印象に、グレーを多めにすると柔らかい印象のお部屋に仕上がります。シンプルな柄物のファブリックを組み合わせると、単調になりませんよ。

ホワイト×モダン

ナチュラルとは反対に、ガラスやステンレスなどツヤ感のある無機質な素材を組み合わせると、モダンなホワイトインテリアに仕上がります。また、モダンスタイルは都会的で重厚感のあるデザインも特徴です。ソファーやダイニングテーブルは、高級感のある大ぶりなサイズを取り入れることで、モダンらしさを演出できますよ。

リビングのアイデア

リビングは、ソファ、ローテーブル、テレビ台、ダイニングテーブルなどの大物家具をホワイトにすると、ホワイトインテリアらしい空間になります。逆に、ソファーやダイニングテーブルのみをグレーやライトブラウンにして、差し色アイテムとして使っても良いでしょう。組み合わせのバリエーションが幅広いため、まずはホワイトとその他のカラーのバランスを計画するのがおすすめです。

ムートンとラグで温かみをプラス

こちらのユーザーさんは、ホワイトベースのスカンジナビアンスタイル(=北欧スタイル)でリビングをコーディネートされました。中間色としてベージュを取り入れることで、柔らかい印象に。毛足の長いムートンやラグも、温かみのある雰囲気作りに役立ちます。窓にはプラスチックブラインドを取り入れて、ホワイトの面積を増やしているのもポイントです。

グレーのラグとブラックのソファ

モンステラ越しに撮影されたこちらのリビング。グレーのラグとブラックのソファーが空間を引き締めてくれています。ラグやブランケットの他、ガチョウの羽毛でドレスアップされたVITAの​ペンダントライト「Eos」も、その風合いから柔らかい印象をプラスしてくれていますね。

白っぽい淡い色合いの木で揃えて

石材調の無機質な床材に、対照的な柔らかいファブリックや丸太のスツールを組み合わせたアイデアです。生活感がでがちなこたつも、円形テーブルに無地の布団を合わせるとシンプルでおしゃれな雰囲気に。白味がかった木材のチョイスが、ホワイトインテリアにぴったりですね。

シルバーとグレーのモダンリビング

こちらのお部屋は、直線的で都会的な雰囲気の家具を取り入れて、ホワイトモダンに仕上げられています。光沢のある鏡面仕上げやシルバー、鏡を取り入れることで、ホワイトベースがよりスタイリッシュに。ソファー上にあるクッションやブランケットは少し色味が異なるグレーにすることで、グラデーションが生まれています。

ラタンでアジアンリゾート風に

こちらのユーザーさんはホワイトカラーをベースにしながら、ローソファーとリラックスチェアの素材使いでアジアンリゾート風にされています。ローソファーはラタン風、リラックスチェアのフレームは東南アジアでよくみられるダークブラウンをチョイス。広々としたゆとりのある家具の配置も、リゾートを連想させます。

素材使いで演出するBOHOスタイル

人気のBOHOスタイルでホワイトダイニングを作ったアイデアです。BOHOとは、民族的なボヘミアンテイストのアイテムを、スタイリッシュなモダンテイストにまとめたインテリアスタイルのこと。ボヘミアンテイストなブラウンのキリムクッションが、柄・色ともにアクセントになっています。その他、ホワイトにペイントした木天板のダイニングテーブルやバンブーチェア、ストローバスケットなど、自然素材を上手にホワイトインテリアに取り入れられています。

シルバーとホワイトのモダンダイニング

大理石調の床に、「ODELIC(オーデリック)」のシルバーペンダントライトの組み合わせがモダンなダイニング。光を反射するツヤ感のある素材は、清潔感を出したいキッチンやダイニングにぴったりです。縦長のスリット窓からの朝日が反射して、より美しく見えますね。

グレージュのクロスでフローリングを馴染ませて

ダイニング奥に、落ち着いたグレージュのアクセントクロスを貼ったアイデアです。床がライトブラウンのフローリングの場合、グレージュが中間色となってホワイトとフローリングを馴染ませてくれる効果もあります。ダイニングテーブルや、イームズシェルチェアの脚はライトブラウンにすることで、ナチュラルさを取り入れつつ、ホワイトインテリアらしさも損いません。

ベッドルームのアイデア

ホワイトインテリアのベッドルームは、寝具をホワイトにするところから始めましょう。綿や麻など、素材によっても受ける印象が異なるので、お部屋のテイストにあった素材選びも重要です。床や建具の色をホワイトに馴染ませる中間色は、ピローカバーや小物で上手に取り入れるとよいでしょう。

かっこよさと可愛さの絶妙なバランス

ドレープの効いた透け感のあるカーテンが、ガーリーな雰囲気のベッドルーム。ベッドカバーやサイドテーブルはホワイトに揃え、差し色としてブラックと観葉植物を取り入れられています。線の細いブラックアイアンのカーテンレールが、甘い印象のカーテンの柄とフレームアートとのバランスをとってくれていますね。

黄味がかったホワイトでナチュラルに

陽の光と影が美しいこちらのベッドルーム。ユーザーさんは、極力余計なものを置かないことで、リラックスしやすい空間づくりを心がけているそう。窓を囲う枠と同系色のベッドフレームが、ナチュラルで優しい雰囲気です。また、ベッドカバーやピローカバーはやや黄味がかったホワイトにすることで、木のカラーと調和しています。

麻のシワ感もアクセントに

ホワイトカラーの韓国風インテリアでまとめたアイデアです。ベッドカバーは麻100パーセントで、シワ感がナチュラルな雰囲気をプラスしてくれています。カーテンはピンクがかったベージュにすることで、フローリングとホワイトを馴染ませる効果が。フローリングにはサークルラグを敷いて、ホワイトの面積を増やしているのもポイントです。

ダークブラウンで引き締めて

天井と壁の境目にある廻り縁や幅木、カーテンレールカバーをダークブラウンにしたアイデアです。濃い色味を差し色にすることで、ホワイトインテリアがぐっと引き締まります。床は、壁紙本舗の木目柄を使ってリメイクされたそう。床までつく大判のベッドカバーなど、ラフでシャビーな雰囲気がおしゃれなベッドルームです。

ブラックのプリーツカーテンを差し色に

ガーゼの優しい肌触りが好きで、年中ガーゼの寝具を使っているというユーザーさん。ピローカバーはベージュとブラウンを加えて、床材とホワイトを馴染ませています。プリーツカーテンと植木鉢でブラックを加えれば、ぐっとスタイリッシュな雰囲気に。画像左手前の布団乾燥機は、日立の「アッとドライ」シャンパンゴールドだそうです。

動物柄で遊び心を取り入れて

気持ちがいいぐらいホワイトで統一されたこちらの子ども部屋。ベッドフレーム、クッション、ブラインド、ランプシェードの全てが真っ白です。アクセントとしてフレームアートやTELLKIDDOの柄ものクッションカバーを取り入れることで、遊び心が感じられる空間に。

キッチンのアイデア

キッチンは、細々とした食器や調理器具が集まる場所。ホワイトインテリアにする場合は、少しずつホワイトのアイテムに買い替えていくとよいですね。また、可能であればシステムキッチンやカップボードを、同じトーンのホワイトに揃えたいところ。白の色味や素材感を統一することで、よりすっきりとしたキッチンになります。

スタイリッシュな「L-CLASS」

パナソニックの水まわり住宅設備の最上位シリーズ「L-CLASS(エルクラス)」のホワイトです。余計な凹凸がないすっきりとしたデザインは、スタイリッシュなだけでなく、掃除がしやすい実用性も。フラットなIHヒーターが、差し色の役割を果たしてくれています。

ホワイトとシルバーのみで清潔感をUP

システムキッチンと造作収納はホワイトに、IHヒーターとレンジフード、取手はシルバーに統一したアイデアです。つかう色数を減らすことで、メインカラーであるホワイトの印象が薄れません。サブカラーはシルバーに絞ることで、清潔感のあるキッチンになっています。

plywoodのスリムなゴミ箱「クード」

plywoodのふた付きゴミ箱「クード」を購入したユーザーさん。 キッチンのシンクと冷蔵庫の隙間にぴったりと収まるスリムさが魅力です。引き出しやすいキャスター付きですが、前面からは見えないデザインもスマートですね。

野田琺瑯で冷蔵庫内をホワイト化

野田琺瑯などを使い、冷蔵庫の中もホワイト化しているこちらのユーザーさん。琺瑯容器は熱湯消毒ができるため、食品を清潔に保存できる収納アイテムです。常備している調味料はラベルを貼り、中身が都度変わるものは、ラベルなしで使うと便利だそうですよ。

キッチン小物はモノトーンで揃えて

デロンギのエスプレッソマシン「マグニフィカ」を購入したユーザーさん。ホワイトの本体に、シルバーとブラックが効いたおしゃれなデザインです。キッチン周りは細々としたアイテムが多くなりますが、ホワイトをベースにモノトーンで揃えると生活感が出にくくなります。

ホワイト×ライトブラウンのナチュラルテイスト

キッチン小物を壁面に収納したアイデアです。天板はホワイト、L字の棚受けはライトブラウンの木材で、ナチュラルな雰囲気に。素材のバリエーションを絞ることで、テイストがまとまります。ナチュラルテイストは、吊り下げ収納などラフな片付け方も似合いますよ。

真っ白な臼杵焼のお皿

ふるさと納税で「臼杵焼」のお皿を選んだユーザーさん。臼杵焼(うすきやき)とは、江戸後期に現在の大分にあった臼杵藩の御用窯として始められ、一度は途絶えてしまった幻の焼き物。現在は復興後の臼杵焼が手に入ります。真っ白で、フランスのアンティークのようなデザインが人気を呼んでいます。

シンプルな幾何学模様のやちむん

沖縄の焼き物「やちむん」のコーヒーカップ&ソーサーのセットを使われているこちらのユーザーさん。やちむんはぽってりと厚みのある素朴な佇まいが魅力。鮮やかな絵付のものが有名ですが、ホワイトに幾何学模様が描かれたシンプルなデザインは、ホワイトインテリアにも馴染みます。

バス・トレイのアイデア

バス・トイレは清潔感を出したいエリアのため、ホワイトインテリアとの相性が良い場所です。洗面台やユニットバス、トイレなどを新築やリフォーム時に計画的にホワイト化するほか、小物類をホワイトで揃えたり、マスキングテープでリメイクする方法がありますよ。

使い勝手と美しさを両立させて

生活感を極力減らし、使い勝手も兼ね備えたこちらの洗面台。一枚板の鏡は収納付きになっていて、毎日使うアイテムを隠して収納できます。右側のニッチ収納も、ワンアクションで生活用品を手に取れる収納場所。洗面台下の引き出しは取手もホワイトに統一され、よりすっきりとした印象になっています。

Panasonicの「C-Line」

洗面台をPanasonicの「C-Line(シーライン)」にしたアイデアです。人造大理石のタイル調カウンターと、丸い洗面ボウルが決め手だったそう。本物のタイルではないため、目地の掃除がしやすいのも魅力です。また、水栓はめずらしくシルバーではなくホワイトなので、洗面ボウルと一体化して見えます。

ソープボトルとコップもホワイトに

TOTOの洗面台をホワイト化しているユーザーさん。ソープディスペンサーと歯磨き用のコップを、無印良品で揃えられました。コップはソープディッシュの上に逆さに置くことで、水切りができるように工夫されています。グリーンの鉢植えを置くと、ホワイトインテリアでも無機質になりすぎません。

ドライヤーもホワイトカラーを選んで

髪を極限まで傷めないように設計された「復元ドライヤーPro」を使っているユーザーさん。ホワイト一色の本体は、ホワイトインテリアにぴったり。隣のループタオルは、市販のワッフルタオルにズボンの紐を付けた手作りだそうですよ。右側のウォールシェルフも、ラブリコのフレームを使ったDIYです。

ホワイトとシルバーのみで構成された空間

ホワイトとシルバーのみで構成されたこちらのランドリールーム。奥に見える洗面台とお風呂のドアも、取手やタオルバーをシルバーで統一されています。洗濯機の上には極力何も置かず、白い洗剤ボトルに必要なものだけを詰め替えることで生活感が出ませんね。余白に飾られたグリーンが、無機質さを和らげるアクセントになっています。

TOTOの「サザナ」をホワイトで揃えて

TOTOのユニットバス「サザナ」を選んだユーザーさん。中が透けて見える、クリアなドアがお気に入りだそう。毎日掃除をしやすいよう極力置くものを減らしていることで、生活感のないモデルルームのような美しさが保たれています。

シルバーの猫足が海外風なホワイトバスタブ

デザイナーズマンションに住まわれているこちらのユーザーさん。猫足のバスタブがまるで海外のようなバスルームです。床も壁もタイル貼りで、バスタブだけでなくバスルーム全体がホワイトで構成されています。木製のバスタブトレーが、より海外のようなおしゃれな雰囲気を醸し出していますね。

掃除道具をホワイトで揃えて

ユニットバスについていたタオルバーの下段に、無印のマグネットバーを追加したアイデアです。ヌメりやカビが発生しやすいバスルームは、吊り下げ収納がおすすめ。マグネットバーに吊るす掃除道具をホワイトで統一することで、清潔感のある空間になりますね。

光沢のあるミラーで華やかさをプラス

造作洗面や窓の框(かまち)をホワイトで揃えたこちらのトイレ。ホワイトはシンプルな印象になるため、空間がすこし寂しく見えてしまうことも。そんなときは、壁面に異素材のミラーを飾ってみてはいかがでしょうか。ミラーは空間を広く見せる効果があり、光沢のある素材はトイレを華やかにしてくれますよ。

マスキングテープでホワイト化

元々ダークカラーだった手すりや収納ボックスなどを、マスキングテープでホワイト化したユーザーさん。壁紙よりも薄いマスキングテープは貼る際にシワができやすいため、ゆっくりと少しずつ貼り進めるのがコツだそう。トイレマットやケースの蓋でブラックを取り入れて、空間を引き締めているのもポイントです。

木の色を揃えて統一感を

床の色、ニッチの棚、パイン材の木製ラックのカラーを統一したトイレです。すっきりとしたホワイトベースに木のブラウンを加えることで、温かみのあるナチュラルテイストに仕上がります。ラックは本棚専門店の完成品ラックで、粉体塗装のスチールが高見えのポイントです。

収納のアイデア

大きいものも小さいものも、収納アイテムには差し色を使わず、ホワイトで揃えると良いでしょう。だからこそ、デザインや素材感による印象の違いに気を配りたいアイテムです。設置場所や収納するものにあったサイズ、デザインを検討してみてくださいね。

mon・o・toneのアイテムを使って

キッチンの引き出しを完璧にホワイト化しているユーザーさん。画像手間から、mon・o・toneの「ヨコ型ゴミ袋用ケース」にジップロックやゴミ袋を、IKEAの収納ケースにキッチンペーパーのストックを、同じくmon・o・toneの「白い蓋のCube Canister」にメラミンスポンジとレジ袋を、無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス」にスプレー洗剤、お掃除シートを収納されています。

インテリア性のあるペーパーバッグ

ペーパーバッグの中に、カッティングシートやマスキングテープなどのDIY用品を収納しているユーザーさん。細々とした小物も、インテリア性のある収納アイテムを使えば、手に取りやすい場所に置いておけますね。画面手前はIKEAのPSキャビネット、テーブルはイームズのワイヤーテーブル「LTRT」のリプロダクト、壁面の木製ピンチは、MOEBE(ムーベ)のデザインです。

サイズ豊富なIKEAのビリー

ダイニング横の絵本棚として、IKEAのビリーを2台購入したユーザーさん。サイズのバリエーションが豊富で、奥行きの狭いコンパクトなタイプも。階段を降りてすぐの場所でも設置しやすい薄さです。オールホワイトのカラーは、インテリアの邪魔にならず、天板に飾った小物や写真も引き立ちます。

壁一面のスクエア収納

躯体表しの天井や壁面を、すべてホワイトにしたモダンなインダストリアルテイストのこちらのお宅。壁一面のスクエア収納を飾り棚としても使われています。棚板の位置が固定されているスクエア型は、収納するものによって余白が生まれやすいため、スペースにゆとりがある場合におすすめです。部分的に配置された無印のラタンバスケットは、生活感がでるアイテムの収納に使えます。

山善の収納ケース「SANKA」

山善の収納ケース「SANKA(サンカ)」をクローゼットで使ったアイデアです。サイズは 幅34㎝×奥行42㎝。高さは吊るす洋服に合わせて段数を調整でき、3段の場合は高さ68cmになります。同じデザインで統一すると、クローゼットを開けた時も気持ちがいいですね。こちらのユーザーさんは、ケース最下段の脚を別売りのキャスターに付け替えてアレンジされています。

フローティング収納で汚れを防いで

玄関のシューズクロークを、ホワイトのフローティング収納にしたアイデアです。汚れが目立つホワイトでも、床から浮かせることで土汚れを防げますよ。天板にはレザーの吊り下げミラーやタイポグラフィアートをかざり、モノトーン調に仕上げられています。

WOODONEのルーバータイプ

木質総合建材メーカー・WOODONEのルーバータイプを玄関収納にしたアイデアです。ナチュラルテイスト、カントリー、フェミニンには、ルーパータイプがおすすめ。表面に装飾性があることで、お部屋が殺風景になりません。編みカゴやグリーンとの相性もぴったりです。

インテリア小物のアイデア

インテリア小物は、アイテムのサイズや色、配置次第でお部屋の中で目を引く「フォーカルポイント」にできます。どの程度目立たせるかによって、ホワイトにするか差し色にするかを考えるとよいでしょう。また、お部屋のテイストとマッチする素材感やデザインを選ぶと、取り入れているインテリアテイストを強調することができますよ。

KahlerのUrbaniaシリーズ

Kahler (ケーラー) のUrbania(アーバニア)シリーズが好きだというユーザーさん。キャンドルホルダー「テンプル」を購入されました。キャンドルを使わない日中も、インテリアとして飾って楽しめるデザインです。テーブルはIKEAの「GLADOM」、ソファーには同じくIKEAのウール製敷物「LUDDE」を合わせられています。

異なる質感や色を取り入れて

キャビネットの天板をディスプレイスペースにしているユーザーさん。コンクリートのようなざらっとした質感のフラワーベースを、2個デザイン違いで組み合わせたアイデアです。お部屋の中で目を引くフォーカルポイントになるフラワーベースは、差し色や異なる質感を取り入れるのにぴったり。壁面のラウンドミラーは、IKEAのラウンドミラーを解体して麻紐の枠を作ったDIY作品だそうですよ。

Lemnosの「JIJI」

真っ白な壁に、日本発祥のデザインメーカー・Lemnosの「JIJI」を掛けたアイデアです。すっきりとした無駄のないデザインは、シンプルテイストにおすすめ。時計の枠もホワイトなので、文字と針が際立ちます。

ユーカリの葉で彩をプラス

コンパクトな玄関は、スリッパの収納に悩みませんか。こちらのユーザーさんは、圧迫感のない軽やかなワイヤーカゴを、バブーシュの収納として使われています。ユーカリの葉をインテリア小物として加えることで、彩もプラス。生活感を減らしつつ、おしゃれな空間にするアイデアです。

RHYTHMのプールレス加湿器

2022年グッドデザイン賞を受賞した、RHYTHM(リズム)のプールレス加湿器です。照明としても使えるので、枕元に置いて読書灯にしてもよいですね。ホワイトインテリアに馴染む、シンプルかつホワイトな生活家電です。


ここまで、ホワイトインテリアの作り方と、場所別の実例・おすすめアイテムを紹介しました。ホワイトインテリアは、さまざまなテイストに寄せられます。どんなインテリアスタイルでもホワイトをベースカラーにすることで、すっきりと清潔感のある、広々とした空間に近づきます。


RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「ホワイトインテリア」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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