クローゼットの収納を見直そうと思うと、範囲も広く、大がかりになってしまいがち。なので、普段はなかなか手を出せない場所ではないでしょうか?それならば、今年は、年末の大掃除のタイミングで、クローゼット内の掃除もかねて見直してみてはいかがでしょう。
まずは掃除から
今回の一番の目的は大掃除。まずは掃除から始めましょう。掃除機かけだけではなく、普段やらない隙間や棚、扉の拭き掃除も、この際にすべてやっておくとスッキリです。
まずは全部出して掃除する
大掃除と一緒にクローゼット収納システムを見直すならば、一度すべての中身や収納を取り出してみましょう。今回は、収納システムの見直しなので、衣装ケースや箱の中身はそのままでもかまいません。とりあえず、クローゼットを空っぽにしてみましょう。それが終わったら、隅々まで掃除してくださいね。
キャスター付きの収納だと便利
掃除のことを考えると、クローゼットの下段の収納グッズは、キャスター付きのものがとても便利です。キャスターがついていれば、たとえ中身が重くても、出し入れラクラクなので、いざ掃除となっても、負担が少なくてすみます。また負担が少なければ、大掃除の時以外でも床掃除しやすくなって良いですよ。
天袋の掃除も忘れずに
目線が届かない、クローゼット上部の掃除もお忘れなく!特に、天袋として棚が設けられているような場合は、拭き掃除をしておかないと、ホコリが多くたまっていたりします。クローゼットの中は、案外ホコリがたまりやすい場所なので、要注意ですよ。
次に収納づくり
すべてのモノを取り出しての掃除が終わったら、次に空のクローゼットの中に収納の仕組みを作りましょう。クローゼットは大きい空間なので、上手に仕切りを作って、空間を小分けにした方が、使いやすい空間になります。
クローゼット全体をブロックに分ける
掃除が済んだら、収納システムを作っていきましょう。大きい空間を上手に使うには、空間を分けることがとても大切になります。まずは、入れていく中身を踏まえて、全体の空間をブロックに分けてみましょう。例えば、複数人で使うなら人ごとに、一人で使うならモノやカテゴリーごとに、どの辺に何を配置するかを考えます。
空間を仕切る
次にブロックごとにモノを収めていけるように、空間を仕切っていきます。仕切りが多くなるほど、細かくモノの定位置が決めやすくなるので、片付けやすくなります。また、無駄なく空間を利用するためにも、仕切ることが大切になります。
衣装ケースは統一したほうが便利
クローゼットでよく利用される衣装ケースも、空間を仕切るための一つのアイテムです。できれば、同じ用途で使うケースは同じ種類で統一することをおすすめします。見た目の美しさということもありますが、特に引き出し式の場合、中身をそのままに、引き出しごと入れ替えることができるので、衣替えのときなど便利ですよ。
DIYしてみても
クローゼットと言っても、その大きさはさまざまです。もし、市販品を利用するのではうまく仕切れないというときは、DIYで自分のほしいサイズの仕切りを作ってみるのも手です。つっぱり棒やスノコを利用したり、ディアウォールと2×4材を使ったりならば、DIY初心者でも比較的簡単に作れますよ。
中身を戻そう
収納の仕組みが整ったら、中身も整理して、あとは収納の中へ戻しましょう。仕組みがきちんとできていれば、定位置が決まっているはずなので、おのずとしまうところが決まっているはずです。ここできちんとしまえていれば、これからの日常は、出したら元に戻すだけですよ。
デッドスペースも有効活用
クローゼットの容量が少ないようならば、デッドスペースも上手に活用してみましょう。ここでもつっぱり棒はお役立ちアイテムのひとつです。棒1本とフックで吊り下げたり、棒2本を使ってその上にモノを乗せたりすることができますよ。また、市販のデッドスペース用の収納グッズを利用するのも手です。
防虫・除湿も忘れずに
クローゼット内は湿気がたまりやすくなりがちです。また、収納するモノによっては、虫がついてしまうモノもあります。掃除と片付けが終わったら、防虫剤や除湿剤を設置して、湿気と虫の対策をしておきましょう。
日ごろなかなか手を付けられないクローゼット収納も、大掃除のタイミングならまとめて取り組みやすいかもしれませんね。クローゼットは大きい空間なので、少し大変かもしれませんが、ここはちょっと気合いを入れて、年内にやってみませんか?
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「大掃除 クローゼット」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!