もともとの中古住宅の床はダークブラウンの合板、そこに釘打ち機を使って無垢板を重ねて張ったそうです。板はネットで購入したカバ桜。清々しいホワイトの床材にはシネマベンチがよく映えますね。

面積が広すぎる壁の漆喰塗り、だんだん投げやりになったそうですが、その仕上がりもセルフリノベーションの味の一つ。後からその部分を見て、作業してたときの心境を思い出すのも、ならでは楽しみ方です。白木の床や、ダークブラウンのチェストに合わせたというモスグリーンの壁、センスとこだわりを感じますね。

先ほどの写真と同じ方向から撮影されたリビングです。あれ、モスグリーンの壁は!？窓枠を黒にする計画に合わせ、白に塗りなおしたそうです。結果、ブルーグレーのようなカラーになったとの事ですが、もともと計画されていたかのようにおしゃれですよね。

当初、畳だった部屋に、遮音性の高いアイボリーの絨毯を敷き詰めて作り上げたリビングルーム。レコードプレーヤーやレトロデザインなイケアの照明が、団地という昭和テイストに上手くはまっていますね。

先ほどのリビングルーム。絨毯から今度はフローリングに変更です。資材の運び込みを階段で行なわなくてはならない、など団地ならではのご苦労もあったとの事ですが、この仕上がりならそんな苦労も吹っ飛んじゃいますよね。

フローリングから再び絨毯へ。小さいお子様への配慮とのことですが、ライフスタイルや家族構成によって、自分で内装を柔軟にチェンジできるのが素晴らしいです。ダイニングテーブル越しのリビングもかっこいいですね。

訪れたお客様に強烈な印象を残すであろう、壁のビビットなオレンジと、これまたビビットなソファの組み合わせが個性的なリビング。時計やソファといったカラフルアイテムに合わせてペイントできるのが、セルフペイント最大のメリットですね。

同じリビングの壁、先ほどのオレンジの部分をグレーにチェンジしたお写真です。小物のカラーが際立ってこちらもステキです。これほどまでに大面積の塗装をこれだけキレイに思い切って一新できる勇気とセンスに脱帽です。

こちらはテレビのある壁側。これまた爽快なブルーを一面に大胆に塗っています。季節やイベントごとにかわる装飾もアーティスティックで印象的。ぜひ一度このリビングの中心に立ってお部屋全体を見渡してみたいです！

築40年以上の中古住宅をセルフリノベーションされているtami様のお宅です。壁一面をウィリアムモリスデザインの壁紙にチェンジしています。女性らしく優しいインテリアに仕上がっていますね。

リビングのふすまに板壁風の壁紙を貼って印象チェンジ。和室の雰囲気を壊したいなら、壁紙が一番の近道のようです。こちらの壁紙も壁紙屋本舗さんのもの。