少し小さめのお部屋でも、工夫しだいで閉鎖感のないゆったりとした雰囲気を演出することができます。この記事では、小さめのお部屋を開放的な空間に変える、広見せテクニックを特集します。ちょっとした工夫で、お部屋を快適にする方法を多数ご紹介していきます。ぜひコーディネートの参考にしてください。
デッドスペースを収納スペースにチェンジ
まとわりつく窮屈さの原因は、お部屋の広さそのものよりも、あふれかえった生活雑貨にありがち。収納場所がないからと諦めず、片付けを怠らないことが大切です。まずは、ごくわずかな隙間を収納スペースに置き換えているユーザーさんをご紹介します。ポジティブな精神と、その収納技術を教えてもらいましょう♪
洗面台下はつっぱり棒を活用
単身者用のミニマムな洗面台は、縦の空間を利用することで、収納スペースが倍増します。yuzusakuraさんは、つっぱり棒を2本活用して簡易ラックを作成。見事にデッドスペースを収納スペースに変えています。コストのかからないうれしい技ですね。
キッチン台は簡易ディアウォールで
思わず息をのんでしまうこちらのキッチン。この小さくて便利なディアウォールは、EmilyさんのDIY作品です。100円均一のつっぱり棒とワイヤーネットを、結束バンドで固定して作成したとのこと。スポンジや洗剤、フライパンや鍋のほか、まな板まで収納できてしまう収納力は見事ですね!
天井も収納スペースに
収納場所も棚も置く余裕がなかったというtomotomo325さんは、アイデアを絞り、天井に着目。このように天井を活用し、ティッシュやトイレットペーパーの軽い物を収納することにしたそうです。発想力はもちろんですが、前向きな姿勢もステキですね。
大きな窓で圧迫感を削減
お部屋の閉鎖感は、大きな窓が解決のカギ。窓の周りに気を配ることで、お部屋は広々としたイメージに変わります。では、いったいどのように窓の周りを整えればいいのでしょうか。続いては、この疑問を解決してくれるユーザーさんのお宅をご紹介します。
窓からの光を遮らないコーデ
ダイニング6畳、リビング6畳という縦長のお部屋。とても広々として見え、リビングは8畳以上ありそうに感じます。これは家具を絞ったシンプルコーデの効果だけでなく、大きな窓から部屋全体に光が行き届くようにしてある工夫のおかげです。窓からの光を遮らないと、開放感が生まれ、このようにお部屋が広く見えるのです。
バーチカルブラインドで野暮ったさを0に
スッキリとしたシンプルな窓辺。こちらは、カーテンではなく、バーチカルブラインドを採用したリビングです。お部屋から重さを抜きたい場合は、こちらのように白いバーチカルブラインドを採用するのがおすすめ。シャープさとともに軽やかな透明感を呼び込み、お部屋をシュッと引き締まった明るい空間に変えてくれます。
視覚トリックで奥行を
とろけるような優しい雰囲気のリビング。ユーザーさんは、ベランダの床とお部屋の床とを同系色でまとめています。この効果で外と中の境界がぼやけ、ベランダまでもお部屋の一部のように見えます。視覚マジックで、お部屋の奥行きがさらに深まっています。これは想像もつかない驚きの効果ですね。
ロー&スリムな家具でスペースを確保
お部屋をゆったりと見せるには、大きく圧迫感のある家具を避けることも肝心です。腰よりも低い家具で視界をクリアに。そしてスリムな家具で床や壁を見せることで、お部屋にさらなる開放感が生まれます。最後は、そんなロー&スリムな家具で、小さめのお部屋をゆったりと使用している実例をご紹介します。
低く細い家具でゆとりを演出
木の温もりが感じられる、シンプルナチュラルなお部屋。壁に沿って配置された家具は、どれもロー&スリムなもの。特にパイプ脚のローテーブルやラックは、軽やかで圧迫感をちっとも感じさせません。奥が見える仕様なので、視界がクリアになっている効果でしょう。お部屋全体がゆとりある朗らかな空間に仕上がっています。
シャープな家具で清涼感を呼び込むテク
こちらは、くつろぎ空間を求めて模様替えしたというnkさん宅。さわやかな風が吹き抜けるかのよう清涼さと、ホッとひと息付けるような安らぎが感じられますね。ロー&スリムな家具で空間にゆとりを持たせた効果が発揮されています。窓辺の白いブラインドもほどよくシャープさを加え、お部屋をよりさわやかにしています。
見晴らしの良さがポイント
ふわふわとした柔らかなこちらのリビングでも、ロー&スリムな家具が活躍。視界を遮る大型家具がないので、キッチンからリビングが一望できます。閉鎖感がなく、のびのびと寛げそうなところが魅力的ですね。キッチンにいながら、家族と充分にコミュニケーションを取れるところもまたうれしいポイントです。
スリムな脚付きソファが決め手
すがすがしくさわやかな、こちらのユーザーさんのお部屋。このお部屋にある、朗らかながらもシュッとした雰囲気は、ソファがもたらしたものでしょう。ソファの細い脚のおかげで、すっきり感がアップ。さらにソファ下の床が見えることで、風通しが良くなり、お部屋が広く感じられるようになっています。
以上、小さなお部屋を広く見せるためのテクニック特集でした。参考になるアイデアには出会えたでしょうか?もしお部屋に窮屈さを感じているのであれば、ぜひ今回ご紹介したアイデアを参考に、お部屋を作り変えてみてください。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「狭いスペースを生かしたい 狭いリビング」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!