RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、物が少なくスッキリと整ったシンプルナチュラルインテリアにお住いのhiromimiさんに収納のコツをお伺いしました。ライフオーガナイザー目線の収納の工夫に注目です。
今回教えてくれたユーザーさん♪
はやさかひろみ/マスターライフオーガナイザー。家事が苦手で面倒くさがり。片づけを学び実践したら、「ものが片づくだけでなく、心がラクになった」を自らが経験。 「家事や育児が忙しい女性に、少しでもラクになってもらいたい」と、『ずぼラクお片づけ』と称した、ずぼらな人でも暮らしと心がラクになる片づけサポートや講演等を行っている。小学生男子2人の母。
「散らかっても元に戻しやすい」を基本に。
物が少なく、広々としたリビングが印象的なhiromimiさんのお宅。収納の様子を拝見すると、物の種類別にケースを使い分けながら、スッキリかつ余裕ある収納をされています。収納のプロhiromimiさんは、収納づくりにおいて何をこだわり、気を付けているのでしょうか。
「『散らからない』ことよりも『散らかっても元に戻しやすい』ラクちんを優先する収納づくりをしています。 今使うものとそうでないものをしっかり分けて、今使うものを使いやすくしておくようにし、日用品でも出しておきたいものは好みに合ったシンプルなものを選ぶようにしています。」
なるほど、片づけるのが苦にならない「元に戻しやすいラクちん収納」を実践されているのですね。散らかっても、元に戻すのがラクであれば、簡単にきれいなお部屋にリセットできますよね。片づけが苦手な方や子どもにとってもラクラクうれしい収納です!そんなラクちん収納を実践されているhiromimiさんが今回教えて下さる収納のコツは「使う・戻すをラクちんにする収納のコツ」です。面倒くさいあの手間をカットし、スムーズな出し入れに焦点を当てた収納の工夫、早速見ていきましょう!
使う・戻すをラクちんにする3つの収納の工夫
その1 パッケージのフタは取っておく
「例えば、薬の箱やビニール袋の箱などは、開けたフタの部分が付いたままだと出し入れの際に引っかかったりして小さなストレスに。そうならないために、あらかじめフタを取ってしまうようにしています。」
その2 子どもの服は「今」着るものだけにする
「子どもがせっかく自分で服を選んでも、気温に合わなかったり、ちょっとくたびれていて着てほしくないものだったり…。それで選び直したり、親が決めてしまうと子どもが自分でやらなくなることもあります。できるだけ自分で服を選んだり出し入れして欲しいので、子どもの服の引き出しには「今」着るものだけを厳選して入れます。どれを選んでも大丈夫で、出し入れしやすいように詰め込みすぎないようにしています。」
その3 使用頻度に合った収納グッズを使う
「子どもの教科書を置く場所でも、毎日時間割を合わせるのに使う教科書類は前面がオープンなファイルボックス、まだ使わない下巻の教科書や予備のノートは前面が開いていないファイルボックスと、使用頻度に合わせたものを選んでいます。前面が開いていないファイルボックスは、取り出すのに持ち上げなければならずちょっとだけ面倒なので、わざわざそこから出すことはしません。出し入れしにくさを逆手に取って使い分けしています。」
オススメの収納アイテム
ざっくり収納やここは〇〇置き場と場所を区切りたいときなどに大活躍。ランドセル置きやシーツ類の収納、バッグの収納など様々な場所に使っています。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
「収納本や誰かの収納が正解ではなく、自分や家族がやりやすい方法が正解だと思います。完璧に整えようとするよりも、整えておくところとそうでもないところがあるくらいがちょうどいいかもしれませんよ。」
快適収納への近道は、よく使うものを使いやすくしておくこと
とてもシンプルで実践しやすい収納のコツを教えて下さったhiromimiさん。フタをとったり、使うものだけを入れておいたりと、物を使う際の無駄を徹底的に省いて「使うものを使いやすい」状態にしておくことが大切なのですね。そうすることで、物の出し入れはスムーズになり、きれいなお部屋をキープしていくことにつながるということです。家族がやりやすく簡単ラクちんな収納づくり、収納グッズを上手に使い分けながら、皆さんも実践してみてはいかがですか?
hiromimiさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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