本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、ロフト付きの1Rでロマンチックな世界観と大人の知性を併せ持つ、魅力的な北欧プチアンティークなホワイトインテリアを楽しまれているearlさんのお部屋をご紹介します。感性豊かに、仕事も趣味も充実させるearlさんのライフスタイル動線にも注目してみてくださいね。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
隣がお弁当屋さんと八百屋さん、お向かいが24時間スーパー、飲食店も多く大好きなお花屋さんまで近くにあります。新築だったため、入居までは2ヶ月ほど待ちました。狭いですが、緑や公園も多い場所での暮らしを自分なりに楽しんでいます。
お住まい
- お住まいの地域: 福岡県
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 23m2
- 家賃: ヒミツ
- この家に住む人: 1人暮らし
- ご職業: 看護師
- 趣味: インテリア、スマホアプリ作成、ハンドメイド、洋服づくり、ドールハウス作家
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「一番大きな理由は、広いロフトがあったことです。部屋が狭くて、ベッドを置きたくないので重宝しています。夜勤で遅くなることがあるため、足音で迷惑がかからないようにと1階を選びました。」
お部屋のこだわりを教えてください
「ホワイトインテリアと機能的であることに重点をおきました。パソコンなどの電気製品が多めですが、オーガニック生地のインテリア・リネンを使ったり、植物を置いたりすることで、調和がとれるよう心がけています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「仕事以外はソファでくつろいでいます。音楽はAIスピーカーに『音楽を再生して』と話し掛けると再生。映画はインターネット経由で、どのディスプレイやスクリーンでも視聴できます。ソファはベッドになるので、天竺カーテンを閉めて仮眠することもあります。」
狭さを活かす。白と緑の北欧プチアンティーク×機能美&動線美空間【ここがポイント!僕&私の工夫】
①映像・音楽・情報にアクセスしやすい環境
「どの位置からもテレビが見れるように家具を配置しています。AIスピーカを使用し、喋りかけるだけで音楽や天気、スケジュール管理などができます。」
②柔軟に必要に応えてくれる、機能的なデスクスペース
「デスクスペース。ここで仕事をしたり、電子書籍を読んだりします。チェアはリクライニングとオットマンがついていて、大きくフラットになるので、疲れたら仮眠できます。机下はたっぷり収納ができます。昇降テーブルの高さを調節して、用途に合ったL字にします。」
③ゆったりと映画を楽しめる、ロフトミニシアター
「本気で映画を視聴したい時は、ロフトのミニシアターを利用します。ちょうど16:9の白壁があるので、100インチの大きなスクリーンで視聴できるのもお気に入りです。座椅子はセミダブルより少し大きく、足を延ばしてゆっくりできますし、来客時はベッドにもなってくれます。」
④贅沢に趣味を堪能できる就寝スペース
「部屋が狭くてベッドを置きたくなかったので、就寝スペースはロフトを使用しています。ここにAIスピーカを配置することで、就寝時には小さい音でも音楽を楽しめますし、タブレットを置くことで映画だって見られるんですよ。」
⑤1階だから、ガーデンアレンジも有意義に楽しめる
「部屋が1階なので、バルコニーに植物が置きやすいです。突っ張り棒を5本掛けてハンキングしたり、クリスマス時期にはイルニネーションをしたりしていました。自家製ハーブを、料理や紅茶に入れて使っています。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
アームがなく、背もたれを外せばベッドになるタイプです。リクライニング式より背面のデッドスペースがなく、機能的なところが気に入っています。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「CADで書いた理想の家の図面、3Dプリンターを使用した家具、オリジナルのトリックアート、作曲した譜面のオルゴール、今持っている自分のスキルをひとつ「ドールハウス」として表現し、飾ることに取り掛かりました。」
お話をお伺いして
earlさんの暮らす1Rは、23m2(実質約6畳)ですが、お部屋を拝見しているともっともっと広い印象を受けます。それは、大きめのロフトを上手く活用し、LDK・書斎・寝室という空間の割り振りをバランスよくされているから。さらに、ベッドになるソファや昇降デスクといった一人二役な家具、透け感やドレープなどで奥行きを感じられる素材のリネンを選ぶことで、より少なくより快適を実現されていました。また、空間をより開放的に見せる「白」のコーディネートが、清潔感と女性らしい柔らかな世界観を生み出すといった相乗効果を発揮し、室内に生活動線とearlさんならではのストーリーを共存させているのも印象的です。窓辺や階段、天井、バルコニー、白い空間のアクセントにはおとぎ話の中で主人公が迷い込む森のようなグリーンのアクセントが効いるのも素敵ですね。
earlさんは、看護師のお仕事をされています。お仕事以外にも、ハンドメイドやスマホアプリの作成、映画鑑賞に音楽鑑賞……その趣味の広さからは、才能豊かな一面がうかがい知れます。だから、earlさんのつくる空間は見ているだけで、想像力や感性を刺激してくれるのかもしれません。テレビにスマホにタブレット、ホームシアター、AIスピーカー、そんな最先端のライフスタイルと、どこか懐かしいロマンティックさのある北欧アンティークなスタイリング、今を生きることを存分に楽しむ女性らしいお部屋づくり、ぜひ参考にしてみてください。
earlさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!