「散らからない暮らしを支える、合理的で気持ちのいい収納づくり」 by tmsukeさん

「散らからない暮らしを支える、合理的で気持ちのいい収納づくり」 by tmsukeさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回お話をお伺いするのは、魅せるに無駄のないハンサムなインテリアづくりをされているtmsukeさんです。そのこだわりや工夫には、整った環境だけでなく、暮らしやすさのヒントもたくさん詰まっていました♪

今回教えてくれたユーザーさん♪

夫と中学生の息子との3人暮らし。2018年に注文住宅を建てました。DIYと片付けが得意な夫のおかげで、散らかることなく日々快適に過ごしています。息子も片付け上手になりました。

隠すが基本!でも臨機応変に見せるも採用

tmsukeさんのつくるインテリアには、なんとも心地良く落ち着く統一感があります。内装と家具・雑貨の質感のリンク、メリハリを利かせるアクセント、研ぎ澄まされた絶妙なバランスで醸し出す美が、静かに場を制しているのが素敵です。収納面でも、雑多や生活感を見せないスタイルが行き届いているようですが、どんなことを意識しながら整理整頓をされているのでしょうか?まずは、収納や環境づくりの考え方から教えていただきました。

tmsukeさん

「長時間過ごすリビングが散らかっているとイライラするので、リビングには極力物を置かない・持ち込まないようにしています。また、できるだけ隠す収納にしています。でも、デイリークローゼットや土間収納は、片付けの手間が少なく済む、見せる収納に。その分、見せても良いと思えるデザインの物を購入するようにしています。」

なるほど、隠すと見せるを合理的に組み合わせているんですね。確かに、全てをひとつのスタイルにそろえてしまうと、不便や歪みが生じがちです。その場や目的にあった方法やルールを臨機応変に選ぶのが、気持ちのいい暮らしへの近道になりそう。

ここからは、tmsukeさんの収納の内側に迫っていきましょう。隠すと見せるの切り替え方や、それぞれのスタイルで意識しているポイント、そして、すっきりもラクも好きも上手によくばるメソッドまでたっぷり紐解いていきます。

すっきりもラクも、好きも大切にする収納のコツ3つ

その1 採用した収納や家具を最大限生かす

tmsukeさん

「我が家のリビング収納はTVボードとチェストのみ。扉がついているのでスッキリ見えます。中はIKEAや無印良品のケースを組み合わせて、隙間ができないように収納してます。

またパントリーもありません。階段下収納をパントリー代わりにしています。間口が80cm奥行き175cmと、かなり使いにくいサイズ感なのですが、夫がDIYで可動棚をつけてくれたおかげでだいぶ良くなりました。棚板の幅は16cmとコンパクトでも、意外とそれがトイレットペーパーにシンデレラフィット!思った以上に物がのります。棚板の出っ張りが少なく、奥までの行き来をしやすいのも便利なところです。」

その2 クローゼットは一箇所&洗濯物はたたまない

tmsukeさん

「衣類の片付けに時間を掛けないようにしたいと思いました。服を仕分けして各部屋に運ぶのはだいぶ煩わしい動作です。そこで我が家は、各部屋にクローゼットを置かず、1階のデイリークローゼットに家族の衣類は全てまとめることに。さらに、基本は掛ける収納にして、洗濯後のたたむ作業も省いています。(下着とボトムスは軽くたたんで引き出しにしまっています。)ハンガーを白で統一させて見た目もすっきり。デイリークローゼットは浴室のすぐ隣にあるので、お風呂前後の準備や着替えもスムーズ。洗面脱衣所に余計な収納をつくらずに済みました。」

その3 趣味やこだわりを見せる部分もつくる

tmsukeさん

「趣味の釣り道具は土間収納にカッコよく飾って見せるスタイルです。その他にDIYや園芸用品など、雑多な感じに見える物は、ニトリの木製ケースに入れて隠しています。見せることを意識したスペースなので、ここに置くものを購入するときは見た目も意識します。デザインも色合いも気に入っている灯油タンクは、そのひとつです。」

オススメの収納アイテム

ITEMIKEAのノールドリ
PRICE34,900円(税込)

異なるサイズを左右・上下に組み合わせて使えるので、我が家のクローゼットのサイズにもピッタリ合いました。私は衣類も多いので3段、男性陣は2段と使い分けてます。また、シンプルなデザインで木製でしっかりした造りというのも気に入っています。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

tmsukeさん

「『見せられる物は見せる収納』、『見せたくない物は引き出しや扉付きの収納に入れる』『カラフルな物は見せない、色や形が統一できている(モノトーンとか)物は見せる』とするといいかなと思います。

あと部屋の中に色が多すぎるとごちゃごちゃして見えるので、基本の白、ウッド、植物のグリーンに加えるのは3色程度がおすすめです。我が家はTVが黒いので、合わせて照明や時計も黒を選び、差し色はネイビーと赤にしました。家具はフローリングの色にそろえると落ち着いた雰囲気にまとまると思います。収納関係はサイズを測ってシンデレラフィットするものを選ぶといいと思います。」

合理的だから、あれもこれも満ち足りる

tmsukeさんの収納は、『少しでも日々の手間を減らしたい』『好きを取り入れたい』そして『すっきり爽快でいたい』そんな暮らしの環境にあったらうれしい要素を生み出し支えていました。それも、無駄なく。まさにそれは、合理的という言葉の意味と一致します。そんな目的や使い勝手に臨機応変で、心を満たす眺めをシンプルにつくり出せるのは、家族や自分を良く知り、いつも丁寧に暮らしと向き合っているからではないでしょうか。

tmsukeさんのアイデアやアドバイスは、言葉以上に多くを教えてくれます。『暮らすと散らかるは結局イコール』なんて諦めかけている方もぜひ、住まいづくりや見直しの参考にしてみてください。収納の在り方しだいで、全部が良くなることもあるかもしれません。


tmsukeさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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