--- \2017.07.23(SUN)まで/ “暮らしに寄り添う器”展 –日本の影響を受けたものづくり– --- グリーンの釉薬が美しい、鳥取の民藝「牛ノ戸焼」も、デンマークのK.H.Wurtzと共に、この期間だけの特別販売を行なっています。 --- 一見関わりのないように感じる二つの陶器ですが、実は「バーナード・リーチ」というキーワードでつながります。バーナード・リーチは日本の民藝運動にも深く関わったイギリス人陶芸家。父アーゲ・ワーツはバーナード・リーチの工房で学んだ経歴を持ち、牛ノ戸焼も同氏の指導を受けています。グリニッチの本店を構える鳥取県と、親しみのあるデンマークがこのようなかたちでつながっていたことに喜ばしい思いです。 --- 【牛ノ戸焼】 天保年間に鳥取市河原町で開窯された「牛ノ戸焼」は、古くから日用雑器を焼いてきましたが、昭和初期(4代目の時代)に一時衰退の危機を迎えました。その際、民藝運動の中心となった柳宗悦、鳥取県出身で医者の吉田璋也、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(Bernard Leach)らが指導にあたり、窯を絶やすことなく現在も継承されています。新作民藝の象徴ともいわれ、絶妙な色の染め分けが特徴ですが、芸術性より実用性に重きを置いたものづくりは今も健在です。 --- #暮らしに寄り添う器展
--- \2017.07.23(SUN)まで/ “暮らしに寄り添う器”展 –日本の影響を受けたものづくり– --- グリーンの釉薬が美しい、鳥取の民藝「牛ノ戸焼」も、デンマークのK.H.Wurtzと共に、この期間だけの特別販売を行なっています。 --- 一見関わりのないように感じる二つの陶器ですが、実は「バーナード・リーチ」というキーワードでつながります。バーナード・リーチは日本の民藝運動にも深く関わったイギリス人陶芸家。父アーゲ・ワーツはバーナード・リーチの工房で学んだ経歴を持ち、牛ノ戸焼も同氏の指導を受けています。グリニッチの本店を構える鳥取県と、親しみのあるデンマークがこのようなかたちでつながっていたことに喜ばしい思いです。 --- 【牛ノ戸焼】 天保年間に鳥取市河原町で開窯された「牛ノ戸焼」は、古くから日用雑器を焼いてきましたが、昭和初期(4代目の時代)に一時衰退の危機を迎えました。その際、民藝運動の中心となった柳宗悦、鳥取県出身で医者の吉田璋也、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(Bernard Leach)らが指導にあたり、窯を絶やすことなく現在も継承されています。新作民藝の象徴ともいわれ、絶妙な色の染め分けが特徴ですが、芸術性より実用性に重きを置いたものづくりは今も健在です。 --- #暮らしに寄り添う器展