リフォームのきっかけ、要望

住み替えを検討している中で、気に入る物件がどうしても見つからなくて、せっかくだったら自分たちが好きなようにできる方がいいねとリノベーションを決意。間取りがアメリカのコンドミニアムっぽい、外観も好みの物件に出会いました。玄関が暗くて狭いので明るくしたいという要望のほか、チェスカチェアの似合う部屋にしたい、無垢のフローリングやモールテックスを使って素材にこだわりたいというご要望がありました。

行った提案内容

壁構造で間取りを大幅に動かすことができないため、玄関の狭さを解決するためには、割り切りが必要でした。また無垢のフローリングを使いたい、塗装の壁にしたい、巾木を無くしたい、などデメリットやリスクも発生する要望がある中、どこまでお施主様が許容でき、割り切れるのかを、いろいろな可能性をしっかり伝えた上で、施工する体制や費用もあらかじめ整え、お互い納得がいく形で進めることを心がけました。洗面台を玄関ホールに出すことで、玄関ホールを広くとることができ、鏡付きの玄関収納にすることで明るく広く感じる効果も出しました。必要のないものはそぎ落とし、素材の良さが際立つ空間にしました。

はじめの打ち合わせで、自分たちの持っていたイメージを伝えたときに、すごくわかってくださっていると感じました。間取りはもうほぼ変えられないことはわかっていたけど、洗面台を玄関に出すこの提案はさすがという感じでしたね。無垢のフローリングとモールテックスは、譲れなかったです！すごく気に入っているし、機能面でも絶妙な素材の動きで汚れが目立たないし、とにかく良かったです！壁紙や巾木がどうしてもいやで、絶対に壁はペイントがいいと伝えていました。これもこだわってよかったですね！