この家を購入した時、1階がとても暗くキッチンも狭く見えて不安もありました。間取りを変えるだけでこんなに良くなるんだって。実際に暮らしてみて生活に関わるストレスみたいなところが減った気がします。前は脱衣所と洗面所が一緒なのがストレスで、どちらかがお風呂に入っていたら洗面所が使えないといったように。今回、空間を分けてもらったことでその点も自由になりました。洗面台もふたりで立っても良い広さなので、持ち出して違う部屋で化粧をするというような手間がなくなって、ノンストレスですね。こういう生活の不満を解消するのも、大切ですよね。
担当者コメント
リフォームのきっかけ、要望
賃貸からの住み替えがきっかけで新築も検討したが価格に対して「こうしたい」という自分たちの希望が反映された家ではないことや、間取りに納得がいかず中古物件を購入して自分たちの好きなようにリノベーションをすることを決意。リビングが暗く狭いこと、キッチンが独立しているため使い勝手を良くしたいと気にされていました。ふたりで作業できるキッチンにしたい、洗面での身支度が重なってもストレスなく使いたいというご要望をいただきました。
行った提案内容
リビングと区切られた6畳和室から彩光が取れるため、キッチンを移設してひと繋ぎの明るいLDK空間へ。キッチンの通路幅は90センチ以上確保し、ふたりですれ違ってもストレスのない設計に。裏側にはパントリーを設け、雑多なものを隠して収納できます。対面キッチンやダイニングからも見えるように壁掛テレビを計画。脱衣室にあった洗面を移設しランドリースペースに。LDK横に広々とした造作洗面カウンターとクローク収納を配置し、朝の身支度が重なってもそれぞれのペースで支度ができます。インテリアは賃貸から新居で使い続ける家具や飾りたいもの、好きなインテリアの雰囲気などをたくさん共有しコーディネートしていきました。