リフォームのきっかけ、要望

西日本豪雨から約1年。 建築当初はご主人が設計された、思い入れのある家でした。 またご夫婦と打合せをしていく中で「息子の代も住み継いで欲しい」と願いを込めて、 毎日欠かさずお掃除をされていたそうです。 今回のリフォームを機に家事動線を見直し、以前よりもお家のお手入れがしやすく、これからのご夫婦の暮らしに寄り添った提案をしました。 ご主人の設計した間取りは残しつつ、息子さんからもご意見を頂き、 内装はご家族好みのシックで落ち着いたトーンに一新！ 今後もご家族の時間を楽しく過ごして頂けるよう、永く愛される空間を目指しました。

行った提案内容

①以前はカウンター式だったキッチン。 毎日お料理をされる奥様がキッチンまでの移動距離が長いことに悩まれていました。 →対面キッチンではなく、敢えて壁付けのキッチンにすることで、 奥様の家事動線が短くなり、お料理をされる時の負担が軽減する工夫をしました。 ②以前はアコーディオン式の間仕切りで簡易的に空間を仕切っていましたが、 「プライベート(ダイニングキッチン)と来客用の空間(リビング)を必要に応じて きちんと分けて使えるようにしたい」とご要望を頂きました。 →２枚片引戸にすることで、来客がない時は全開にすることで、 ダイニングキッチンとリビング間を広々と過ごして頂ける空間へ。 来客がある時は空間を分けて使用することもできるよう工夫をしました。

内装の色づかいについて、思った通りの仕上がりになって大変満足です。 特に天井の色に合うダウンライトのフチの色まで考えられていてとても感心した！長年使っていた扉も新しい空間に馴染んでいてとても嬉しいです。 掃除もとっても楽。料理の時の動線と西日問題が解消した。以前より収納スペースも広くて作業しやすく、振り返ったらすぐに料理を出せるのも嬉しいです！