家を建てることになったきっかけ、要望

娘に障害があり将来に向けて介護し易く、家族皆で快適に過ごせる家を建てたかった。娘がどれだけ快適に過ごせるか、娘がどれだけ笑顔になれるか悩んでいらっしゃいました。 ただ介護の為だけの家ではなく、もともと興味があったインテリアや素材にもきちんとこだわりを持った家を作りたいと思っていらっしゃいました。

行った提案内容

LDKと娘さんの寝室を続き間となるよう、建具を使って可変性のある間取りとした。介護動線を広くとる分、少なくなりがちな収納量を随所に棚を設ける事でカバーした。照明は常に上を向く形となる娘さんの視線を考慮し、間接照明やまぶしくないものを採用。空間的アクセントと娘さんへの配慮とがバランスの取れた空間とづくりを目指しました。オーバーハングさせた庇を設ける事で、日中は室内に朗らかな太陽光が降り注ぎ、田畑を撫でた心地よい風が室内を通り抜ける快適な平屋となりました。

住んでいて「もっとこうしておけば良かった」と思う事が本当にないです。キッチンに立って家事をしていると思わず笑みがこぼれる事があります。 最高に住みやすい家です。担当スタッフは要望に対して親身に悩んでくれたり、いつの間にか家族にでもなったかのような気持ちになりました。スタッフのやさしさが存分に詰まった家だと思います。家づくり楽しかったなぁ。スタッフの皆様、本当にありがとうございました。幸せです。