キッチンが使い勝手よく、きちんと収納できているのはやっぱり理想ですね。それには、まずキッチンの収納スペース内のどこに何を置くかをしっかり考えてみることも大切です。そこでRoomClipのユーザーさん実例から、キッチン収納のレイアウトについてまとめてみました。
高くて手が届きにくい吊り戸棚
キッチンによくある吊り戸棚のような収納は、高いところなので手が届きにくいのが特徴ですね。せっかくの収納力を活用できるよう、ストレスなく使える配置を考えてみましょう。まずは、吊り戸棚の収納レイアウトについての実例をご紹介します。
一番高い位置には土鍋類を
棚の中が上下二段になっている、kugumaさんのキッチンの吊り戸棚。上段は土鍋や天ぷら鍋、下段には洗剤類のストックなどをそれぞれケース収納で置いています。手の届きやすい下段には、取っ手付きのストッカーを使って取りやすく工夫されていますね。
手が届く下段はストック置き場に
ダイソーのファイルボックスで整理している、ttmcyさんの吊り戸棚です。ギリギリ手が届く下段には粉末調味料のストックやシンク周り用品を、届かない上段にはめったに使わない調理器具や加工食品を置いていらっしゃいますよ。ラベリングもしっかりしてあるので、場所がわかりやすそうです。
左と右の棚でテーマを分けて
ニトリのバスケットで整理したという、kanacapriccioさんの吊り戸棚。左の棚にはお弁当用品や行楽用品、右の棚には、季節食器やお客様用食器などを大まかに分けて入れているそうです。それぞれ収納するテーマを決めてあると、使いやすくて便利になりますね。
ふだん使う物は下段の方へ
212610さんのキッチン背面にある、カップボードの吊り戸棚収納です。大きな棚の中はふだん使う物は下段の方、使う回数の少ない物は上段の方へ置いているとのこと。収納している物はそれぞれを種類ごとにケースに分け、ラベリングして整理してあるそうですよ。
扉タイプ収納をムダなく活用
シンク下などによくある扉タイプの収納は、ムダなく使うのがなかなか難しいものです。ラックやつっぱり棚を使うなどで、効率よく収納できるレイアウトにしてみましょう。続いて、扉タイプの収納のレイアウトについての実例をご紹介します。
よく使う物を取り出しやすく
1Rのお部屋の、mm.musicaさんのシンク下収納です。よく使うものは取り出しやすく置いて、家事ストレスを減らせるようにされているそう。シンク下ラックや収納ケースなどを活用して、収納量をアップできるような工夫もポイントですね。
大きめの物を上段に
myuuさんのお部屋は1K。キッチンのコンロ下収納がこちら。つっぱり棚で作った上段にはフライパンなどの大きめの物を置き、下段にはキャンドゥの収納ボックスに食器を入れて置いています。一人暮らしの食器を、すべてここで収納することができているそうです。
乾物類を取り出しやすく
woodstockさんのご自宅にあるキッチン背面収納の下段スペース。ふりかけや、乾麺、乾物などを取っ手で取りやすくなるよう「吊り戸棚ストッカー」に入れて置いているそうです。一番下の段には、お餅やレトルトなどの重い物を収納してあります。
引き出し収納をさらに便利に
引き出せるタイプのキッチン収納は、中の物を取り出しやすくて便利なものですね。自分の暮らしに合わせた配置の工夫が、さらに使い勝手のいい収納作りに役に立ってくれますよ。次に、引き出し収納のレイアウトについての実例をご紹介します。
スムーズに取り出しやすく
「スムーズに取り出しやすく」を心がけているという、Tomo...NSR...のさんのシンク下収納です。引き出しの左側にはまな板やバット、真ん中にはボールやザル、右側にはキッチン掃除道具を置いているそうです。ふだんよく使う物が、縦収納で便利に整理されていますね。
使いたい物がすぐ見つけられる
ぱっと見て分かりやすい収納作りをされている、NrHyさんのシンク下の引き出し収納です。中にはジッパーバッグや水切りネット、掃除用スプレーとふきんのストックを置いてあるそう。使いたい物をすぐに取り出せて、引き出しのメリットを活かせている収納ですね。
必要なときにさっと取れるように
スライド式で二段になっている、pooさんのシンク下収納。スライドの上段にはキッチンペーパーや水切りネットなど、使いたい物をさっと取れるように置いてあるスペース。ゆとりのある収納で、一つ一つの物も取り出しやすそうですね。
ユーザーさんたちは家事をしやすくなるよう、キッチン収納のレイアウトに工夫をされていましたね。それぞれよく使う物など、暮らしに合わせて考えられているのが印象的でした。ぜひ、みなさんのおうち作りの参考にしてください。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「キッチン 収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!