商品名 SEN：せん ブランドメーカー 照明作家 谷俊幸 品番/型番 MD-SEN 使用電球 E17/25W クリア球 サイズ W250×D255×H460(mm) 素材 竹 スイッチ コンセントコード中間スイッチ コード長：約1850mm 参考設置場所 卓上/棚上/床上/ダイニング/リビング/寝室/個室/階段/廊下/ホール/オフィス/店舗/エントランス/受付/etc. 参考使用空間 モダン/和モダン/デザイナーズ/スタイリッシュ/北欧モダン/アジアン/ホテルライク/ラウンジ/カフェ/シンボリック/モノトーン/ナチュラル/etc. コメント この【SEN：千】は伝統工芸"駿河竹千筋細工"の技法を用いた作品。 駿河竹千筋細工とは、日本の伝統工芸で、竹から削り出した竹ひごを加工したり編み込んだりして日用品や農具や道具などの工芸品や竹とんぼや水鉄砲などの玩具を作る竹細工の一つで、静岡県に根ざした他の竹細工とは異なり丸く削り出した竹ひごを用いて、柔らかな表情が特徴の竹細工である。一本の竹から丸くて細い竹ひごが削り出される作業工程だけでなく、ひとつの作品を組み上げるためのその他の部材の形成作業にも、先人の知恵が多く活かされ、長い時間と正確で熟練の技術によって完成する。 このSENは、昔の日本の行灯のイメージで部屋のメインの明かりではなくイメージ作りの間接照明として制作された。 しかしこんな贅沢な間接照明はこれまでに見た事がない。この作品の姿を見るたびに言葉を失う。幾重にも重なる繊細に組み上げられた竹ひご。竹細工ならではの風合いや色や艶。点灯時にはため息が溢れる程の表情を見せる。幾重にも重なる竹ひごによって生み出される繊細な影と、竹ひごの隙間を抜けて広がる光によって描かれる、無数の影と光のラインが空間を全く異次元のものに変えてしまう。またもうひとつ着目すべき点があり、それはスタンドベースには敢えて艶を消した黒塗装を施し、艶による同作品にとって不要な部分での光の反射を抑えていることである。 この和モダン溢れる作品は、多くの高級旅館、和モダンなデザイナーズ旅館、高級料亭などだけでなく、映画やドラマなどにおいてもクオリティの高い空間を演出するために導入されることが多く、今となってはテレビやPCなどの画面上だけでなく、実際に目にした方も多いのではないでしょうか。当店においても「●●で見てどうしても欲しくなった」ということで購入されるお客様も多数いらっしゃる程です。 しかし、これだけ様々な照明器具があり、ほとんど全ての"商品"は、時とともに値を下げてしまうものでもあるのにも関わらず、なぜ同氏の作品はその価値を維持し（=価値を高め）ているのでしょうか。やはりそれは"遊火"、「影の存在を知ることで光の存在を知る」という確固たるデザインコンセプトと、それを形作る伝統工芸を含めた確かな技術に裏付けされ、そこに同氏の揺るぎない意志と誇りが存在していて、それが価値を下げる要因となる類似品の存在を許さないことに繋がっているからではないかと思われる。 同氏の作品は、1950年前後に流行したミッドセンチュリーテイストや北欧モダンを感じさせる洗練された和モダンデザインを描き、それを他では見られない繊細で巧みな技で形成するものであり、それは私達日本人にとって親しみやすくも、心底では感銘すら受けざるを得ない作品のすべてが、本当に完成された光と影の演出が魅力の逸品である。 どこにでもというのではなく、是非あなたの特別な空間にこそ相応しい同氏の作品を、実際に目で見て手に触れて体感して頂きたい。 備考注意事項 ※ベースに付着するほこりは柔らかな刷毛で払い、水の中等で洗わないで下さい。 ※風通しの良い乾燥した場所で使って頂ければ、竹特有のわびさびの風格ある色合いになります。 ・付属電球にはE17/25Wのクリア白熱球を採用しています。 ・作品のコンセプト上、省エネではあるものの電球型蛍光灯やLED電球は推奨していません。 ・25w以上の電球を使用する際、中の筒状パーツを外して下さい。 関連商品その他 ■ブランド：照明作家 谷俊幸 作品一覧 ■おすすめのアイテム：HOKORE ■人気キーワード検索 和モダン/デザイナーズ/北欧風/モダン/ハイクラスSEN：千 絶え間なく愛され続ける不変の価値を持つ類い稀な作品。 照明作家 谷俊幸（Toshiyuki Tani） 自らデザインし、自ら制作する。国内唯一の「照明作家」 照明作家 谷俊幸 日本が誇る唯一の照明作家の作品の数々に魅せられる。