時計「MIKI」に使われているケヤキ材の枠を石川県輪島市の伝統工芸である輪島塗と透漆(すきうるし)で仕上げた時計です。
輪島塗は何層にも渡って塗りと研ぎを重ねることで丈夫な塗膜と非常に滑らかな表面の仕上がりとなっており、透漆は透明な漆の表面の奥に個性的なケヤキの木目が引き立って見える美しい仕上がりとなっています。
素材であるケヤキの木の成長にかかる刻(とき)、そして漆塗りの工程にかけられる職人の手間を存分に感じることができる時計です。
艶がある漆塗りの雰囲気に合わせて時計の針も艶ありの塗装を施し、文字盤の数字と指標も印刷面が盛り上がる特殊な印刷加工をしています。