木のぬくもりとナチュラルアンティークインテリア〜lovelyzakkaさん②

木のぬくもりとナチュラルアンティークインテリア〜lovelyzakkaさん②

前回に引き続きlovelyzakkaさんのインタビュー第2回をお送りします。 今回はlovelyzakkaさんが子供の頃にどんな部屋に住んでいたのか、今のナチュラルアンティークインテリアのルーツを探ります!

木のぬくもりとナチュラルアンティークインテリア〜lovelyzakkaさん②

インテリアの原体験は片づけ・収納上手な友達

ーインテリアにこだわりを持ち始めたのはいつごろからなんですか?

「一番最初に意識したのは中学校のころですね。友達ですごくお片づけが上手な子がいたんです。私も母もそれまで片づけができなくて家が散らかっていたので、『家ってきれいにしたらこんなにもなるんだ』って衝撃を受けたんですよ(笑)。それで、私も掃除からはじめて、家にあるもので自分の部屋を表現しようとしました。部屋が真っピンクの時期や真っ黒な時期もあったんですよ(笑)」

ーなかなか想像がつかないですね!どんな感じで部屋を作っていったんですか?

「まずは家の中にある雑貨を同じような色で揃えていきました。これはここに合いそうだなっていうのを家の中から漁ってくるんです。で、いらないものを排除して1つの色で全部集めて並べるんです。母からは『急にものがなくなる』って言われて『自分の部屋だけをやって』といわれてました。(笑)」

ーピンク色の時期があったというのも驚きです。

「そうなんです。中学のときはピンクに凝っていました。電球をスプレーペンキで塗ったりしましたよ。なんか怪しいお店みたいですけど、点灯したときの色がすごく好きで、普通の照明の色じゃない色になるんです。あと自転車もピンクに塗りました。ちょっと変な子だったかも(笑)。でも、インテリアや雑貨をあまり買えないから自分で工夫して、少しでも理想に近づけようとしてたんだと思います。ちなみに自転車は可愛いすぎたのか最後は盗られちゃいました」

ー黒くして時期はいつごろですか?

「高校3年くらいです。大人になろうと思って黒くしたんですよ。模様替えも好きで、友達に『ちょっと手伝ってくれる?』みたいな感じで弟の部屋と交換して部屋をがらっと変えたりしてました。『ちょっとお姉ちゃん、そっちの部屋に移るけんね。』って感じで(笑)。それで、モノトーンのポスターを貼ったり、ベットカバーを黒の水玉にしたりしてました。クッションも布を買ってフェルトで文字を縫いつけたりしてましたね」

ナチュラルな部屋作りのコツは、自分で工夫すること

ー昔は今とやっぱり大分違っていたんですね。今のナチュラルテイストが好きになったのはいつごろですか?

「学校を卒業して、子どもが生まれるちょっと前くらいですね。新居に引っ越してお金がないから、あまり家具や家電は買えなかったんですが、安く買った白木の箪笥があったんです。それが唯一家で大きい家具で、それに合わせようとしてナチュラルにしました。今のナチュラルってたぶんカントリー寄りの流れを組んでいると思うんです。」

「当時から雑貨屋さんにいけばそういう風なお人形さんとかも置いてあって・・・。愛媛にもそういう雑貨屋さんがあって子供のゴムとかハンドメイドの既製品ぽくないうさぎちゃんとか買うのが好きでした。」

ー客観的に見て当時のlovelyzakkaさんは、今ほどインテリアや雑貨がお好きだったと思いますか?

「すごく好きだったけど、自分の好みにはできなかったってかんじですね。ナチュラルが好きっていうのも、おしゃれな部屋を自分で工夫して安く作れるからかもしれませんね。籠や簾だったり、数百円とかで壁が隠せるの。当時住んでいた市営住宅でも土壁を隠していました。」

「リノベーションしようと思っても、今みたいにおしゃれな壁紙もなかったし、あまり知識もなかったので、自分のできる最大限の工夫が簾だったんだと思います。母が簾をよく使っていたというのもあるんですが、お金が許せて簡単でなおかつそこに飾りがつけられるというのが良かったですね」


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