【aaniさん宅・第2回】部屋がセンスアップする、インテリアTIPS 

【aaniさん宅・第2回】部屋がセンスアップする、インテリアTIPS 

aaniさん宅のお宅訪問レポート、2回目の今回はRoomClipスタッフが見つけた、インテリアTIPSをご紹介していきます。インテリアづくりのヒントがいっぱい見つかりました。

TIPS1:フローリング材をテーブルに

まず、編集部の水上が目を向けたのは、雰囲気のあるダイニングテーブルです。無垢材の天板とスチール脚がかっこいい一品。

編集部 水上:

「このテーブルもご主人の手作りなんですよね?すごいな〜。」

aaniさんご主人:

「妻の妄想を形にするのが私の仕事です(笑)。このテーブルの天板は、床に敷いたフローリング材を使ってつくってるんですよ」

編集部 水上:

「なるほど〜。フローリング材を使えば、床との相性は抜群だし、いいアイデアですね。aaniさんのご主人に、オーダーでテーブルつくって欲しいっていう人、いっぱいいそうです(笑)」。

TIPS2:収納とディスプレイを混在させる

編集部の中川が注目したのは、収納部分。

編集部 中川:

「見せる収納が多いのも、印象的です。キッチンの棚も、寝室の棚も、収納とディスプレイのバランスがすばらしいですね!」

aaniさん:

「収納、じつは苦手で。見えないところの収納がきちんとできないんです。
だから、それなら『見せちゃえ!』と思って。あちこち見せる収納にしちゃいました。キッチンは、最初は実用のものだけを収納していたのですが、最近は、一部、飾る場所もつくるようにしていて、あえて収納もディスプレイも両方混ぜてしまいました」。

編集部 中川:

「両方混ぜちゃっているところが、おしゃれに見える理由なんでしょうね」。

収納が苦手とおっしゃるaaniさんですが、ちらりと棚の中も拝見。
「ここは、ギリギリ見せられる」と笑いながら、見せてくれました。

TIPS3:ウォールデコは、あえて異素材をランダムに

壁使いがおもしろいのも、aaniさん宅の魅力です。まず、注目したいのは、リビングの一角のウォールデコレーション。

大流行中のweaving(手織りのラフなタペストリー)は自作。それを中心に鎌倉の〈ダリア〉で購入したミラー、〈PLACER-WORKSHOP〉の押し花フレーム、そして、羊毛フェルトと流木で作られたアニマルヘッド(taka55さんからのプレゼント)、ドライの植物などで壁を彩ります。 背景になっている黒とグリーンの部分も自分たちでペイントしたそうです。

飾り方のコツを教えていただくべく、飾っていく様子を再現してもらったところ……。

飾りたいものをご主人に壁にあててもらいながら、aaniさんが壁を遠くから眺めて決めるということもやってはみるそうですが、「じつは、あまり考えてないんです」とaaniさん。

フレームの中心ラインを揃えるなど、飾り方のハウツー的なものも、とくになし。フックの位置は一度決めてしまうと、簡単に動かせないものを使っているので、このウォールデコは偶然の産物なのだそう。でも、だからこそ無造作感が生まれ、かえっておしゃれな雰囲気に見えます。

そうなると「センス」ということになってしまいそうなので、コツを探し出すとしたら、飾っているものの形も素材感もあえてバラバラにしていることが、ランダムなおもしろさを生んでいるのかもしれません。

ドライの植物を留めているのは、虫ピン!
フレームを引っかけているフックはいろいろですが、小さい穴を空けるだけですむ石膏ボード用フックも愛用。
フレームが傾かないように、きちんと2個のフックを水平に付けるという大工さんならではのこだわりも見つけちゃいました。

TIPS4:アクセントウォールをつくる

テレビの後ろには、〈toolbox〉で購入した古木タイルを貼りました。鉄道の枕木など、長年使われてきた古材をリユースして生まれたもので、古い木の質感が生かされ、木を組み合わせた凹凸具合もなかなかの迫力です。

一部の壁だけに施工したので、空間のアクセントとして効果大!テレビの存在感を和らげてくれる意味合いも感じます。

こちらも、やはりaaniさんのご主人の手によるもの。木製のアニマルヘッドの存在感も際立ち、印象的。

TIPS5:マグネット塗料×黒板塗料で、ピンナップボードに

キッチンの壁には、ペイントするとマグネットが使えるようになる、マグネット塗料を塗っています。その上からさらに黒板塗料もペイントしているので、黒板としても使えます。

ピンナップボードになるだけでなく、黒色が空間を引き締め、見せる収納をしている実用アイテムを盛り立ててくれる場所になっています。

TIPS6:食器用水きりかごの代わりに、珪藻土マットを

編集部 中川:

「私が、絶対まねしたいと思ったのが、このアイデア!食器用水きりかごって、本当に好きじゃなくて。このマットを使うの、いいアイデアですね〜」。

aaniさん:

「これ珪藻土のマットなんです。じつは、バスマットとして市販されているんですが、吸水力にすぐれているから、わが家では洗った食器を置く場所に。水きりかごは、どうしても生活感が出るから、私も気に入ってるアイデアです」。

以上、今回は、aaniさんのお宅で見つけたたくさんのインテリアTipsの中から、厳選して6つをご紹介しました。
住みながらあちこちに手を入れて、自分たちらしい空間にしていくという姿勢が、インテリアをすてきにしてくれるということに気づかせてくれました。


次回以降は、
【第3回】インテリアグリーンとつきあうコツ
【第4回】日々の暮らしについて教えて! 一問一答
と続きます。

お楽しみに〜!

過去の記事は、こちら
【aaniさん宅・第1回】ミックス感ある住まいの、ワクワクのお宅訪問!

文:加藤郷子 撮影:鍵岡龍門


aaniさんはご自宅での日々の暮らしやインテリア写真を、RoomClipに投稿されています。ぜひご覧下さい!(下記リンク先よりフォローもできます。)

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