連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.021 2016年7月17日更新

部屋で、屋上で…開放感と光と風を、肌で感じて楽しむ家〜tentasobiさん〜［連載：RoomClip_新人ユーザー紹介］

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は自由度の高いこだわりの家で、使い方ひとつで「非日常」にもなる空間を日常的に楽しむtentasobiさんとそのお住まいをご紹介します。

今回ご紹介するのはこの方です！

tentasobiさん

tentasobiと申します。
ひょんな事から知り合った建築家と家を建てました。
ロサンゼルスまで家を見に行ったり、みんなで壁と天井のペンキを塗ったりしていたら完成した家です。
インテリアはまだまだ未完成。少しずつ手を加えて行きたいと思います。

ひとりで、みんなで、どう使おう。縁から生まれた家で生まれる「自由」を育む

目線で変わる光と風を感じて

コンクリート打ちっぱなしの広い土間を有するtentasobiさん邸。建築家と建てた2LDK+屋上の戸建てに、奥さまとお子さまの3人で住まわれています。

静岡の家具職人さんの作品という、アイアンと木目のコントラストが美しい下駄箱を眺めつつ、その奥に見える階段室から降り注ぐ光に誘われて、まずは中へと歩みを進めていきます。

階段を上りきると、そこには壁と天井が白で統一された、木製の見せ梁も美しい広い空間が！

2階部分はサンルーム、ダイニング、リビングがそれぞれ違った高さで存在する、スキップフロアになっています。

目線が変わることによって変化する風と光の感じ方……それは部屋や空間の使い方においても枠にとらわれない、tentasobiさんの自由な視点とリンクします。

インドアとアウトドアの境界線がにじむ場所

ここはダイニングの奥のサンルーム。その入り口に立つと、どの部屋よりも高さのある鋭角の天井が目を引きます。大きな窓に走るブラックの太いフレームはモダンな印象を与え、燦々と輝く太陽は有り余るほどの光を差し込みます。

木陰ができることを期待して置いたという大きなウンベラータを筆頭に、これからもグリーンを増やしていきたいと話すtentasobiさん。サンルームとしてだけでなく、時にはフォトスタジオとしても活用しているそう。

広い空の下に集う楽しさ、佇む心地よさ

リビングに置かれたヘリノックスのチェアの後ろに見える階段を上ると、そこにはtentasobiさんのお気に入りの場所である「屋上」が。

ウッドデッキが広がるそこは、まさに恰好のアウトドアスペース。“イエアソビ”と名づけたキャンプを家族や友人たちと楽しんだり、ひとりで珈琲やランチを味わったり…それだけでも夢のような空間です。

『「朝ヨガスタジオやビアガーデンにもする予定なんです」』…そう話すtentasobiさんの楽しく自由な企みは、これからもこの場所での暮らしとインテリアを面白くしていってくれることでしょう。