趣味のDIYを楽しみながら、家族みんなが快適に過ごせる空間づくりをされているmuccoさん。今回はそんなmuccoさんが、トイレの収納量を増やすべく作られたという「トイレタンク隠し」をご紹介します。最初からそう設計されていたかのような、本格的な仕上がりに注目!しかも、取り外し可能なので賃貸住宅にも対応できるんです。
教えてくれた人
子供が生まれたのをきっかけに家で出来る趣味が欲しくてDIYを始めました。 今では、私が物作りを始めると2歳の娘が「何作るの?」「私も手伝う♪」と一緒になってDIYを楽しんでいます。 日々の暮らしが家族にとって快適に暮らせるような部屋作りを心掛けてます。
早速作ってみましょう♪
用意するもの
- 〈トイレタンク隠し用〉
・土台用の端材や角材(長さ83cm×8、長さ71cm×2、長さ18.5cm×5)
・壁紙を貼ったベニヤ板(縦83cm×横77cm)
・天板になる板(縦29cm×横77cm)
・ボンド
・(木工用パテ) - 〈収納用〉
・前面の板(縦68cm×横16cm)
・背面の板(縦65cm×横14cm)
・seriaのウッドボックス×2
・キャスター×4
・取手 - 〈使用道具〉
・ジグソー
・タッカー
・インパクトドライバー
STEP1
まずは、ジグソーで天板となる板を、タンクの蓋の形に切り抜きます。(タンクの蓋、縦22cm×横33cm)
切り抜きの際は、タンクの左右、後ろの隙間を測ってから、蓋を天板の上に置き、周りをなぞってガイドを作ってください。
私は、水洗レバーが見えやすいよう、レバー部分も切り抜いています。(縦14.5cm×横12cm)
STEP2
次に、ベニヤ板をはめ込む便器のサイズを測ります。便器にはまるようベニヤ板をコの字型に切り抜きます。(コの字部分、縦39cm×横33.5cm)
収納部分や水洗レバー部分も同様に、サイズを測り切り抜きます。(収納部分、縦66.5cm×横14cm、水洗レバー部分、縦14.5cm×横12cm)
STEP3
収納を作成します。
2枚の板の左寄りにSeriaのウッドボックス(上段用)、ウッドボックスにキャスターをつけたもの(下段用)を挟み固定します。
長い方の板に取手を付けて、前面に引き出せるように作ってください。
STEP4
天板を支える土台を作ります。
トイレタンクのサイズと、壁との間隔を測ります。それぞれのサイズ通りに、端材と角材を組み合わせてボンドとタッカーで固定していきます。
※右側の水洗レバー部分は、土台に板を這わせてから上にL字の板を固定してます
STEP5
土台の前面にSTEP2のベニヤ板、土台の上にSTEP1の天板をはめ込みます。
STEP6
最後に、キャスター付き収納ボックスをはめ込んだら完成です。
生活感をOFFしながら、機能性もUP!
消耗品、掃除用具など、トイレという限られた空間には多くのものが溢れがちです。しかも、トイレタンクの微妙な隙間は、デッドスペースになってしまいがち。muccoさんのトイレタンク隠しは、こうしたトイレのネックを上手に解消してくれるアイディアです。
トイレタンクという、大きな生活感をスッキリOFFしてくれるだけでなく、掃除用具や消耗品も丸ごと隠せるのが嬉しいですね。muccoさん流のトイレプチリノベで、トイレをもっと快適な空間にしてみませんか?
ワンポイントアドバイス
- 天板の切り抜きは多少大きく切り過ぎてもパテを使えば隙間を埋めることができますので調整して下さい。
- 土台を壁ぴったりの寸法で作ってしまうと、トイレの作りによっては入れる際に苦労するので、幅は実寸法より、少し短めに作ることをお勧めします。
muccoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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