食卓を華やかに、それでいて温かく演出してくれる北欧の食器は、とても人気がありますが、少し敷居が高いと感じる方も多いかもしれません。そんなとき、まず身近な無印良品やニトリで食器を選んでみませんか?写真で北欧食器の特徴をご紹介しながら、北欧風の食卓に似合う食器を選ぶポイントをお伝えします。
北欧風の食卓とは?
ではまず、北欧風の食卓にするには、どのようなことを意識すればいいのでしょうか?ポイントはいくつかありますが、ここでは大まかに説明し、細かい内容については後ろで載せていきます。
ナチュラル感を大事に
北欧風の食卓と言えば、やはりナチュラル感は外せません。食卓で使う色、柄はそれぞれ多くても2つまでにして、他をシンプルにまとめるとナチュラルな雰囲気を出すことができます。このお写真でも、シンプルなカラ―と柄が食事を引き立てて、とても美味しそうですね!
可愛いよりも上品に
北欧の食器は、上品な印象を受けるものが多いです。その理由としては、華やかな柄であっても色味を抑え、モダンな雰囲気になっていること、それから、スタンダードなフォルムであるということが挙げられます。添えたお花とあいまって、saaaaaaayanさんの食卓はとても上品ですね。
食器のトーンと素材をそろえる
北欧風の食卓は、パンやスープを始めとした食事だからこそ、北欧風に見えるのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、和食でも食器の使い方しだいで北欧風になる、というのがよく分かるのが、こちらのお写真です。似たトーンの食器でまとめ、素材も陶器とガラスの二つに絞っているのがポイントです。
カラーはネイビー・ブルー・ブラウンがおすすめ
では詳しく見ていきましょう。北欧食器には、もちろんさまざまなカラーがありますが、中でもネイビー・明るいブルー・ブラウンは、よく用いられる色で、和食にもよく合うことから日本では特に人気があります。各カラーの北欧食器の代表と、それに代わる無印良品とニトリのおすすめ食器をご紹介します。
ネイビーの食器
ロールストランドのモナミシリーズです。このようにホワイトの地にネイビーで大胆な柄の描かれたものが北欧食器では多いです。和食器でも「藍色」と呼ばれるこのカラーは定番ですね。シンプルでいながら存在感のあるネイビーがお好きな方におすすめなのは、無印で扱っている波佐見焼シリーズやニトリの藍の花シリーズです。
明るいブルーの食器
イッタラのティーマシリーズです。北欧の明るいブルーの食器には単色でシンプルなものが多く、柄のある食器と合わせてよく使われます。同じくシンプルで明るいブルーの食器としては、無印良品の磁器、青白釉シリーズとニトリの青磁シリーズがあげられます。
ブラウンの食器
ブラウンの北欧の食器たちです。明るい茶色ではなく、濃い茶色が多いのが特徴です。このような温かみのある北欧風のブラウンの食器としては、無印良品の磁器の飴釉シリーズ、ニトリの飴釉オーブンシリーズとカーシーシーリーズのキャメルがおすすめです。
形は円形が基本!サイドのラインに注目しよう
北欧の食器には、さまざまな形のものがありますが、基本はやはり円形です。ですが、円形ならどれでもいいというわけではなく、サイドのラインにポイントがあります。特に色や柄で北欧らしさを出せないホワイトを選ぶ時には、形がとても重要です。
内側へ丸みを帯びたサイドライン
ルーシーコースのロータス柄ボウルです。サイドが丸みを帯びたお皿を選ぶ時には、プレート、ボウルともに内側へ丸まったデザインのものを選びましょう。無印良品では白磁シリーズに、ニトリではシンプルシリーズに、この条件にあった食器があります。
直線的なサイドライン
アラビアのココのボウルです。このように、サイドがまっすぐな直線になっているものが多いのも、北欧食器の特徴です。無印で扱っている波佐見焼のくらわんか飯椀、また、ニトリのカーシーシリーズやBEシリーズのボウルがこのようなサイドラインになっています。
直立しているサイドライン
マリメッコのラテマグです。コーヒーやお茶はもちろん、スープを入れて使うのにも便利な形です。このように、サイドが直立していて、円柱型になっているものも北欧の食器ではよく見られます。無印の白磁保存容器や、ニトリのフリーカップ230MLを使ってみてはいかがでしょうか。サラダを入れてもいいですね。
北欧らしさをアップする陶磁器以外の3つの素材
北欧食器というと、陶磁器以外にガラス食器や木製の食器、それからホーローの食器があげられます。メインとしてではなくサイドで使うことが多いこれら。それぞれどのように選べば良いのかご紹介します。
ガラス食器は柄が入っていなければOK
イッタラを始めとした北欧のガラス食器たち。形にこだわったものが多いのが特徴です。その点で、ニトリの「氷河」プレートや、タンブラーのセルカシリーズがおすすめです。また無印のシンプルなガラスボウルも、存在感のある食器と合わせて使うにはぴったりです。柄の入っているガラス食器は選ばないようにしましょう。
食卓では木製食器ではなく木製小物を
実は木製の食器は北欧ブランドにはあまりありません。そのため、木製食器を使うと、北欧らしさが遠のいてしまいます。一方、北欧のトレイやコースターには木製のものが多く見られるため、食器よりも小物で木製のものを使うのがポイントです。ニトリと無印の木製の角型トレイ、無印のもくレースコースターがおすすめです。
ホーロー食器で食卓をカジュアルに
北欧には、ヴィンテージものを含めホーロー食器がたくさんあります。陶磁器よりもポップな印象を受けるホーロー。ホワイトを選んだとしても、その光沢が食卓をカジュアルな雰囲気にしてくれます。無印のホーロー保存容器、ニトリのホーローバットやミルクパンなどを食器として使っても良いですね。
北欧風の食卓に見せるための、食器の選び方をお伝えしてきました。簡単なポイントばかりですので、ぜひ無印良品やニトリで食器を探す時の参考にしてみてください!
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「北欧 食器」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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