使いやすく好印象。ryuapigさん流、普段モードと来客モードを共存させる収納術

使いやすく好印象。ryuapigさん流、普段モードと来客モードを共存させる収納術

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、ワクワクするような色づかいと雑貨コーディネートが魅力的な住まいづくりをされているryuapigさんに、『おもてなし』と『日常』が無理なく交差するバランスの良い収納をつくるコツをお伺いしました。機能性と好印象な佇まいを見事に両立させた、『技あり』なアイデアばかりですよ♪ryuapigさんに収納のコツをお伺いしました。

今回教えてくれたユーザーさん♪

夫、2人の子どもと暮らしています。 色や雑貨も楽しみながら、すっきり清潔に過ごせるインテリアを心がけています。 2016年におうちを建てました。

みんなが快適に過ごせる、優しく気の利いた収納づくり

彩豊かなインテリアを楽しまれているryuapigさんのお宅は、見せる収納と、すっきり隠す収納のメリハリが効いているように感じます。程よく見える生活感が、暮らしの面影を感じさせ住まい全体に温もりを与えているよう。まずは、ryuapigさんが収納を作る際に大切にされていることを教えてください。

ryuapigさん

「大人も子どもも、住人もお客様も、できるだけ使いやすく、隠すものは隠す配慮を忘れず、ただし機能性だけに走り緊張感のあるインテリアにはならないよう、ほどよいバランスで収納を楽しむことを大切にしています。」

収納を考えるとき、つい『使いやすさ』『機能性』そして『すっきり』というキーワードにとらわれてしまいがちです。確かに、そればかりに集中すると空間全体にきっちりとした秩序が生まれ、緊張感が漂ってしまうということがあります。その緊張感を程よく緩めるバランス感覚が、ryuapigさん宅の心地よさの秘訣なんですね。それでは早速、機能性と安らぐ温もりを両立させるryuapigさん流収納のコツをお伺いしていきましょう。突然の来客にもサッと対応できる、臨機応変な住まいコーディネートを知りたい!なんて方も是非、チェックしてみてください。

『毎日使いやすい』と『来客時に困らない』を両立させる3つのコツ

その1 オープン収納と隠す収納のメリハリをつける

ryuapigさん

「オープン収納はものの出し入れがワンアクションで完結する点がやはり魅力です。 特に、少しでも効率よく動きたいキッチンではオープン収納が活きます。 一方、洗面所やクローゼットでは、扉やカーテンがあることで、お客様の目に触れることはなく安心です。 『オープン&隠す』の適材適所を心がけています。」

その2 普段モードと来客時モードの切り替えはスマートに

ryuapigさん

「例えば洗面所のラタンボックス。 家族が入浴後に身に付けるものが全て収納してあります。 普段は開け放して出し入れしやすく、来客時はさっと蓋をして。 主人と私の身支度グッズも普段はかごに入れて出しておき、来客時は扉付き収納へかごごとさっと入れるだけで、スッキリします。」

その3 収納スペースはつくりこみすぎない

ryuapigさん

「当初、本棚の予定だった階段下収納は、現在は子どものおもちゃや工作関係の文具を収納する場所としても活用しています。簡単な収納構造に留めたことで、このような使い方も可能になりました。住人の年齢や状況も日々変わりゆくので、収納もできる限り『フレキシブル』を心がけています。」

オススメの収納アイテム

ITEMIKEAのTROFAST
PRICE9,599円

おもちゃ収納の定番ですが、やはり子どもたちでも出し入れしやすいデザインと、何よりカラーの可愛さに惹かれます。我が家では、縦長タイプも子どもたちの衣類やおもちゃの収納として活躍しています。横長タイプは天板も使えるので、おままごとの作業台にピッタリです。

最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

ryuapigさん

「収納を考える際は必ず、家族一人一人が普段どのように部屋を移動し、活動しているか動線を思い返すようにしています。例えば子どもたちに、お手伝いや片付けを促しやすいのは、どんな収納環境かな~などですね。 収納が生活にフィットすると、それだけで毎日が少し過ごしやすくなると思います(^^)」

ちょっとした工夫で、普段モードと来客モードは共存させられる

来客仕様にこだわれば、普段の家族の生活に不便が生まれるかもしれません。家族の生活の利便性だけにこだわれば、来客時にあたふたしてしまうこともあるでしょう。なかなかこの2つを共存させるのは難しいですよね。でも、ryuapigさんは、無理なく自然体を通しながら、スマートに家族仕様と来客仕様を共存させていました。見せたくないものは、蓋をしたり隠したり……もしかすると、誰もがいざという時は自然とやっていることかもしれません。それを、当然の流れとして収納づくりに組み込んでしまうのがryuapigさん流。

誰にとっても使いやすく、好印象な収納ならば、自然とみんながお片付けに参加してくれます。是非、ryuapigさん流の気の利いた収納術を参考にしてみてください。


ryuapigさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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