必要最低限の物で生活するミニマリスト。RoomClipユーザーの中には、そのミニマリストを目指して試行錯誤を重ねている人も多いはず。今回はそのミニマリストが住む部屋の特徴を探っていきましょう。自分にとって心地良く暮らせるコツは、ぜひ取り入れたいものです。
家具と家電が圧倒的に少ない
まず部屋の特徴としてすぐに分かるのが、大型家具や家電の少なさではないでしょうか。ダイニングにはダイニングセット、リビングにはソファやTVボード・・・・・・。当たり前のように置かれている家具や家電も、ミニマリストの暮らしからは排除されていることが多いようです。ではさっそく見てみましょう。
①なければならない物だけ置く
erisaさんの部屋は家具や家電が少なく、スッキリしていて広く見えます。部屋の隅に置かれているテーブルとイスは、使うときに好きな場所に移動されているようです。暖かい日差しのある場所でパソコン作業をしたり、何もないからこその自由が楽しめますね。
②固定観念に縛られない
同じくerisaさんの部屋から。布団やベッドではなく、寝袋を使われているようです。当たり前のようにそろえる物に縛られないスタイルこそ、ミニマリストですね。収納に困る布団や、常に場所を取るベッドとは、比べものにならないくらいコンパクトになる寝袋。サッと収納してスペースも有効活用できます。
③収納方法まで考えた物を選ぶ
モノトーンインテリアで全室統一されているtuuliさんのリビング。ハイセンスな加湿器が、インテリアの邪魔をせず馴染んでいます。こちらの加湿器は分解して収納可能とのことで、使わない時期も収納場所に困りません。場所を取りがちな物こそ慎重に、できることならコンパクトになる物を選びたいですね。
物の少なさが家事の時短につながる
持ち物が少ないことで不便を感じるのではなく、むしろ快適。そんな幸せをミニマリストは日々味わっているようです。そして毎日の家事がさらに楽に、時短になっているとか。短縮できて楽になれるなら、どんどん取り入れたくなりますよね。ここではミニマリストのユーザーの実践内容から特徴を見ていきましょう。
④毎日使う道具を厳選する
Kumikoさんのキッチンツールのように、必要な分だけがそろっていたら、選んだり探して取り出す必要もありません。収納にも場所を取られず、管理も手入れも楽♪このちょっとした喜びが、ミニマリストの生活の中で絶えず感じられるんですね。
⑤代用できて効率的な物を選ぶ
gomarimomoさんは、バスタオルの代わりにフェイスタオルを使われているようです。クルクルと丸めてコンパクトに収納。干す場所も取られず乾かす時間も短縮。毎日の何気ないところを見直すことが、ミニマリストのスッキリとした部屋づくりや暮らしに、結びついているのかもしれません。
⑥各所で○○専用を持たない
こちらも同じくgomarimomoさんの実例です。洗濯物を干した後、そのままクローゼットにかけて収納されています。たたむ時間を省けるだけではなく、干す用とクローゼット用と、ハンガーを何本も所持する必要もありません。こういった家事の負担を減らせることは、毎日の習慣や部屋作りでも取り入れやすいですね。
⑦スペースを埋めない
ミニマリストに多く見られる「物を並べない、飾らない」というスタイルが、yanaさんのリビングでも見られます。床や棚に物が増えてくると、スムーズに掃除もできなくなります。スペースを埋めないことが、毎日の掃除の楽にもつながります。
見た目も心にも余裕が持てる収納スペース
限られた収納スペースからあふれることなく収まり、スッキリ空間も無理なく維持できるミニマリスト。引き出しや収納スペースは、一体どのように使われ工夫されているのでしょうか。ここでは気になる収納スペースを探っていきましょう。
⑧かさばる調理道具は必要最低限にする
miii_yさんのコンロ下収納の様子です。アクリル仕切りスタンドを使って、フライパンなど立てる収納にされています。カラフルになりがちな調理器具も、トーンをそろえてより一層スッキリ。取り出すときも片づけるときもストレスがないと、家事へのハードルも下がりますよ。
⑨使わない食器は残さない
食器棚の中、たくさんの食器でひしめき合っていませんか?ミニマリストはここでも必要最低限を徹底しています。y...さんは4人家族ですが、食器棚がなくこちらの食器のみだそうです。使う物だけを選び抜くことで、食器棚を買うことも置く場所も必要としません。大型家具の少なさは必然なのかもしれません。
⑩細々した物は所定位置を作る
家族が増えると持ち物量も増えがち。だからこそKaoさんの引き出しのように、ラべリングして誰にでも分かりやすくしておきたいですね。ミニマリストの引き出し内はガランとしていても、きっちりと返すべき場所が決まっています。物の増減も明らかに分かり、紛失も無駄買いも減らせます。
⑪着回しのできる服しかかけない
ファッションにはそれぞれこだわりが強く出るところですが、やはり所持数は少ないミニマリスト。さきほどと同じく、Kaoさんのクローゼットがその例です。所持数が少ないほど、一着一着が自然と着回しのできる物になります。組み合わせに悩む時間も無駄に買い足すこともなく、クローゼットもスッキリ。
ただ物が少ないだけではなく、少ないことでプラスに感じる瞬間が多いからこそ、ミニマリストを追求したくなるんでしょうね。自分や家族にとって適した量を見極めながら、身軽に心地良く暮らせるスタイルを確立していきましょう。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「ミニマリスト」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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