「本当の自分と向き合って。たどり着いたシンプル空間」憧れのキッチン vol.95 velihoooさん

「本当の自分と向き合って。たどり着いたシンプル空間」憧れのキッチン vol.95 velihoooさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、木の質感をプラスしたシンプル×ナチュラルインテリアにお住いのvelihoooさんのキッチンをご紹介します。

夫と、5歳の息子と3人暮らしの兼業主婦。 とにかく面倒くさがり。 去年秋に念願のマイホームが完成。 こだわりは多少あるけど、ないように見せたい。 夫婦ともにひねくれた性格が、そのまま家になりました。 「ミニマリスト」というわけではなく、物を増やしても どうせ扱いきれないので最小限の物で生活しようと心がけています。

その時の気分に合わせられるシンプルなキッチン作り

明るく爽やかな印象のvelihoooさんのキッチン。木やかごのナチュラルな素材の魅力を感じられるあたたかさと、シンプルインテリアらしいスッキリとしたラインが融合。清潔感と爽快な空気感が心地いい場所です。まずは、velihoooさん自慢のキッチンのこだわりについて聞いてみました。

velihoooさん

「家を建てるとなった時、とにかくサブウェイタイルの背面と、エジソン球がぶら下がったカウンターにしたい!というのが希望でした。 実際 住み始めてからは、あまり色を入れずにシンプルに。 飽きっぽいので、物や配置でその時の気分に合わせられるようにしたいと考えました。 しまい過ぎず、見せ過ぎず。 生活感がなさすぎるのは嫌なので、そこは気をつけようと心がけています。」

見通しの良いオープンキッチン

広々としたリビングとつながるvelihoooさん宅のオープンキッチン。ダイニングは、キッチンカウンターのすぐ横に位置し、動線をコンパクトにまとめてカフェ風に。部屋の隅まで見通しが良く、いつでも家族の顔が見えるコミュニケーションがとりやすいキッチンになっています。さらに、velihoooさんのキッチンには素敵な特徴があります。3つのキーワードで見ていきましょう。

キーワード1 カフェみたいだけど、スッキリしている

velihoooさん

「背面のカウンターは、物を並べていますが、スッキリしている とよく言ってもらえます。 あまり、料理が好きな方ではないので(笑)たくさん調理器具がないからかもしれませんが、 自分で気をつけているのは、物の配色と並びくらいです。 よく見ていただくと気づくと思いますが、我が家は炊飯器がありません。 その代わりにストウブの鍋でご飯を炊きます。 本当によく使う物だけを並べています。 それによって、いちばんのこだわりだったサブウェイタイルが引き立ってカフェっぽく見えるのかもしれません。」

キーワード2 食器棚は無印良品のチェスト

velihoooさん

「家を建てる時に、背面のイメージはありましたが、食器棚をどうするか悩みました。 システムキッチンと同じにするか、造作にするか…とか。 無印に決めたのは、やっぱり価格と使いやすさとデザインでした。 洋服をしまうチェストに食器をしまったっていいじゃない!と思い切りました。 ただ、造作のカウンターの下に入れるとなると何センチか隙間が開きますよ、とハウスメーカーの方に言われたのですが実際出来上がってみるとピッタリ! たぶん大工さんがカウンターの取り付けの高さを間違えたんだと思いますが(笑)結果オーライ。 おかげで後から置いていると気付かれないくらい統一感が出ました。」

キーワード3 楽にスッキリを維持する

velihoooさん

「オールステンレスのおしゃれなキッチンや、業務用のかっこいいキッチン……憧れはたくさんあります。 でも、おしゃれにかっこよくを維持するのにできるだけ労力は使いたくない……。 行きついたのはシンプルなTOTOのシステムキッチンでした。 おかげで、隠したい物は隠せてスッキリを保てています。 あと、ハウスメーカーさんの提案で、パントリー内に少しだけ設けた土間と勝手口。 ゴミ捨ての時に役立ちますが、パントリーにあるので存在感はそこまでありません。 ここに作って正解でした。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

velihoooさん

「ご自分の性格をよく理解してあげてください。笑 見せる収納はおしゃれだけど、維持できるか……⁈ 飾り棚ほしいけど、掃除できるか……⁈ 憧れや理想はいろいろあるけど、 とにかく人一倍 面倒くさがりのわたしは今までの経験をもとに絶対に無理だと思い、現在のキッチンにたどり着きました。 できるだけ最小限の物を手の届く所に置く。 あとの物は次の自分が使いやすいように上手に隠す。 そのための場所と空間を作る。 家の中で自分がいちばん長くいる場所だからこそ、自分の性格を理解するのが大事だ思います。」

まとめ: 憧れや理想よりも自分の性格に正直に。

シンプルな空間に「自分が好きで必要な物」を配置。自分が苦手なことにも素直に向き合い、”続けていける”キッチン空間作りを選択されていたvelihoooさん。背伸びしても、自分が苦しくなるだけ。等身大で楽しめるキッチン作りの大切さと楽しさを教えていただきました。見せる収納は配色と並びを意識、食器棚やシステムキッチンは使いやすさも考慮。おしゃれさに取らわれすぎず、実用性も兼ね備えた設備選びは重要で、調理のパートナーとして毎日一緒に過ごす自分との相性も大切にして選んでいきたいですね。自分の性格に正直なキッチン作りはとても快適!キッチンに立つのが毎日楽しくなりそうです。


velihoooさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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