RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、白×メープルを基調とした、心地よい北欧ナチュラルインテリアを楽しまれているmekichinさんのキッチンをご紹介します。北欧インテリアのお手本のような、バランスの良いカラーコーディネートにも注目してみてください。

mekichinさん

Ｏ型ダンナと4歳の娘と３人でのんびり田舎暮らし。 北欧ナチュラルなインテリアが好きです。 家作りをきっかけにただいま庭作りにハマり中。 子供の成長と共に、庭も家も成長していけたらいいなぁと思ってます。

ぱっと目が覚める、明るいキッチン

ウッドのメープルカラーと白で、優しく爽やかな印象にコーディネートされたmekichinさん宅のキッチン。穏やかな家庭の雰囲気が、一枚の写真からも伝わってきます。シンプルな北欧テイストですが、ポンポンとバランスよく、カラフルなアクセントが取り入れられていて、決して単調に収まっていないのが魅力的です。まずは、キッチンづくりに対するmekichinさんのこだわりについて伺ってみましょう。

mekichinさん

「朝起きてきた時に『ぱっ』と目が覚めるような、明るく清潔感のあるキッチンが希望でした。 また、リビングやダイニングと同空間にあるので、フローリングに合わせて建具をメープルにし、キッチン自体が家具っぽい雰囲気になるようにしています。 一目惚れの照明や季節ごとの雑貨やファブリックを楽しめるよう、白×メープルのシンプルな色使いを心掛けました。」

LDKに自然と溶け込む、家具のような存在

mekichinさん宅のキッチンは、ひとつながりになったLDKの中、存在感を放ちつつも違和感なくナチュラルに空間に溶け込んでいます。それは、キッチン背面の窓から入る自然光やフローリングと連動させたデザインが、家具のようなたたずまいを演出しているから。また、リビングやダイニングとの関係を遮らない、フルオープンの対面式というのも大きな要因です。ここからは、さらに詳しく北欧インテリアに自然と馴染むキッチンづくりのコツと、その魅力に迫っていきます。これからリノベーションや注文住宅で、マイホームを手に入れようとされている方にとってもキッチンづくりの参考になるアイデアが詰まっています。是非チェックしてみてください。

キーワード1 朝日が入る爽やかな空間

mekichinさん

「間取りを考えるうえで、第一優先にしたのがキッチンの場所です。 キッチンの背面の東側に大きめな高窓を作り、朝日がしっかり入るようにしました。」

キーワード2 LDKの収納を一手に引き受けてくれる、パントリー

mekichinさん

「高窓の採用で吊り戸棚を設置できなくなりました。そのため、キッチン横にR壁でつながるパントリーを作っています。食品や調理器具などのキッチン用品はもちろん、書類や工具、ミシンといったリビング関係の収納にも大活躍してくれます。」

キーワード3 素材美も生かせる、シンプルな飾り棚

mekichinさん

「色使いをシンプルにした分、タイルを使って素材感でアクセントをつけました。そのタイル壁をバックに小物を飾る棚は、棚受けの無いタイプに。何度も打ち合わせして、希望通りの『壁に刺さるような棚』にしていただきました。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

mekichinさん

「間取りや窓の位置で自然光がどれくらい入るかということが、キッチンのイメージに大きく影響すると思います。また飾る場所、収納する場所をそれぞれ確保しておくとスッキリした状態を保ちやすく、居心地の良い空間になると思います。」

まとめ： 心地よくシンプルを楽しむ工夫

mekichinさんのキッチンは、すっきりとシンプルでも、はっきりと北欧ナチュラルというテイストを感じさせる空間です。朝日の入る間取りへのこだわりや、家具のようにキッチンを空間に溶け込ませる工夫がそれを叶えているんですね。タイルの素材感やパントリーといった、シンプルなインテリアを支えるディティールの採用もスマートです。

また、白×メープルに鮮やかなカラーで程よくアクセントをプラスするmekichinさんのカラーコーディネートは、北欧インテリアの魅力を最大限に生かすお手本にもなります。北欧インテリアにあこがれるけれど、独特のデザインや鮮やかなカラーをを取り入れるのがちょっと難しい……こんな風にお悩みの方も、是非今回教えていただいた、アドバイスやアイデアを参考にしてみてください。

mekichinさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい！