RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、得意のDIYで木の味わい溢れるインダストリアルインテリアを楽しまれているjamm10さんのキッチンをご紹介します。
渋いcafeキッチンを目指して
オイルが染み込んだような深い味わいの木材を、床~天井にまで使用。古くからそこにあるヴィンテージカフェのような印象のjamm10さんのキッチン。まずは、jamm10さんがDIYで丁寧に作り上げたキッチン全体のこだわりについてお聞きしました。
「cafeのような、見た瞬間オシャレで渋いなと思わせるキッチンを目指しています。カウンターの上は、足場板を5mm厚にカットした物を張り付け、アクセントに黒板ボードとサインプレートを飾っています。カウンター下側は、グレーの漆喰にコーヒーを飲みながらいつでも雑誌が見れるように本棚を設置。 キッチンは、物が多くごちゃごちゃしがちですが、キッチンtopに物を置かず掃除しやすいキッチンを心がけています。」
リビングとは空間を分けたダイニングキッチン
リビングとは、壁を境にゆるく空間が分かれているDK。また、キッチンはカウンターが仕切りとなりセミオープン型になっているため、LDからは適度に独立。生活感が表に出にくく、それでいてLDの様子は伝わってくる長所があります。開放的すぎない、落ち着いて自分の時間をじっくりと過ごせそうなカフェ風の空間になっています。では次に、jamm10さんのキッチンの素敵な特徴について3つのキーワードで見ていきましょう!
キーワード1 木の温もりを感じるL字型広々キッチン
「シンク下の扉、引き出し、天袋の扉を5mm厚の足場板を張り付けて木の温もりを感じさせました。また、キッチンtopと天袋の間の壁は、以前グレーのタイル張りでしたが、温もりと渋さ両方がほしくてタイルの上からツヤ消し黒のベニヤボードを張り付けています。 我が家は、友人が沢山訪れるので L字型の広々キッチンは、皆んなで調理できてシンクも大容量なので皆んなで洗い物をしながらコミニュケーションを取れる場所になっています。」
キーワード2 よく使う調味料は、まとめて棚に!食器類は、見せない収納!
「奥さんのリクエストで、『調味料は取り出しやすくて1箇所にまとまっているのがいいな』と言う事でちいさな棚を作り、調味料入れにラベルを貼り並べています。ここだけは、見せるキッチンかな? 食器類は、完全に見せないで扉の中に収納です。」
キーワード3 リメイクした食器棚とゴミ箱
「ニトリで購入した食器棚とゴミ箱。以前は焦げ茶色の化粧板でしたが、ここも5mm厚の足場板を張り付け、取っ手類を黒のアイアン塗料でペイントしました。リメイクした食器棚とゴミ箱もキッチン全体と統一感を出すことができました。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
「僕は、どんな感じにしようか考えてる時間がすごく楽しくてワクワクするんです。でも、考え過ぎるといろいろ迷ってしまいますよね!見せるキッチンか隠すキッチンかを1つだけ方向を決めておくと考えがまとまりやすいと思います。あとは自分の思うまま実行すると良いと思います。」
まとめ: 細部にまでこだわりをもって統一感を表現していく
得意のDIYで、木の温もりと渋さの融合したcafe空間を作り上げられていたjamm10さん。ダイニングからカウンターのつながり、キッチン中の調味料、食器棚やごみ箱に至るまで、一貫したテーマを持ち統一感のあるDIYをされていましたね。足場板の使いこまれた味のある風合いを生かしたDIYが、jamm10さんスタイルのキッチンを作るコツ。木材で温もりを表現しながらも、隠す収納で生活感を少なくし、黒のアイテムで空間を引き締めることで”あったかいのにカッコいい”バランスのとれたキッチンが作れます。カウンター下に用意された雑誌なども含め、細部にまでcafe感にこだわった空間作り、参考にしていきたいですね。
jamm10さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!