まるで海外のおしゃれなフローリストを思わせる、さまざまな植物やドライフラワーがたっぷりのトイレ。枝物や高さの違うドライフラワーで、メリハリを作っているのがポイントです。コンパクトな空間だからこそ、高さやボリュームのあるものがぐんと引き立っています。

アンティーク風のビンを使って、葉っぱやあじさいのドライフラワーを無造作に置いているのがいい雰囲気です。ガーランドやチョークボードで雑貨屋さんのようなやさしさが魅力的。置いているものと、上から吊り下げているもののバランスがとてもうまくコーディネートされています。

グレーの壁面に、ワイヤーやクラフトペーパーなど、シンプルで無骨な印象のトイレ。隅に吊り下げたユーカリと、赤いラベルのボトルに刺さったドライフラワーが味わいを添えます。ドライフラワーの甘すぎない雰囲気は、ヴィンテージのボトルやインダストリアルなアイテムとも相性が抜群。

小さなフレームを組み合わせて、海外インテリアにあるようなアート風の壁面をトイレに。お気に入りのテキスタイルや、フレームの中にドライフラワーを使うことでおしゃれなアイキャッチポイントができています。あえてばらばらの素材を組み合わせるとよりおしゃれな印象に。

ウィリアム・モリスがデザインしたイギリスのインポートクロスは、インパクト抜群の存在感。他の部屋には勇気が必要な大胆な柄も、トイレのようなコンパクト空間だと挑戦がしやすくおすすめです。植物の柄がポイントのクロスは、本物のドライフラワーとの相性もばっちりです。

手洗いのカウンターは奥行きが浅くても、小さな小物やドライフラワーを飾るのに最適なスペース。シックな色の壁面に、チョークボードのアートがよく映えます。さりげなく置かれたドライフラワーは麻の布で巻いて、そのままよりも適度なボリュームと味わいを加えています。

コンパクトなトイレだからインテリアに凝るのは無理......と考えてしまうかもしれません。そんなときにあえて大きなフレームを置くと、モダンな印象がぐんと引き立ちます。アイアンの小さな棚からドライフラワーを吊り下げ、くすんだトーンの壁の色とユーカリの色が絶妙にマッチしています。

黒い便座が目を引くシックなトイレ。海外のトイレは便座のバリエーションが豊富なので、DIYで交換をするのも一般的。クールな黒のトイレに、白い陶器がよく映えますよね。床のタイルが憧れのNYのアパートのようで、洗練された雰囲気を引き出しています。

海外の水回りには必ず登場するモザイクタイル。ヘキサゴン型のタイルで模様を作った床は、ぱっと印象が変わります。クッションフロアよりも素材が持つ高級感でぐんと海外インテリアテイストに。瓶に閉じ込めたドライフラワーのグリーンがスパイスのあるアクセントに。

全体がホワイトでまとまったすっきり空間に、背面がタイル風のアクセントウォールを採用。窓と壁面にちょっとあしらったユーカリが、シンプルな空間に美しい陰影のスパイスを加えます。広い壁面に吊り下げるだけでぐんと表情が出るドライフラワーは、水がいらないので棚がなくても取り入れやすいのが魅力です。