日本古来の暮らしを支えてきた「土間」。近年おうちをリノベーション・新築する際に土間を取り入れる方が増えているのをご存知ですか?外と中を曖昧に繋ぐ空間が、快適な暮らしへと導いてくれると注目されています。そこで今回は土間の魅力と実例をご紹介します。
玄関から土間を広げる
伝統的な日本家屋は玄関から土間が広がっており、作業場としての機能を果たしていました。屋内でありながらも野外の特徴を備えているので、DIYの作業やアウトドア用品の収納など大人の趣味を存分に楽しめる空間となります。また、玄関から続く土間は町屋のような情緒あふれる印象に。
広々空間
こちらは中古マンションをリノベーションしたおうち。広々とした土間玄関にオープンな靴棚を置くことで、さらに広がりのある空間になっています。そこからすぐ横にはファミリークローゼットでしょうか。帰ってきてすぐにコートなどアウターをかけられる動線も、真似したいポイントです。
シンプルに
土間をあえてコンクリート打ちっぱなしにすることで、スタイリッシュな印象になります。こちらもオープンな靴棚を採用。ポールをつけることで、ちょっとしたバッグや小物をかけられて便利ですね。玄関に室内窓をつけることで、誰かが帰ってきたときも分かりやすい!
アウトドア好きさんにも
アウトドアが好きな方に土間玄関はピッタリ!家の中には持ち込みたくない、でも外には置けない……そんなアウトドア用品を置くスペースがあると重宝します。また、メンテナンスを行う際には作業場としても使えます。
板壁と合わせてみる
こちらは玄関リノベーションで土間を取り入れたそうです。真っ白な板壁を合わせて海外のような雰囲気に。日がたくさん入る明るい玄関も憧れます。屋内に野外のような土間があることで、ストック品なども気軽に置いておけますね。
リビングに
みんなが集うリビングを土間に。掃除がしやすいので、小さいお子さまがいるご家庭にもおすすめです。庭のような感覚で遊ぶこともできるので、雨の日だって土間リビングで外と同じような遊びができるのもうれしいですよね。
スタイリッシュにきまる
こちらはタイル仕上げでしょうか。コンクリートとはまた違った、上品な雰囲気になりますね。掃除もしやすそう!黒フレームのパーテーションでゆるく仕切り、開放感のある空間に。一部分だけ板壁にしているのもすてきです。
全面コンクリート
リノベーションしてスタジオ兼シアタールームに変身。全面コンクリート打ちっぱなし、アウトドアインテリアなどなど、大人の隠れ家的雰囲気がたまりません!男性の心をギュッとわしづかむ、かっこいいお部屋ですね。
インナーテラスとして
リビングの一角に土間を採用。観葉植物を並べてインナーテラスとして活用しています。土で汚れやすいガーデニングも、掃除が楽な土間なら心置きなく楽しめます。お部屋から眺めてもよし、土間で読書をするのもよし、癒し空間として使えること間違いなしです。
キッチン・ダイニングに
料理中の油ハネなどで汚れやすいキッチン。食べこぼしなどが気になるダイニング。そんな汚れやすい場所こそ土間の出番です。掃除がしやすくスタイリッシュな印象を与えてくれる土間は、オシャレで機能的な空間へと導いてくれます。
広々ダイニング
キッチン・ダイニングともに土間で仕上げたリノベーション。コンクリートのキッチンカウンターが見事にマッチしています。これだけ広いダイニングならお友だちもたくさん呼べそうですね。天井の鉄骨やシルバーの照明など、インダストリアル感もすてき!
ラグを敷いてみる
土間ダイニングにラグを敷くことで、しゃれた雰囲気に。無骨なコンクリートと温かみのある木のカウンターキッチンの異素材MIXもかっこいいですね。シンプルな印象になりがちな土間には、所々にグリーンインテリアを置くのもポイントです。
ゆるく仕切る
ダイニングを土間にすることで、リビングとの繋がりを保ったまま、空間をゆるく仕切れるというメリットも。ナチュラルな中にも土間のエッジが効いた、オシャレなリビング&ダイニングです。土間にアンティーク風のダイニングテーブルは鉄板です。
いかがでしたでしょうか?玄関やリビング、キッチンなどさまざまな場所でその魅力を発揮する土間。使い方に柔軟性があり、大人が趣味に没頭する場所としても活躍してくれることでしょう。戸建てだけでなく、現在はマンションのリノベーションにも取り入れられているんですよ!ぜひ参考にしてみてください。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「土間 リノベーション」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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