連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.067 2017年6月11日更新

「ものを持ち過ぎず好きを楽しむ、北欧モダンスタイル」 by as_noteさん［連載：RoomClip_新人ユーザー紹介］

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、洗練された、シンプルな北欧インテリアを楽しまれているas_noteさんと、そのお住まいをご紹介します。凛としていても、柔らかさや優しさを忘れない、透明感のある空間づくりの魅力に迫っていきましょう。

今回ご紹介するのはこの方です！

as_noteさん

2016年12月に築浅の中古マンションを購入し、住み始めました。リノベーションはせず、少しのリフォームをしただけです。小さくて普通の家だけれど、居心地よく暮らすために、ゆっくりと家づくりをしています。

透明感と優しさで包み込む、北欧モダンな住まい

至福の時を過ごせる、お気に入りの場所

3LDKの中古マンションをリフォームし、ご家族4人で暮らすas_noteさん。住まいのインテリアは、洗練された上質な北欧モダンでコーディネートされています。暮らしの中心であるリビングは、奥の壁に優しく明るい、ペールブルーのアクセントクロスを採用した、穏やかな空間。その壁に映える、セミオーダーのテレビボードや、ストリングポケットに並ぶas_noteさんの「お気に入り」たちが、シンプルな中にさりげなく「個性」を添えているのも印象的です。

別角度からリビングにフォーカスしてみると、ブラックのソファとネイビーのラグが目にとまります。穏やかなペールカラーのアクセントクロスとは対照的な落ち着きのあるカラーの家具は、空間全体を引き締め、凛とした雰囲気を作り出しています。ちなみに、「このソファに座って、お気に入りを眺めながら過ごす時間が至福」と、as_noteさんは語ってくれました。

絶妙に調和が図られた、スタイルのコントラスト

ソファの後ろ側のダイニングスペースは、厳選された北欧アイテムでシンプルにコーディネートされていました。生活感がすっきりとオフされているのが特徴的です。ダイニングテーブルの向こうに見える大きな収納棚に、日常生活に欠かせないツールが片づけられているのでしょうか？存在感はありますが、フラットで真っ白な棚なので、北欧モダンなインテリアのムードを決して邪魔していないのが素敵です。

こちらは、居心地の良い家族団らんのリビング・ダイニングを、そっと見守ることのできる、セミオープンの対面キッチンです。キッチンは、リビング・ダイニングの穏やかなムードと差をつけ、ステンレスで統一されたエッジの利いたモダンスタイル。そんな中に、瑞々しいグリーンや、カゴといったナチュラルなアイコンが差し込まれることで、他の空間との調和が絶妙に図られています。

目的に合った居心地よさの演出

as_noteさんが住まいづくりで大切にされていることは、「居心地のよさ」です。例えば、リビングの横にあるキッズルームは、遊びの自由度が広がる、フラットかつシンプルな空間です。全体的にペールトーンや明るいニュートラルカラーで統一されているため、広々とした開放感もあります。こちらのお部屋は、キッズルームとしてだけでなく、客室使用もされることがあるそうなので、タイルカーペットを敷かれているのだとか。そのことにより、部屋をオープンにしても、つながるリビングと自然と差をつけることができています。また、お子さんが遊ぶ際の安全性も高まり、何重にも機能的。知的好奇心をかきたてられそうな壁掛けのアルファベットパネルにも、お子さんの成長を思うお母さまの気持ちが込められていますね。

一方、ご夫婦の寝室は、他の空間とは異なり、ぐんとシックな雰囲気です。明るさと落ち着きを兼ね備えた、抹茶色のファブリックが、ただのシンプルにとどまらないas_noteさんの空間づくりを象徴するよう。一日の始まりと終わり、それぞれの光に合わせて、最適な表情を見せてくれそうな気がします。

住まい全体に共通する「北欧モダン」の要素はそのままに、as_noteさんはカラーコーディネートで、空間の目的にあった「居心地のよさ」を演出されています。程よい質量で、好きなもの・テイストを楽しむには、色彩を味方につけることが大切なのだと、as_noteさんの住まいづくりを通し気づかされました。今後のas_noteさんの投稿にも期待が高まります。