たとえば、空きビンやガラス器を並べておくだけでも素敵です。光を反射するガラス面は、採光のいいお部屋をさらに明るく見せてくれるでしょう。ビンやグラスに、子どもたちからプレゼントされた思い出のプリザーブドフラワーを入れたら、より一層思い入れも深まります。

水まわりには、キュートで清潔感のあるオブジェをちょっと飾っておくと、愛着も湧いてお気に入りの場所になりますよ。麻ひもで巻いて、ヒトデを貼り付けたビンにシェルを詰めて、砂浜をイメージしたミニチュアのイスとテーブルを並べたら、潮風が漂ってきそうな空間になりました。

陽当たりのいい窓辺にグラスやビンを並べて、浜辺を再現したよう。ビンの中には砂や白い流木を入れて、器の外も、素のままの木目が粗削りな流木とアレンジしています。シェルでできたお魚の栓抜きも愛嬌たっぷりに海中遊泳しているみたい。気持ち良さそうですね。

茶色い空きビンに、古い英字新聞やアンティーク調のシールを貼って、剥がれて劣化した雰囲気を出すと、ヴィンテージもののビンのようで、一気にクラッシックなイメージになります。ビンは、麻ひもで口をつないでドライフラワーを差すと、華やかになりますね。

ミモザをレジンキューブに閉じ込めた、不思議なオブジェたち。ビンは100均のボトルを使用しているとは思えません。ショップの展示コーナーのようです。花の美を最大限に引き出した飾り方は、ぜひマネしてみたいですね。ミモザの美しい色に包まれて幸せな気分になれそう。

人気のメイソンジャーを使った、ボトルアレンジ。左の2つはテラリウム、右はフェイクグリーンとライトが入って、グリーンの透け感に魅せられます。これからつり下げて飾ったら、お部屋の立体感が増して上質なニュアンスが加わりますね。

明るい色目の木製の出窓とカーテン、タッセルが、まるで淡いゴールドのように輝いて見える窓辺。白い布が引かれて明るさを引き立ててくれるので、要チェックです。並べられたビンには、グリーンや華やかな大ぶりの水仙や木蓮が花開いて、魅惑的！這わせたライトがきらめいています。

窓からの光がいっぱいに取り込めるキッチン。明るい陽射しは何よりの宝物です。上部は白い壁や棚、下はマスキングテープで淡いブルーのタイル風に。左に並んだ縦模様のある丸みを帯びたビンたちが、南仏プロヴァンス風で上品にまとまっています。さわやかのお手本のようで見惚れてしまいます。

シャビーな質感のミニベンチは、飾り棚としてもとっても優秀です。白いレースを広げて、キャンドルや花かごを置いたら、雑誌の1ページのようにこなれて、クラス感が出ています。レースをあしらった足元のビンと呼び合うように、右手の額のオブジェも配置。花やグリーンもたっぷりで、清涼感のある光景に仕上げています。

シリンダーを連ねた花ビンと並べて、ビンを置き、リズムを出した窓辺。カーネーションにガーベラがアクセントをつけています。淡い花模様の壁紙にミントグリーンの窓枠、カフェカーテンも、オールドテイストなシックでまとめられて上質感がたっぷり。見ているだけで胸がいっぱいになる飾り方、参考になりますね。

何気ない空きビンのようなのに、こんなにもドラマチックな空間にしてしまう技に驚かされます。薄いダークブルーの濁りがスタイリッシュで、活けられたドライフラワーもアートの一部のようです。壁に下げられたドライフラワーや置かれたグリーン、丸いガラスやフラワーベースも響き合って美麗にまとまっています。