居心地のよい空間とは?色彩心理学で紐解くお部屋の作り方

居心地のよい空間とは?色彩心理学で紐解くお部屋の作り方

インテリアの色の使い方で、お部屋で過ごすときの居心地が左右されます。好きな色を使うのも過ごしやすい空間にする1つの方法ですが、マイナスの効果があることも否定はできません……そこで今回は、居心地のよいカラーコーディネートがされた空間とは何かを、お部屋別に色彩心理学の観点でご紹介していきます。

リビングやダイニングで生活は変わる

普段多くの時間を過ごすリビングやダイニングは、よりリラックスしたり楽しい気持ちになったりと、充実して過ごしたいですよね。こちらでご紹介するのは、そのような要望を叶えている実例です。色を駆使して生活を変えてみましょう!

緑色を多く使ってより深く癒されたい

緑色は自然を想像させるため、リラックス効果があります。こちらの実例では、リビングの壁がモスグリーンで、さらには観葉植物が飾られています。これだけ多く緑色の要素があると、森の中にいるかのような、より深い癒し効果が期待できそうですね!その他にも、緑色はゆっくりと過ごしたいベッドルームなどにも有効です。

オレンジやイエローでカラフルに

オレンジ色は、楽しい雰囲気を連想させます。また、食欲がわく色でもあります。こちらの実例では、オレンジやイエローの椅子で、カラフルなダイニングとなっていますよね。特にお子さまがいらっしゃるお宅には、ワクワクした気分にさせてくれる、おすすめのカラーコーディネートです。

青色×ブラウンで夏インテリアや精神の安定

青色は、夏の時期に涼しく過ごしたい場合におすすめのカラーです。さらにこちらの実例では、床や家具に、気分を安定させる働きがあるブラウンを使っています。夏の時期だけでなく、勉強部屋や寝室のカラーコーディネートにも参考にしたい実例ですね。

ベッドルームは必ず快適にしたい!

ここでは、ベッドルームの実例をご紹介します。実は、ベッドルームに有効的なカラーは意外と多く、今回は、その中でもより取り入れやすい色を選びました。人生の3分の1は睡眠が占めていると言われるほど、睡眠は人生でとても大事な要素です。快適な睡眠のためには、自然に睡眠へと導入し、朝気持ちよく目覚めたいですね。

薄いパープルで非日常的に

薄いパープルはリラックスしたいときに活用できるカラーです。こちらの実例では、ラベンダー色の壁紙や花柄の布団カバーで、かわいらしいベッドルームになっています。女子心を上げてくれるような空間は、非日常的な気持ちにもさせてくれます。充実した気分で眠りにつけそうですね。

ラベンダーカラーの主寝室 花柄カバーが気に入りすぎてます!
coco

白色でフレッシュに朝を迎える

白色で統一されていて、フレッシュな感じがする寝室ですね。白色は心身が解放され、クリアな気分を味わえるカラーです。また、お部屋を明るく見せる効果も期待できます。窓から差し込む光と相まって、晴れ晴れしい気分で朝を迎えられそうですね。

白ばっかりで飽きると思ってたのが 爽やかなのが気に入ってぜんぜん飽きません♪
yu-rin

ピンク色はやさしい雰囲気と特別感

ピンク色と言えば、かわいらしい色の定番カラーですよね。ピンク色はかわいらしさだけでなく、やさしい気持ちになるような機能も併せ持っています。こちらの実例では、アンティークを感じさせる壁や花柄の布団カバーで、外国の女の子の寝室のようです。特別感があって、自然とあたたかな感情にさせてくれそうです。

ベージュ×アイボリーで高級ホテルの一室に

ベージュは飽きのこない色なので、比較的どのようなお部屋にも使いやすいです。また、心身を穏やかにする作用があります。こちらの寝室は、まるで高級ホテルの一室のような空間ですよね。まずベージュブラウンの壁に目が行きますが、ベッドカバーは白色に近いアイボリー系の色なので、澄み渡った心地にもさせてくれます。

生産性が高くて効率的に仕事をこなしたい!

生産性が高い仕事をこなすことは、ビジネスマンの永遠のテーマとも言えますよね。そのためには、心理状態を安定的に保つことが大切です。こちらでご紹介するのは、そのようなテーマをクリアしているワークスペースの実例です。少しでも効率的に仕事をこなして、充実したワーキングタイムを送りたいですね。

少しの空間でも青色で立派なワークスペース

青色は、精神を集中し安定させる機能があります。こちらの実例では、たった2畳の空間の中に、青色の壁に造りつけられたデスクや棚でワークスペースを設けているそうです。ワークスペースに十分な面積がとれない場合は、自分が向かう方の壁だけでも青色にしてみるとよいかもしれませんね。

グレーでスタイリッシュなオフィスに

コンクリート壁のようなスタイリッシュなオフィスです。グレーは、気持ちを落ち着かせてくれるような有効性が期待できます。また、どんな色とも合わせやすい万能カラーでもあります。こちらの実例では、ヴィヴィッドカラーのシェルフが置かれていますが、うるさい感じがなく、コンクリートのモダンな空気と相性抜群です。

ベージュに包まれた書斎でより穏やかに

ベージュは飽きのこないカラーなので、どんなお部屋にも使いやすいことは先ほどもお伝えしました。こちらの実例では、書斎全体がベージュに包まれた空間となっています。お部屋全体にベージュを使うと、より穏やかな心地になれて仕事がはかどりそうですね。


色を自由自在に駆使できると、インテリアの幅が広がって、より楽しく充実した生活が送れるかもしれませんね。ぜひ、今回ご紹介した実例を参考に、色を味方につけましょう!


RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「色彩心理学 カラーコーディネート」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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