連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.095 2018年1月7日更新

「飽き知らずのモノトーン。雰囲気を楽しむ柔軟な発想」 by MKさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、モノトーンモダンでシンプルかつスタイリッシュにインテリアを楽しまれているMKさんと、そのお宅をご紹介していきます。その時々の気分や季節に合わせて、空間の雰囲気をさらりとチェンジするMKさん流のメソッドにも注目です。

今回ご紹介するのはこの方です！

MKさん

初めましてMKと申します。夫と高校生の娘、中学生の息子＋ミニチュアダックスの女の子と暮らしています。おうちの記録としてRoomClipを初めさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。

モードで彩るモノトーン

穏やかさと凛々しさを両立する、モダンな空間

神奈川県在住のMKさん宅は、広々としたルーフバルコニーを有する3LDKのマンションです。室内は、さらりとアートを楽しむ北欧系モノトーンスタイルがモードな空間。特に、ルーフバルコニーへと縦長に伸びるLDKは、採光と柔らかなグレイッシュトーン、そして北欧系の穏やかな佇まいが魅力的なファニチャーでゆったりとまとめられており、モノトーンでありつつも家庭らしい温かさを感じさせてくれます。

そんな温かさとスタイリッシュなムードを共存させているのが、壁を飾るモダンアートたちです。洗練された雰囲気をもつモダンアートたちは、LDKの心地よさにしゃんと背筋を伸ばしたくなる、程よいアクセントを与えているよう。モノトーンとひとまとめに捉えても、柔らかさから凛々しさまで幅広く表現することができるんですね。

清潔感と安心感のある、カフェ＆バー風のキッチン

縦に伸びるLDK全体を見渡すことのできる、ペニンシュラタイプのキッチンは、ダイニングカフェ＆バー風のカウンタースタイルです。ホワイトとステンレスで清潔感たっぷりにまとめられています。生活感を印象付けるツールやアイテムたちも、色や形の統一と定位置にスッキリと収まるフィット感でインテリアの一部として機能させているのが素敵です。生活感が程よく垣間見えるキッチンには、安心感があります。その安心感も、スタイリッシュなムードを穏やかに中和するファクターなのかもしれません。

MKさん宅のキッチンでは、見せる・見せないのバランスが充実した収納も特徴的です。そしてMKさんの凄いところは、見えないところまでモノトーンで隙なくスッキリさせている点。こちらはシンク下の引き出しの中を見せていただいた一枚です。シンプルなファイルボックスを活用して、キッチンならではのツールを分類収納されていました。見えない部分の収納がこのようにスッキリと充実していると、使うも片づけるも気持ちよく運びそうです。

柔軟に楽しむ、モノトーンの可能性

家の中で一番好きな場所は？と伺うと、『ベッドルームです』とお答え頂きました。その理由は、ベッドメイキングや少しの小物アレンジで雰囲気をガラリと変えることができるからだとMKさんは語ります。最後に、その雰囲気チェンジの楽しみ方にフォーカスしてみましょう。こちらは、シックにブラックをメインにしつつも、ファーや幾何学模様で柔らかさと遊び心を加えた大人のモノトーンモードに仕上げられた状態のベッドルームです。知的で静かなひと時を過ごすことができそうですね。

MKさんの着せ替えにより、全く同じお部屋、全く同じレイアウトですが、一枚目の雰囲気とは180度異なるベッドルームが生まれました。ホワイトとハイトーンのグレイ、そして繊細なラインで、ふわりと柔らかな雰囲気へと一気に変えられています。いずれもモノトーンには変わりありません。でも、モノトーンという括りの中にも、無限の色彩が秘められているのだと思い知らされます。

濃淡や明暗、白と黒の狭間にある多くの可能性は、思いのほか毎日を鮮やかに楽しませてくれるのではないでしょうか。リネンや小物チェンジは、ベッドルームに限らずLDKでも、水廻りでも応用が利きくのも良いですね。MKさんのRoomには、まだまだモノトーンの魅力を掘り下げるアイデアがたくさんあります。是非、チェックしてみてください。