イギリスでは、家具は親から子へ受け継いでいくものと考えられ、上質な素材の丈夫なものが作られてきました。そのため、100年以上も昔の家具がいまも美しく残っています。使い込むほど味わいの出る素材や、繊細な装飾なども魅力的。英国家具が好きなユーザーさんたちのくつろぎのリビングをご紹介します。
気軽に取り入れやすいウィンザーチェア
ダイニングチェアとしても人気のウィンザーチェアは、細長い脚や背もたれのデザインがすっきりとしたシンプルさが魅力。コレクションしている方も多くいらっしゃいます。もともとが、庶民の食堂などで使われていたイスなので、ナチュラルなインテリアにもよく合います。
シンプル、ナチュラルなお部屋に
ウィンザーチェアは、シンプルなデザインのイスなので、いろいろなスタイルのお部屋に自然になじみます。ユーザーさん宅では、木目がナチュラルな板の床にラグを敷いて、明るくて開放的なインテリアに。ソファなどの大きな家具を置かず、壁際にウィンザーチェアを置き、すっきりとしたくつろぎ感を出されています。
ディスプレイに活躍
ウィンザーチェアは、イスとして使う以外に、小さなテーブルのようにも使えます。ユーザーさんは、フレームやグリーンを飾り、ディスプレイコーナーを作られています。バケツにオリーブを植えたり、ホーローのピッチャーを花瓶にするなどの工夫も素敵ですね。
シャビーペイントの白いチェア
ウィンザーチェアが大好きで集めているというユーザーさん。こちらのチェアは、白いシャビーペイントが優しいムードです。窓の鎧戸や、古い時計のようなシェルフ、ドライフラワーなどがコーディネートされて、ヨーロッパの古いお家に迷い込んだよう!あわただしい毎日から開放されて、ゆったりくつろげそうなコーナーです。
使い方は自由に楽しんで
歴史と伝統の重みを感じる英国スタイルの家具ですが、どのように使うかは自由です。アンティークな家具のムードを活かしてディスプレイを楽しむのもいいですし、テレビボードとしても使えます。お気に入りの家具を中心に、リラックスしてくつろげる場所を作っていきたいですね。
クラシックな家具にテレビも似合う
ユーザーさん宅のリビングでは、お気に入りの猫足家具と、テレビをコーディネートして使われています。クラシックで重厚感のある英国家具ですが、電化製品とも違和感なくまとまるのですね。壁やガラスキャビネットの上から垂らしたグリーン使いがおしゃれです。空間を優しく和らげてくれて、目にも優しいです。
チェストの上をディスプレイスペースに
ユーザーさんは、英国アンティークのチェストの上に繊細なレースを敷いて、ディスプレイスペースとして活用されています。ガラスの花瓶には、グリーンとホワイトのお花に、くすんだピンクを一輪入れて。落ち着いた大人っぽいアレンジが、レトロな雰囲気にぴったりですね。
重厚感あるキャビネット
繊細なレリーフやデザインが見事なキャビネットは、リビングの主役として存在感たっぷり。ユーザーさんが、子どものころから大好きだった家具とのことです。親から子どもへと、大切に受けつがれていく英国家具ならではのエピソードですね。季節ごとに飾り変えて活用されています。
窓辺のくつろぎコーナー
一人がけのソファと、サイドテーブルのある窓辺のコーナー。ソファに腰かけて、お茶を飲んだり、読書を楽しんだり、ゆったりリラックスできそうですね。ウィリアム・モリスのソファの花柄や、ランプの灯りが優しいムードです。レース使いなども、英国っぽさを感じるインテリアです。
お気に入りのソファとテーブルでくつろぎを
英国スタイルが好きなユーザーさんは、家具を選ぶときもとてもこだわって選ばれていることが感じられます。アンティーク品の場合は、一点ものの場合が多いので、出会いを大切にしたいもの。本当に欲しいものや理想のインテリアのイメージをしっかり持って、お気に入りの暮らしを実現していきたいですね。
ローラ・アシュレイとウィリアム・モリス
落ち着いたトーンのピンク色のソファは、ローラ・アシュレイのもの。ユーザーさんは、時間をかけて居心地のいい空間にしていくことを目指されています。ウィリアム・モリスの壁紙やチェアの色の調和が美しいですね。大切に育てるようにインテリアを楽しむ姿勢は、ぜひ見習いたいものです。
折りたためるゲートレッグテーブル
英国のテーブルでよく見かける伸縮テーブル。ユーザーさんが手に入れられたゲートレッグテーブルは折りたためるので、スペースや場面に応じて大きさを変えることができて、機能的です。大切に使い込まれたツヤのある木の風合いや、脚のデザインが素晴らしいですね。
重厚感あるチェスターフィールドソファ
英国の伝統的なスタイルのソファと言えば、革張でボタン留めや鋲飾りのものが代表的です。ユーザーさん宅のソファは、クラシックなデザインでも明るめの色なので、優しい雰囲気ですね。繊細な脚のデザインがきれいなピアノスツールは、サイドテーブルとして活用されています。
家具を親から子へと受け継いでいく英国の家具には、物語が感じられます。インテリアや家具を考えるときは、じっくり選んで育てていくという気持ちで楽しみたいもの。好きな家具は、子どもにも伝えていけたらうれしいですね。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「アンティーク リビング」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンペーン中の商品