自分の体は自分で守る!10の工夫で怪我をしにくい環境作り

自分の体は自分で守る!10の工夫で怪我をしにくい環境作り

日常生活の中で不意に転んでしまったり、ぶつけてしまったり、ぎっくり腰になってしまったり。その多くは、何気ない動作が引き金となることが多いんです。今回は、そんな怪我を負わないように、物の配置や選び方など、インテリアでできる一工夫を見ていきたいと思います。

キッチン編

キッチンは、重い鍋などを持ち運ぶ機会が多かったり、包丁のような怪我しやすいものが置いてあったりするだけでなく、他の場所に比べると狭い場所で動かなければいけないという特徴があります。そんなキッチンで少しでも安全に過ごせるための工夫をご紹介していきます。

よく使う物は、腰から胸の高さに

キッチンでよく使うものは、できるだけ腰から目線の高さの間に収納するようにしましょう。特に、人気のストウブ鍋など重さがあるものはこのようにカウンターの上に置くと、バランスをくずしたり腰に負担をかけたりしないので◎。電化製品を置いても、おしゃれに見えるファブリックの使い方、参考になります。

高い場所は、踏み台を使って

すっきりとしたキッチンは、見ていて気持ちがいいですね。こちらのユーザーさんは、高いところのものを取るときには踏み台を活用されているとのこと。ついつい背伸びして取ってしまうことも多いですが、踏み台を使ったほうが体への負担は少なく、安全でもあるためおすすめです。

IKEAのスツール。 キッチンの高いところにある物をとるのはもちろん、椅子がわりに座ってカウンターで軽食を食べたりしてます。
reozou

キッチンカウンターは、肘の高さで考える

作業しやすいキッチンカウンターの高さは、肘の高さ‐10cmが目安です。こちらのキッチンは90cmと、一般的なキッチンより少し高め。IHコンロもほぼ同じ高さで、使いやすそうです。天板が低い場合は、厚みのあるまな板を使うなど、工夫してみましょう!使いやすいキッチンは怪我のしにくさにつながりますよ。

キッチンマットには、低反発のものを

キッチンマットには、衝撃を吸収してくれる低反発のものがおすすめです。こちらのユーザーさんが使っていらっしゃる右側のキッチンマットは、「ドクターマット」と言って、足腰への負担を軽くしてくれるのだそう。重みがあり滑りにくいのもいいですね。ブラウンカラーが、カフェ風のキッチンにもマッチしていて素敵です。

前から気になっていたキッチンマット、買いました。 お医者さんが考えたドクターマットです(^。^) 腰や膝にかかる衝撃を吸収できるよう、クッション性のあるマットです( ^ω^ ) 汚れてもサッと拭くだけでとっても便利です。
akekuroanko

ランドリールーム編

次に、細かな作業の多い、ランドリールームで取り入れたいポイントを見ていきましょう。インテリアの工夫に取り組むことで、少しでも体が使いやすくなれば、洗濯も今より楽に行えるかもしれませんね。

バスケットは、高い位置に&抱えて運ぼう

洗濯物が入った重いランドリーバスケットを床から持ち上げるのは大変!このように、高い位置に置くだけでも楽になりますよ。また、持ち運ぶときにはハンドルを持たず抱きかかえるようにすると、バランスが取りやすく運びやすくなるので、やってみてくださいね。整然とした美しさのあるランドリールーム、見習いたいです。

洗濯グッズは、すっきりまとめる

清潔感のある真っ白なランドリールームでは、洗剤をはじめとするグッズが洗濯機の横の棚に置いてあります。そのほかには洗濯機周りには何も設置しないことで、頭や体などを作業時にうっかりぶつけたりする可能性が減りますね。室内干し用の竿も、使いたいときだけ下がるものを使われているそうです。

左上にちょこっと見えてるのは、 Panasonicの〝部屋干しファン せんたく日和〟 全く見えていませんが、 〝室内物干しユニット ホシ姫サマ(電動)〟もついています!
yucchin

洗濯機はドラム式がベター

動作を楽にすると考えたとき、洗濯機はドラム式がベター。縦型の洗濯機では、底から洗濯物を取るときの前かがみの姿勢が体に負担をかけやすいからです。ただし、すでに腰や膝に痛みがある場合はしゃがむのが辛いこともあるので、ご自分にあったものを選んでください。居心地のよさそうなランドリールーム、素敵ですね。

バスルーム編

最後に、バスルームでできる怪我予防を見ていきましょう。バスルームでの動きの特徴としては、座ったり立ったりという動作が多いということがあげられます。そんな動きを助けてくれるグッズが、バスルームでは活躍してくれますよ。

滑り止めマットで、怪我予防&安全性をアップ

バスルームで足を滑らせると転倒の危険性もありますし、転倒しなかったとしても、無理に力を入れてバランスをとることで、体を痛める可能性もあります。滑り止めマットを敷いておけば、そんな心配も減らせますよ。こんなにかわいい滑り止めマットなら、安全性とともにバスルームに遊び心もプラスしてくれますね。

手すりを積極的に使おう

モダンな印象のバスルームは大掃除後とのことで、見るからに気持ちがよさそう!こちらのバスルームには、手すりがしっかりと設置されているのがいいですね。浴槽への出入りのときや、浴槽内で立ち上がったり座ったりという動作のときに、手すりを積極的に使うことで、安全性はアップしますよ。

バスチェアには、高さがあるものを

こちらのユーザーさんがお使いのバスチェアは、座面の高さが40cmと、一般的なバスチェアに比べて高めです。このように、高さのあるバスチェアを使うと、立ったり座ったりするのが楽になりますし、姿勢もよくなるので体にもやさしいんです。シンプルなフォルムは、バスルームを広く見せてくれそうですね


怪我をしない工夫についてご紹介してきましたが、今回は家事を主に行う成人女性を想定して説明しています。お年寄りやお子さんがいらっしゃるご家庭では、またそれぞれの視点に合わせた工夫をしていってくださいね。


RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「工夫 安全対策」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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