床で暮らすスタイル♪「地べた生活」「床座生活」のすすめ

床で暮らすスタイル♪「地べた生活」「床座生活」のすすめ

「地べた生活」や「床座生活」という名前を聞いたことはありますか?最近注目を集めている床で暮らすスタイルのことです。日本では、昔から床に座る暮らしがありました。欧米のライフスタイルが導入され一般化した今、なぜ床で暮らすスタイルが人気を集めているのでしょう。その理由と実践者の方のアイデアをご紹介します。

床で暮らすスタイルに感じる3つのメリット

まずはじめに、床で暮らすスタイルがもたらすメリットを3つご紹介していきましょう。このメリットが、床で暮らすスタイルが人気を集めている理由につながっています。お住まいのお部屋の広さやインテリアにもよりますが、「地べた生活」「床座生活」と呼ばれるスタイルには、こんなメリットがあるのです。

目線が低くなるので空間が広く感じる

床で暮らすスタイルの一番のメリットは、目線が低くなるためお部屋が広く感じられるというものです。一人暮らしの方はもちろん、戸建て住宅にお住まいの方の場合でも、天井までの高さがイス座と床座ではかなりちがってきますよね。床で暮らすスタイルを取り入れているs_hm927さんのリビングも、開放的な印象です。

家具を動かしてお部屋を自由に使いやすい

2つ目のメリットは、家具を移動してお部屋をフレキシブルに使えることです。ちゃぶ台を広げればダイニングに、布団を敷けばベッドルームになった昔の日本の暮らしをイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。erixonさんは、ビーズソファとサイドテーブル兼オットマンを組み合わせた床座生活を楽しんでいます。

大きな家具が少ないので掃除がしやすい

床で暮らすスタイルの3つ目のメリットは、掃除がしやすいことです。大きなソファやテーブルがあると、移動も重労働ですよね。床で暮らすスタイルなら、掃除機やモップもかけやすいのではないでしょうか。おしゃれなテレビボードが目を惹くma-misoさんのリビングは、間接照明でリラックスタイムを楽しめそうです。

床座生活におすすめしたい快適ソファたち

それでは続いて、現代のライフスタイルに合わせた床で暮らすスタイルにおすすめしたい、快適なソファたちをご紹介していきましょう。今回は3つのタイプのソファを使っている、RoomClipユーザーさんのアイデアをピックアップしてみました。どのソファも、床で暮らすスタイルを満喫させてくれそうです。

「人をダメにするソファ」として話題に

someday-5さんが選んだのは、無印良品の「体にフィットするソファ」です。こちらは、あまりにも座り心地がいいため「人をダメにするソファ」として話題を集めました。ナチュラルなインテリアに合わせて、ソファカバーはネイビーのデニムをチョイス。グリーンの円形ラグやクッションとも調和がとれていますね。

床に近く座って目線が低くなるローソファ

chieさんのリビングに置かれたローソファは、「フロアソファ ユニゾン」という名称です。一般的なソファは座面までの高さが40cmほどですが、こちらは18cmですから、かなり低いことがわかりますね。ソファ本体は4つのピースに分かれるため、レイアウトも自由自在に変えることができます。

ソファのような座椅子を2つつないで

yakitoripieさんが選んだのは、「ニトリ」の「つながるポケットコイル座椅子」です。ふわふわしたフォルムは、まるでソファのような印象ですね。リクライニングが42段階もあるので、お好みの角度が楽しめます。コンパクトなスペースにもフィットするので、一人暮らしの方にもおすすめしたいアイテムです。

実はこちらソファではなく座椅子なんですよ。ニトリのレガというもので、細かなリクライニングができたり隣同士で連結できます。私もローソファを探していたのですが、こちらの機能やデザインに惹かれて座椅子に決めました。下手なソファを購入するより安上がりですしね。
yakitoripie

床座生活に欠かせない心地よいアイテム

床で暮らすスタイルをより快適にしてくれるアイテムは、ソファのほかにもいろいろあります。床でごろごろのんびりとリラックスタイムを楽しむために、みなさんはどのようなアイテムを選んでいるのでしょうか。参考にしたくなるアイデアをご紹介していきましょう。

インテリアのアクセントにもなるラグ

フローリングや大理石の床など、硬質な素材が使われている場合は、床での暮らしを楽しむためにラグが欠かせないアイテムとなります。おすすめは毛足が長くふんわりしたものや、ぬくもりのある天然素材のラグです。toyoさんは羊毛素材のグレーラグをチョイスして、ナチュラルで温かみのあるインテリアにまとめています。

サンクンリビングからパシャリ♡ウールのラグが映えています♡他のカラーもありましたが羊の原毛の色味を楽しめるグレーにしました。
toyo

夏は素足にも心地よい涼をくれる藤のゴザ

tajiさんは、夏になると藤のゴザをリビングに広げているそうです。目にも涼しく、洋風のインテリアにもなじみますね。日本では、靴を脱いで家に上がる習慣があるため、畳やゴザなど素足で踏んでも心地いい床アイテムが昔から存在していました。エコな視点からも、そうした日本古来のアイテムは床座生活におすすめです。

ナチュラル和モダンな座布団とちゃぶ台と畳

マンションや戸建て住宅でも、一室は和室があるというお宅も多いのではないでしょうか。KotoRiさんは、和室の畳に縁のない琉球畳をチョイスしてすっきりと見せています。濃淡のグラデーションで作る市松模様がおしゃれです。シンプルなデザインの丸座布団は、シルバーにも見えるグレーのカバーがスタイリッシュです。

おしゃれなこたつでぬくぬくの床座生活を

最後にご紹介したいのは、床で暮らすスタイルにははずせないこたつです。こたつ本体はもちろん、こたつ布団もおしゃれなデザインのものを選ばれているユーザーさんがたくさん!さまざまなスタイルの洋風のインテリアにもなじむこたつで、ぬくぬく快適な床座生活を楽しんでみませんか。

白を基調にした北欧風ナチュラルインテリア

kuruさんのリビングは、白を基調とした北欧風のインテリアでまとめられています。直線的なラインがモダンなグレーのソファとテレビの間に置かれたこたつは、ナチュラルなデザインで知られる「無印良品」の「楕円こたつ」です。「しまむら」のマルチカバーをこたつ布団として活用されているアイデアも参考になりますね。

男前スタイルになじむ手編みのこたつカバー

ラスティックな木や無骨なデザインのアイテムを組み合わせた男前インテリアを楽しんでいるmacaさん。妹さんが手編みされたこたつカバーを使われています。ノスタルジックな印象のモチーフ編みのカバーは、毛糸の色がシックなので、インテリアとの相性も抜群です!無造作に置かれたクッションにも目が惹かれます。

妹に編んでもらったこたつカバーが気に入り過ぎて、あれやわ。
maca

和室にシンプルモダンな掘りごたつを

DIYやNYスタイルのインテリアにファンも多いyupinokoさんのお宅は、和室もシンプルモダンに整えられています。円形座布団の素材は、い草です。開口部から見えるリビングのインテリアともなじむ色づかいは参考になりますね。現代の暮らしに合わせた和室のしつらえといっても、いいのではないでしょうか。


最近話題の「地べた生活」「床座生活」の人気の理由と、ユニークで洗練された実践アイデアをまとめてご紹介しました。リラックスできるというほかにも、いろいろなメリットがある床で暮らすスタイルを取り入れてみませんか。


RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「床」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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