「苦手を楽に!毎日のハードルを下げる家族にぴったりな収納」 by pengさん

「苦手を楽に!毎日のハードルを下げる家族にぴったりな収納」 by pengさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、純日本家屋に暮らすpengさんに、自分たちの暮らしと性格に合った収納の見つけ方とそのメソッドをお伺いしました。楽しむことで進んでいくpengさんの収納術は、整理整頓や片付け、掃除がちょっと苦手……そんな方にこそぜひ触れていただきたいさりげないウィットに富んだアイデアばかりです。

今回教えてくれたユーザーさん♪

夫と私、高校生の息子2人のいる4人家族です。日本家屋に暮らしています。苦手な片づけや整理収納を何とかしたくて、整理収納アドバイザーの資格を取り、すっかり整理収納の楽しさにはまってしまいました。これからは我が家だけでなく、お片づけの苦手な方に整理収納の楽しさを伝えたり、一緒にお片づけをしたりする仕事を始める予定です。

大切にしたのは、出し入れのしやすさ

日本の古き良き伝統の香りが漂うpengさん宅。そうした中に、自然と現代の暮らしに添ったモダンな収納が実現されているのが印象的です。日本家屋のつくりと現代風の収納の調和は難しかったのではないでしょうか?実現の裏には、どのようなこだわりや工夫が隠されているのかから、まずはお伺いしてみたいと思います。

pengさん

「我が家は日本家屋で押入れも多く、収納には難しさがありました。すっきりとしていて、モノの出し入れがしやすい家にしたいと考えながら整理収納を見直しています。居間は、押入れをリフォームし壁一面に無印良品のユニットシェルフを備え付けました。我が家にぴったりの収納をこれからもひとつずつ見つけ出していきたいと思います。」

使い勝手の良さこそ、すっきりと片付いた空間の持続の要ともいえます。まず、そこを大切にしながら、ご家族に合ったベストなカタチを模索されたんですね。押し入れリフォームによる充実のユニットシェルフは、まさに和の伝統とモダンの融合を象徴するような存在。ここからは、さらに詳しくpengさん流の「我が家にぴったりな収納」の見つけ方・作り方に迫っていきます。pengさんの考え方は、整理整頓や収納はもちろん、毎日の家事の手間も辟易……そんな方の毎日を楽しみながら180度変えてくれるはずです。さっそくチェックしていきましょう。

家族にぴったりな収納の見つけ方・作り方3つ

その1 お掃除ロボットとの友好な関係づくり→床にモノを置かない

pengさん

「床拭きロボットのブラーバを迎えたものの、床にモノがあると、モノを別の場所に移動してからブラーバを出動させるという2段階のプロセスを求められます。でも、床にモノがなければ、ブラーバを出動させるだけでOK!そこで、洗面所はバスタオルハンガーを床置きのタイプから、壁にかけて収納できるタイプに替えてたんです。ブラーバ掃除がぐんと楽になりました。」

その2 片付けのハードルを下げる→居間に各自の収納スポットを設置

pengさん

「我が家は、家族みんな片づけが苦手です。でも、みんなモノが多いよりも少ない方が心地良いと感じるみたいです。だったら『片づけのハードルを下げよう!』と思い、居間のユニットシェルフに各自のスペースを確保してみました。自分の部屋に持って行くのが面倒な学校のモノや洗濯物もココにポイっと入れるだけで良いことにしたんです。フタを閉めれば中身は見えません♪ちなみに写真は、フタを開けている状態(上)と閉じている状態(下)です。左が長男、右が次男のスペースとなっています。」

その3 要の資本→目的に沿った見えるお金管理

pengさん

「整理収納を学ぶ中で、モノとの付き合い方に自分なりのスタイルができてきました。特にお金はモノと直結しているので、お金の管理やその収納方法については改めて向き合うようになったんです。今では、まず年間の予算を立てて、無印良品のEVAケースに仕分けをするようにしています。すると使い過ぎが減り、本当に必要なモノだけを買うようになりました。おかげで、憧れていた『お気に入りのモノに囲まれた暮らし』に少しずつ近づいていっています。」

オススメの収納アイテム

ITEM無印良品のファイルボックス
PRICE700円〜1000円

定番品かもしれませんが、我が家には一体いくつあるのだろう?というくらい愛用しています。洗面所では洗剤のストックや掃除用品、台所でも食品や洗剤のストック、居間では本や書類、取説など、家中のあちこちで活躍しています。『ある場所で使わなくてなっても、他の場所でいろんな使い道がある』そんな可能性いっぱいのアイテムです。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

pengさん

「こんな記事にしていただくのが恥ずかしいくらい、まだまだ私自身も勉強中です。でも、強いてアドバイスとして挙げるのなら、まずはは少しだけやってみるのが良いかなと思います。『きれいになった!』そう家族がほめてくれた、『使いやすくなった!』自分で感じるそんな達成感、ささやかでも整理収納の楽しさに気が付くきっかけになります。楽しさを知れば、次のステップへと自然と進ませてくれる気がするんです。そして、整理収納が進むほどに、モノが少なくなり、家事も少なくなり、自分の時間が増えていきます。充実しているから、気が付くともっと家で過ごしたくなると思います。」

小さな喜びを重ねて楽しむ整理整頓

部屋が片付けば気持ちが良いです。家族が喜べば、片付けた甲斐もひとしおです。さらに、毎日の家事も楽になれば……自然と嬉しい「キレイのループ」が生まれるのではないでしょうか。pengさんの、家族の性格やライフスタイルをもとにした収納づくりをお伺いしていると、そんな答えにたどり付きます。そして何よりpengさんの考え方で魅力的なのは、『ハードルを下げる』ということがベースに潜んでいること。ひとつひとつの動作が楽になれば、それを繰り返すことは苦ではなくなります。pengさん宅では、その答えが床にモノを置かないことであったり、家族が必ず通る居間に各々の用品収納スポットを設けることであったりでした。この答えは各家庭ごとに異なります。

『まずは少しだけ』というpengさんのアドバイスは、できることをやることで得られる達成感と充実感をまず知ってほしい……苦手を乗り越えた方だからこそ出るのリアルな声でした。まずは、自分の・自分の家族の毎日の中で楽にしたいところを、手軽に改善できそうなところを見つけてみてください。きっとそこが、毎日をキラキラ充実させるスタートラインになってくれるはずです。


pengさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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