「キレイが当たり前になる、人とモノに向き合う収納づくり」 by ouchiresetさん

「キレイが当たり前になる、人とモノに向き合う収納づくり」 by ouchiresetさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、シックかつモダンな洗練された大人の雰囲気が漂うインテリアで暮らしをコーディネートされているouchiresetさんに、合理的に機能性を計算し、家族のクセに合った収納づくりのメソッドをお伺いしました。掃除をしてもすぐに散らかる、気が付けば元の木阿弥……そんなお片付けの負のスパイラルにはまっている方、必見です。

今回教えてくれたユーザーさん♪

整理収納アドバイザー。 二世帯住宅に母と主人、息子と4人暮らしをしています。 どうしたらスムーズにモノを取り出せるか、どんなモノをグループにまとめて置くと使い勝手が良くなるかを考えながら、日々生活しています。 お家を整えると気分も変わります♪

自然と体が動いていく、ストレスフリーな動線計画

ouchiresetさん宅は、どんな場所もすっきりと、清潔感たっぷりに整えられ、きちんとした大人のモダン空間といった印象です。煩雑な生活感がほぼ目につくことがなく、きちんと収まり良く片づけられていてとても気持ちが良いです。日ごろの整理整頓や収納はどういった点にこだわり、工夫をされているのでしょうか?まずはそこから伺っていきたいと思います。

ouchiresetさん

「家族の行動のクセを意識しています。体が自然と動くような使い勝手の良い収納になるように、何度も微調整を繰り返しながらストレスフリーの動線を目指しました。」

ひとりひとりの日常の動きを知ることで、当たり前の行動の中で片付けがなされてしまうようにコーディネートされているんですね。なるほど、実に合理的で画期的です。ouchiresetさんご家族は皆さん大人ですが、例えば小さなお子さんのいる家庭でも、その子の動き方を知ることで同様の工夫が取り入れられるのではないでしょうか。そして、自分の行動にはまる収納ならば、楽しく気持ちよく習慣化していけそうなのも魅力的ですね。ここからはouchiresetさんが実践されている、家族の行動動線に沿った収納づくりのメソッドをさらに詳しく掘り下げていきます。

動線に沿ったストレスフリーな3つの収納メソッド

その1 クセやパターンを観察する

ouchiresetさん

「例えばこれは社会人の息子の部屋です。朝起きて身支度をしてから家を出るまでと、仕事から帰り部屋着に着替えてくつろぐまでの行動のクセを観察し、ルーティンのようにムダなく同じ動きが毎日繰り返せるような仕組みを作りました。

帰宅
①デスク横のカウンターの上にカバンを置く
②腕時計、ポケットの中身をトレーに置く
③スーツを脱いでハンガーに掛ける
④消臭スプレーをシュッシュッ!

1枚目は仕事に出た後です。
この仕組みを作ってからは、部屋が乱れにくくなりました。」

その2 非日常づかいのアイテムは、次回のための準備万端収納に!

ouchiresetさん

「一年に一度のお年玉や使う日が決まっていない冠婚葬祭の準備はいざ使うとなった時、新札の用意、筆ペンの用意、去年(前回)はどうだったか……など、袋意外にもアレコレ必要となります。 そのため、お年玉用の新札は、前回と同じ位の金額分と次回参考になるメモなどを一緒にまとめて置いておくとスムーズに準備することができます。 これは、数年前の年末に新札を準備できなくて凄く困ったという経験をしてから行うようにした習慣です。こうしてまとめるようになってからは、心にゆとりができ、落ち着いて準備できるようになりました。」

その3 使うときに必要なモノがひとまとめになるようにする

ouchiresetさん

「『お水が必要なお薬はキッチンに集合!』というように、同時に使うモノがいつもひとところにまとまっているように心がけています。 ちなみにシロップの薬などは冷蔵庫に入れています。こうしておくことで、 『コップを出す→水を用意する→薬を飲む』の動きがスムーズになりました。 その他、レンジで温めて使う湯たんぽや肩こり用のホットパックなどもキッチンに置いているので、すぐにレンジでチンできて便利ですよ。」

オススメの収納アイテム

ITEMIKEAのハンギング収納 SVIRA
PRICE1,699円

IKEAのハンギング収納は、お気に入りでSVIRAシリーズやSKUBBシリーズなどを色んな場所で使用しています。息子の部屋では、SVIRAシリーズに帽子と靴下を収納しています。何が入っているか一目でわかり、取り出しやすいのでおススメです。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

ouchiresetさん

「人が『片付けたい』と思う時は、『モノが溢れて散らかっているのを何とかしたい!』と思う時ではないでしょうか。そうすると、出ているモノをしまうために収納用品を購入してしまいがちです。でも、その前にまず、今の暮らしに必要なモノを選ぶところから始めてみてください。モノと向き合うと、今までの『ただ出ているモノをしまうだけ』の収納から、『必要なモノだけが入っている』収納に変わっていきます。 そこを目指して、私も日々模索中です♪」

キレイが当たり前になる暮らしづくり

かゆいところに手が届くと嬉しいものです。ouchiresetさんのつくる収納は、そんな小さな喜びを日常の中にナチュラルに取り入れた、行動パターンに寄り添った収納。忙しい朝の身支度も、疲れて帰宅した後の煩わしいアレコレも、ouchiresetさんの動線観察に基づいたモノの配置があればストレスフリーですね。普段使いでないモノ、ヘビロテなモノ、それぞれのモノに合わせた「使う時」を意識した工夫も、家族の行動を思う優しさと気配りに溢れた素敵なアイデアです。

『片付けるならまずモノと向き合ってみてください』とouchiresetさんのアドバイスの中にはあります。そして、ouchiresetさんの収納術は「人と向き合う収納」です。定期的に気合を入れたお片付けをしなくてはいけない、したとしてもすぐに元通り……家族の協力が得られない……こんな悩みを抱えているならば、それは人とモノと向き合うチャンスです。ぜひ、ouchiresetさんの収納メソッドを試してみてください。


ouchiresetさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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