「背伸びしない。工夫と発見で進化する、いつでも快適な収納」 by anko.hibuさん

「背伸びしない。工夫と発見で進化する、いつでも快適な収納」 by anko.hibuさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、丁寧に家族の暮らしを考えた住まいならではの温かみあるインテリアが魅力的な、anko.hibuさん宅の収納についてお話をお伺いしました。手軽なアイテムを上手く使うテクニックや暮らしやすさへの工夫が詰まった、素敵な収納アイデアの数々を拝見していきましょう。

今回教えてくれたユーザーさん♪

小さな建売り戸建て住宅に、主人と私、7歳になる男の子と女の子の双子、4人家族で住んでいます。 保育士をしながら、毎日バタバタと育児をしておりますが、雑貨やインテリアが大好きで、ちょこちょこ100均に通いながら、プチプラで可愛いものを見つけるのが趣味です。 何のこだわりもなく購入したマイホームを自分好みに少しずついじりながら、家族みんなが快適に過ごせるよう、収納にもこだわるようになりました。100均グッズを使った収納やアイディアなどを日々考えています。

手軽さと発見を楽しみながら考える家族に合った収納

anko.hibuさん宅は、カフェ風やモノトーン、さまざまなテイストをバランスよく取り入れた雰囲気を楽しませてくれる住まいです。収納の中も、アイテムの統一やラベリングでスッキリとオシャレにまとめられているのが特徴的。それでいて、洗面周りのツールは吊り下げ収納になっていたり、シンク下を余すところなく有効に活用されていたりと、使いやすさに寄り添った工夫もされています。まずはanko.hibuさんならではの収納へのこだわり、大切にしていることなどから教えてください。

anko.hibuさん

「今はIKEAやニトリ、無印良品だったりと、いろいろなメーカーさんから便利な収納グッズが出ていますが、私はまず100均に行って何かないかを探すようにしています。 メーカーさんのものはデザイン的にもこだわりある素敵なものがたくさんありますが、安くても数百円とします。案外探してみると100均にも、色合いはちょっと違うけれど似たような形のものだったり、デザインが少し違っても『実はこんな使い方ができる!』などの発見があったりして、とても楽しいんです。 もちろん、100均のものだけでなく、時にはメーカーさんの商品を購入することもあります。でも、メーカーやブランドに捉われ過ぎず、自分自身や家族にとっての使いやすさ、生活への馴染みやすさを大切に選ぶようにしています。」

確かに、今は収納道具もオシャレなものが増えましたよね。でも、オシャレな分、お値段もそれなり……収納と言うシーンでは、見栄えにこだわるほどに数を揃える必要も出てきますから、負担も大きくなってしまう現実があります。でも、100均がそんなジレンマの救世主的な存在となりつつあります。anko.hibuさんのように、〇〇のアレに似たアイテムを見つけたり、思いがけない代用メソッドを発見したりと、考える楽しみを増やしてくれるのも100均ならではの楽しみ方。考えるからこそ、家族の暮らしに馴染みの良い、その家らしい収納がつくられていくのではないでしょうか。ここからは、そんなanko.hibuさんご家族らしくあれる収納メソッドを詳しくお伺いしていきます。片付けても3日坊主!憧れの通りにはなかなかいかないから、挫折した!そんな方も納得の考え方やアイデアがいっぱいですので、チェックしてみてください。

ちょこっと私らしさも楽しんで♪背伸びしない収納づくりのコツ3つ

その1 おもちゃは見せる隠すのメリハリで、片付けやすくスッキリと

anko.hibuさん

「子どものおもちゃというと、木製の温かみのある、そこにあるだけでカワイイものから、ちょっと奇抜なヒーローものまで、種類はさまざまありますよね。 なんでもかんでも並べて置いてしまうと、見た目にもゴチャゴチャしてしまいますし、何よりも片付けが大変です。 私は、見せて置いておきたいもの、隠して置いておきたいものとをしっかりと決めて、メリハリをつけるようにしています。そうすることで、数のあるおもちゃもゴチャゴチャし過ぎず、それでいてお片づけにもきちんと繋がる空間にできるのではないかと思っています。」

その2 背伸びはし過ぎない、家族のための私らしいアイテム選び

anko.hibuさん

「色々な方々の素敵なインテリアを見ていると、『我が家もモノトーンでビシッと決めたい』と思ってみたり、物の少ないシンプルな空間に憧れたりもしますが、背伸びし過ぎて家族に負担がかかるような収納法では本末転倒するはずです。あくまでも優先すべきは家族の使いやすさ、暮らしやすさとして収納方法や収納アイテムは考えています。 その中でよく使うのが、100均のアイテムです。でも、使いやすさの中に、自分の好みをちょこっと取り入れるようにしたりするなどして、無理のない範囲でインテリアを楽しめるようにしています。」

その3 家族と共に変化する空間を心がけて

anko.hibuさん

「家庭のスタイルによって、お部屋の配置なども色々あると思います。そして我が家には車椅子の息子が1人います。 なので、正直なところを申しますと、おシャレな部屋には程遠いところもあるんです。こうした事情もあり、2つ目のコツの中でもお話しさせていただいたように、まず大事にしたいのは家族が生活しやすい空間です。 おもちゃ収納ひとつでも、息子が取りやすい位置であるよう考えて配置したり、洋服の収納も子どもの成長に合わせて考え直したりしています。 家族みんなが集まるリビングでは、そうした背景をふまえながら、みんなが快適に過ごせるように思考錯誤しながら、事あるごとに模様替えをしています。家族の成長、暮らしの変化、そうしたものに収納を常にシフトさせながら、いつも暮らしやすい家になるようにしていきたいです。」

オススメの収納アイテム

ITEMセリア シール容器
PRICE108円

色々な大きさや種類があるので、我が家では特にキッチンで大活躍しています。 乾物収納には小さめ薄型のもの、冷凍庫の収納には少し大きめで平たいサイズだったり、深めのものだったり。同じ種類の容器で揃えると、見た目にキレイですし、分かりやすくなります。 今までいろいろな容器を使ってきましたが、この部分の収納だけは、変わらずこのシリーズを愛用しています。

最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

anko.hibuさん

「私自身、収納が得意だとかそういうのはまったくないのですが、理想だけを膨らませてあれこれ買ってみても、現実はうまくいかなくて失敗した……なんてことが多々あります。 その点、100均のものであれば気軽にお試しできるので、『片付けが苦手だなぁ』という方にも気楽にやってみようと思っていただけるのではないかと思います。 背伸びしすぎず、身近なところから少しずつ変えていくのが、いろいろと失敗もしてきた私なりの方法です。」

少しずつ、丁寧の積み重ねでその家らしくなっていく

anko.hibuさんのお住まいは、インテリアはもちろんですが、収納の中までスッキリと丁寧につくり込まれているのが印象的です。統一感や見やすさ、そんな使いやすさへの工夫が収納の見栄えを良くしているので、見た目と機能が心地よく両立されているのが素敵。そして、素敵な収納を作り出しているのが、手軽で身近にあるプチプラなアイテムだったり、ワクワクする発見だったりするので、真似をしやすいのも魅力的です。anko.hibuさんの収納の中をのぞくと、印鑑スタンドが歯ブラシ立てになっていたり、ワイヤーラックやつっぱり棒でスペースを有効活用されていたり、100均の定番アイテムをアレンジしてインテリアに馴染ませていたり、「なるほど!」とついついすぐ実践したくなるアイデアが溢れています。

anko.hibuさんは、背伸びし過ぎず、家族の使いやすさを最優先に暮らしの在り方を考えられていると話してくれました。それは、どの家庭にもとても大切なことではないでしょうか。無理がなければ、続きます。無理がないから快適です。使いやすさは、ライフスタイルの変化や成長と共に変わっていくもの……。発見や工夫、そしてちょっと自分好みのアソビを取り入れながら、丁寧を積み重ねていくanko.hibuさんの収納づくり、ぜひ参考にしてみてください。


anko.hibuさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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