誰でも簡単にアレンジやプチDIYを楽しむことができる「10分でできる100均リメイク」連載。
今回は、レディなフレンチアンティークスタイルでインテリアを楽しまれているmiho.okuさんに、手軽に挑戦できるDIYモールディングのつくり方を教えていただきました。100均で購入できる『エコクラフト』を上手にフル活用したアイデアレシピです。
教えてくれた人
ホワイトを基調とした、フレンチアンティークな雰囲気×レースが大好きです。家具のほとんどはDIY!主に建築資材の木材や断熱材などの廃材利用品です。 7月の西日本豪雨災害で被災して以来、清掃と片付けに日々追われていますが、1日も早く落ち着きを取り戻し、またRoomClipの時間やDIYの時間を持ちたいと思っています。
必要なもの
所要時間
8分
購入する材料 計4アイテム 432円(税込)
- エコクラフト(ペーパークラフトバンド)【ダイソー 売場:装飾品】
- ペンキ(ホワイト)【ダイソー 売場:DIY材(スノコ、工具、フック等)】
- ペンキ(ナチュラルベージュ)【ダイソー 売場:DIY材(スノコ、工具、フック等)】
- ハケ【Seria(セリア) 売場:DIY材(スノコ、工具、フック等)】
必要な道具
- PPバンド(なければプラスチック製のカードのような物でも代用可)
- 洗濯バサミ
- はさみ
- ボンド
- ものさし
- 張り付けたい物・場所
つくりかた
STEP1
まず、エコクラフトを貼り付けたい物に合わせて、お好きな長さで縦用4本、横用4本にカットします。
※今回は、セリアのウッドケースをペイントした物に貼り付けています。参考までに、サイズは縦用8cm×4本、横用15cm×4本でした。
STEP2
STEP1でカットしたエコクラフトの筋目に沿って、縦用と横用をそれぞれ2本幅×2・4本幅×2・6本幅×2・8本幅×2に細分化してください。はさみで分けたい部分の筋目に切れ目を入れ、PPバンドを差し込んで割きます。 ※ちなみに、エコクラフトには12本の筋目があります。
STEP3
8本幅にボンドを付けて、6本幅を重ね、さらにその上に4本幅、2本幅を同様に続け、ミルフィーユ状態にしたら、洗濯バサミで固定して乾かします。 ※乾燥にかかる時間は所要時間に含まれていません。
STEP4
ボンドがしっかりと乾燥したら、両端を斜め45度にカットしてください。
STEP5
飾りたい物にボンドで貼り付けます。
STEP6
仕上げに、ざっとペンキを塗ったら完成。 重ねて塗っても、色を混ぜて塗ってもOKです。 今回は、ホワイトを塗ってから、ナチュラルベージュを重ね塗りしました。 アレンジも簡単なので、いろいろな物やところで試せます♪
STEP7
エコクラフトで簡単に作れる 『なんちゃってモールディング』は、 木製や樹脂製の市販されているモールディングよりも加工しやすいのもポイントです。エコクラフトは紙なので、ざっくりカットでも『突き合わせが合わない!』なんて残念なトラブルもありません。ボンドのはみだしも、乾けば気になりませんし、塗装してしまえばもっと気になりませんので、そのままでOKです。※この写真では、チェストの引き出しのフロント装飾になんちゃってモールディングをプラスしています。
セルフモールディングで、雑貨をセンスアップ
エコクラフトの細かな筋に着目し、無駄なく活用するアイデアが素晴らしいですね。普段から、DIYでご自宅をフレンチアンティーク調につくり込まれているmiho.okuさんだからこそ、ひらめき実用化できたアイデアではないでしょうか。また、PPバンドで割く工程は、なんとも気持ちが良さそうです。なにより、基本の作業は、長さに合わせて段数分にエコクラフトを仕分けたら、ボンドで重ねていくだけととてもシンプル。市販のモールディングよりも安価かつ手軽で、扱いやすいのですから、応用の幅もどんどん広がっていくことは間違いなしです。
塗装次第で、クラシカルやエレガントなど好みのテイストに合わせることもできます。プチプラかつ図工感覚で挑戦できるレシピですので、DIY初心者さんも、モールディングは気になるけど、『ハードルがちょっと高いかな?失敗したら嫌だな……』と感じていらっしゃる方も、ぜひ挑戦してみてください。
ワンポイントアドバイス
- 『ちょっと雑じゃない?』って思うぐらいで大丈夫です。
- 重ね方を階段みたいにすると、フレームの縁にも使えます。
miho.okuさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
みなさんの投稿をお待ちしております♪
本連載に連動して、ただいまイベントを開催中です。みなさんが試された10分でできる100均リメイクをぜひ投稿してください!
■■■■■■!以下3点ご確認ください!■■■■■■
- 10分以内でつくれるもの(乾かす時間等、何もしない時間はのぞく)
- 工具や塗料は初心者が持っていそうなもののみ
→持っていなさそうなものは、100均でも購入できる工具・塗料であればOK - 執筆時点で材料がすべて購入できそうなもの