余白のあるお部屋は、清々しく洗練された印象を与えてくれます。インテリアはあえて引き算をして、厳選したお気に入りをじっくりと楽しむのも味わいがありますね。今回は、ユーザーさんの余白を活かしたお部屋作りをご紹介したいと思います。物が少ないのに、一度見たら強い印象が残るようなバランス感覚が決め手です。
余白が物を引き立てるディスプレイコーナー
お部屋を彩るディスプレイコーナー。好きな小物や植物など、ついたくさんの物を飾りたくなりますよね。でも、お気に入りアイテムの魅力を最大限に引き出すためには、空間に余裕を持たせることが大切です。すっきりとした空間なら目線が集中するので、よりスタイルを引き立てるコーナーを作ることができます。
大好きなものを厳選して
棚を利用したs.houseさんのディスプレイコーナーは、北欧アイテムが並んでいます。空間に余裕を持って飾っているので、壁の白さと棚の木目も北欧インテリアの一部のようです。大切な置き物を優雅に味わえるのは、物を厳選しているからこそですね。
植物の色彩や動きが引き立つ
植物の鮮やかな色彩や、自然の動きを最大限に堪能するためにも、余白は重要です。itousanのようにまわりの物や色味を減らすことで、植物の持つ躍動感を存分に味わうことができますね。まっ白な壁の間からは自然の光も差し込み、天然のスポットライトに。清々しく迎えられる玄関インテリアを作っています。
大きな飾り棚に、余裕のある配置を
壁に大きく取り付けた、ナチュラルな飾り棚。この棚自体がお部屋のアクセントになる存在感を発揮していますね。そこで、ここに飾る小物は、増やしすぎずにバランスよく。華奢ではかなげなフォルムの小物を選んでディスプレイしているので、棚の大きさと対照的になり、壁の余白が印象付けられます。
壁や床にも余白を持たせて
棚やラグなどの大物アイテムが少ないと、壁や床の広さが強調され、すっきりとお部屋が明るくなります。余白が大きくなることで物足りなさを感じたら、アクセントになるインテリアをポイント的に取り入れると味のある空間に。見せる収納も、意識的に余白を作ることで、メリハリがうまれハイセンスなお部屋になります。
ポスターはバランスを意識して
すっきりとしたリビングの壁には、モノトーンのポスターを飾ってスタイリッシュに。それぞれ大きさの違うポスターは、絶妙に配置をずらして動きを出しています。物が少ない分殺風景になりがちな空間も、この動きがあるだけでぐっと華やぎます。黒いフレームは、余白を引き締めるアクセントにもなりますね。
メリハリで余白をうむ
物を置くスペースをまとめることで、余白が強調されたginさんのお部屋。収納は棚と壁掛けを組み合わせ、あえて見せることで、何もない空間とのメリハリが出ていますね。また、手前にあるホワイトウッドのテーブルと壁の白が組み合わさり、広がりを感じる空間に。抜け感のある塩系インテリアに仕上がっています。
照明さえもない潔さ
まっ白な壁と天井に、ウッド調の床。ただ寝るだけの場所、というNENEさんの寝室は、照明さえもないミニマルなお部屋です。ただ空白なだけでは気付かない余白が、グリーンや鏡を置くことではっきりと意識されます。窓から入る自然の光や暗闇を、家の中でも感じられそうなナチュラルな空間です。
床と壁に何も置かず、Iラインが高さを強調
まるで雑誌の1ページのような、生活感を感じさせない洗練されたお部屋ですね。壁の飾りや床のラグなども一切なく、家具や内装の個性が引き立つインテリアです。特に、お部屋の真ん中に吊るされた長めのペンダントライトは、アクセントとして効果絶大。高さを感じさせ、余白に表情をプラスしてくれます。
収納も余白を心がければ、絵になる
お部屋は整頓できても、収納の中はキャパオーバーまで詰め込みがちです。しかし、収納の中は意外と毎日のように目を通す場所。余白があり、取り出しやすい空間にすることで、すっきりとした気持ちで過ごすことができます。物はしっかり収納しつつ余白を持たせる工夫を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
壁が見えると、クローゼットがすっきり
クローゼットは、余裕のある収納を心がけることで、使いやすく見た目も美しいスペースに変身。下部分は収納アイテムを使いフル活用し、上部分はハンガー掛けで余力を持たせてスマートに。上下でバランスを取れば、収納量を確保しつつゆとりのあるクローゼットが作れます。
収納ケースやグッズの活用で生活感をオフ
普段は目に付かないシューズクロークの中も、yuka.homeさんのように優雅な収納ができたら理想ですよね。靴だけでなく、お掃除道具や小物類までが、整然と余白を残して収めることができています。物に合わせた収納アイテムを使うことで、収まりよく空いたスペースをくっきりと印象付けることができますね。
余地を残せば、収納家具がインテリアに
玄関にスタッキングシェルフで収納を設けているyuka3246さん。棚をすべて収納場所にせず、何も収めない空間を作って余白を残しています。収納家具ですが、まるでこれ自体がオブジェのように、白い壁とマッチしていますね。リズミカルな物の置き方も参考になります。
壁や床に広い空間が空いてしまうと、つい何かを飾ったり置きたくなりますよね。でも、潔く空間をあけて、余白を引き立てるインテリアを作るのも素敵です。気持ちにも余裕ができ、お部屋で過ごす時間が充実してきそうです。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「余白」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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