すてきなインテリアディスプレイは、どこが違うのでしょうか?そこには、いくつか基本的なルールがあるようです。そこで、センスの良いディスプレイが押さえているポイントを、実例でお見せしましょう。ぜひ、ディスプレイのセンスアップの参考にしてください。
ディスプレイにテーマを持たせる
漫然と好きなものを並べても、ディスプレイから伝わるものがありません。インテリアのテイストに合わせるのはもちろん、場所ごとにテーマを決めて、ディスプレイに個性を持たせましょう。
①ディスプレイにタイトルをつける
玄関のニッチを飾るディスプレイのタイトルは、「ブラッククリスマス」。モノトーンのインテリアに合わせて、ヨーロッパ的な雑貨で、幻想的なディスプレイを作っています。
②メインになるものを決める
存在感のあるアンティークケトルを中心に、アンティークの茶器や、ドライフラワー等をディスプレイしています。ケトルに合わせて、全ての小物にアンティーク感があるので、統一感があります。
置き方のバランスに注意する
飾るスペースの広さや、高さ、他の家具とのバランスを取ることは大切です。また、ディスプレイする物どうしも、バランスよく飾りたいですね。そんな、ディスプレイの仕方のコツを考えましょう。
③背景となる部屋とのバランスを取る
④飾るものには、高低差をつける
サイズの違うものを飾って、ディスプレイに動きをつけることも大切です。額とデコウッドの両方をサイズ違いで飾り、おもしろさのあるディスプレイになっています。
⑤小さい物は集めて飾る
同じ形で、ちょっと素材の違う雑貨を4つ並べて、楽しいディスプレイになっています。後ろのカッティングボードにも同じ形が繰り返され、さらに印象付けています。シンプルで小さな雑貨も、同じスペースにいくつか並べると、インパクトが出てきます。コレクションのディスプレイなどにも応用できますが、並べすぎないように注意しましょう。
色数を押さえてすっきりとセンス良く
ディスプレイがごちゃごちゃした印象になる原因には、色数が多かったり、色のニュアンスがばらばらっだたりすることも原因の一つです。色の合わせ方にも、注意して飾るものを決めましょう。
⑥インパクトのある色は一つだけにする
⑦同系色はグラデーションでつなげる
素材の印象にも統一感を持たせる
まったく同じ素材のものを並べれば、統一感が出ますが、少し退屈なディスプレイになってしまいます。また、ガラスや陶器は作り方が違うと、まったく質感が違ってしまいます。そこで、並べて飾るなら、形は違っても、質感が同じものにしましょう。素材が違っても、質感などの印象が同じなら、大丈夫です。
⑧素材の種類を少なくする
流木に、籐のかごと木のプレートをプラスしただけのシンプルなディスプレイです。素材の種類を押さえて、流木の独特の質感と大きさが生きた、ダイナミックな飾り方です。
⑨素材の質感をそろえる
生活用品の見せる収納棚ですが、ブリキとガラス等、硬質な質感で統一されて、すてきなディスプレイになっています。色も少なく、棚ごとに高低差のある置き方がされていたり、ディスプレイの基本が押さえられた美しい収納です。
夜の印象は、ライティングで決まる
部屋を明るくするライトに凝っている方は多いと思います。もう一歩踏み出して、ディスプレイスペースを照らすライトを取り入れてみませんか?実例のように、向きの変わるライトを使ったり、テーブルランプを使ったり、光の色合いも考えて当てて下さい。
⑩ディスプレイを生かすライティングにする
背景の白にライトの光が当たって、アンティークの歯車のちょっとくすんだ色合いと良いコントラストになっています。また、歯車の形をくっきり見せて、昼間よりもインパクトのあるディスプレイになっています。
ご紹介した10のルール、簡単なことばかりですが、気を抜くとはみ出しやすいところでもあります。季節の変わり目、ディスプレイを替えながら、一度見直してみてはいかがでしょう。すてきなディスプレイスペース作りを、楽しんで下さい。
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