日本人の多くが懐かしさを覚える古民家系インテリアは、温かく落ち着きある佇まいが魅力です。今回は、古道具や天然素材を取り入れてレトロなスタイルを作り上げているRoomClipユーザーさんたちの実例を、リビングやキッチン、土間といった場所別にご紹介していきます。使われている家具にも注目してみてくださいね。
居心地よいリビング
最初に、古民家系スタイルのリビングを見ていきましょう。どの実例でも、ゆったりと過ごせそうな居心地の良さが感じられるという点が共通していますよ。落ち着いた色使いもポイントです。
小上がりでくつろぎスペースを
リビングの一角に和室の小上がりを設置されている実例です。全体的に落ち着いたカラーを使うことで、モダンなリビングと和室に統一感が生まれていますね。和室に取り入れられている古風な情緒が感じられる丸窓は、外から見ると四角になっているそうですよ。
ほっとできる明るさ
昔ながらの障子やすりガラス、そして美しい板の間が目を引くこちらのお部屋。癒しを感じるしっとりとした明るさが、古民家ならではの雰囲気を醸し出しています。また、こちらの照明は調光機能があるとのことで、必要に応じた明るさにできるのがいいですね。
こなれ感を楽しむ
床での生活をメインとするリビングでは、このように高さの低い家具を用いると、開放感のある空間を作ることができます。もとは祭りの屋台の車輪だったというテーブルをはじめ、味のある家具と無造作感のある雑貨の組み合わせが、古民家らしいこなれ感を生み出しているのもポイントです。
男前な家具がマッチ
こちらのお宅は、築100年の古民家をリノベーションされているのだそうです。そんな歴史が感じられるお部屋に合わせたのは、塩系のすっきりとした家具たち。男前な雰囲気と、古民家との相性の良さに驚かされますね。厳選された雑貨の取り入れ方にも注目です。
丁寧な生活の似合うキッチン
古民家系のキッチンは、丁寧な生活を感じさせてくれます。そんなキッチンに似合う雑貨や、収納するための家具を取り入れているユーザーさんたちの実例をここでは見ていきましょう。
生活感を楽しむ
こちらの生活感のあるキッチンは、とても温もりが感じられます。和洋の雑貨や家具がミックスアップされた、昭和レトロな雰囲気も魅力的ですね。また、キッチン雑貨を見せながら収納することで、使いやすさとともに、味のある空間が作り出されているのも◎です。
水屋箪笥を取り入れて
落ち着いて過ごすことのできそうな独立型のキッチンに、水屋箪笥が食器棚として取り入れています。どっしりとした印象の水屋箪笥は、古民家風のお宅によく似合っていますね。窓の部分にさりげなく置かれた雑貨の見せ方など、ユーザーさんのセンスの良さが感じられる実例です。
すっきりとした美しさ
すっきりと片付いたキッチンはすがすがしさが感じられます。そんな中、ユーザーさんが張り替えられたという籐椅子の座面の色がアクセントとなっていて、絵になる空間となっていますね。こちらの籐椅子は20年以上使われたものとのこと。古道具を大切に使っていく姿勢、見習いたいです。
土間のある玄関まわり
最後に古民家系のインテリアで見かけることの多い、土間のある玄関まわりをご紹介していきます。家の中にありつつ、外と同じように使える空間を、RoomClipユーザーさんたちはどのように活用されてるのでしょうか。
絵本を楽しむスペースとして
土間に絵本棚を設置している実例です。ノスタルジックな空間は、まるでタイムスリップしたような気持ちになれそう!お子さんや、そのお友達がワクワクしながら絵本を選ぶ様子が目に浮かぶようです。キャプテンチェアなど、ヴィンテージ感のある家具が土間にマッチしていますね。
縁側を土間にリノベーション
こちらの土間は、もとは縁側だったスペースです。お子さんが遊べるだけの広さがあり、天気が悪かったり寒かったりする日でも、屋外気分で楽しめるのがいいですね。明るい光が射しこむ空間は、植物を育てたり洗濯物を干したりと、アイディアしだいでいろいろな用途で使えそうです。
気軽に立ち寄れる客間として
土間玄関にソファーなどを置き、客間としている実例です。靴をはいたまま、お茶やお酒を飲みながらレコードが聞けるというスペースは、ゲストの方にも喜ばれそうですね。置いてある家具の年月を感じさせる佇まいも、この場の肩の力が抜けたかっこよさにつながっています。
古民家系インテリアは、ご紹介してきた中にもあったように、ナチュラルや塩系、北欧など、さまざまなスタイルと合わせることが可能です。古き良き日本のインテリアを、また新たな形で次世代につないでいけたら素敵ですね。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「古民家系 古道具」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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