”ホワイト・ナチュラル・インテリア”happy_bridgeさん

”ホワイト・ナチュラル・インテリア”happy_bridgeさん

今回のインタビューは、ホワイトを基調にしたインテリアが魅力のhappy_bridgeさん! 普段は雑誌の紙面デザインなどをしているフリーのデザイナーさんとのこと。とっても気さくな方で、神楽坂のお堀沿いにあるカフェでじっくりお話を聞かせてくれました! 【☆先日まで5回連載していたものの総集編です☆】 【RoomClipMagは、約25万人が利用する日本最大のインテリア・コミュニティRoomClip(ルームクリップ)がお送りするウェブマガジンです】   ↓参加してみました!↓応援してもらえると嬉しいです。 にほんブログ村 インテリアブログへにほんブログ村 インテリアブログ 素敵なインテリアへ———————————————————————————————— #10「ホワイト・ナチュラル・インテリア」happy_bridgeさん ————————————————————————————————
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●RoomClipとの出会い   ーーーhappy_bridgeさんはブログでもインテリアの写真を公開してますが、RoomClipを始める前はブログが中心だったんですか?   「いや、実はRoomClipを始める前は、インテリアは好きだったけどそれほど力を入れてはいなかったんですよ。ブログは地元の友だちとかへの近況報告用だったんです」   「一昨年に引越した際にインテリア系のブログや本を色々と探していて、Riko*さんのブログ『-Natural zakka- Lovely Style』を見つけたんです。そこからRoomClipも見るようになった感じかな」
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2012年7月のソファの写真。このころはほとんど投稿はしていなかった
「でも最初は勝手に見ていただけで、コメントもあまりしなかったし、淡々と自分の家の写真をアップしてたんですよ。だからRoomClipでも本当に色々と交流し始めたのは結構後になってからかな」   ーーー普段はアプリで見てるんですか?   「iPhoneかiPadで見てますね。あ、でも仕事中はウェブで見てる。全体を見るならウェブの方が見やすいですね。iPhoneだと見落としがあったりするからね。あれ、●●さんの写真どこだろう、、ってなっちゃう。やっぱり全部見たいからね」   ーーーそうですよね。。色々とこれからも改善していきます。。   「いえいえ。でも、RoomClipのデザインは好きですよー。かわいくて。素敵だよ」   ーーーありがとうございます。うちの社長がデザインも全部やってたんですよ(笑)1月に新たなデザイナーが入ったので、これからさらにデザインは良くなっていきますよ!
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結婚した際にもらったという赤いマグ。今だとやっぱり目立ちますね
●これまでのインテリア その1   ーーーさて、happy_bridgeさんというとやっぱり白のインテリアというイメージがありますが、昔から白が好きだったんですか?   「そうですねー。白はずっと好き。でも実は赤も好きなんですよ。今のひとつ前の家まではずーっと赤も使ってたの」   ーーーへーー!それは意外です。赤は完全に消えたんですね。   「そうですねー。今の家に引っ越してから、全部白い世界に変えちゃったんです。全部塗って。友だちには『精神的なものじゃない?』って笑われてますよ(笑)」   ーーー最初にインテリアが好きだなって思った記憶は?   「うーーん。ちっさいころから好きだったからなぁ。小学5年のときに実家が新築したんですが、子供部屋の壁紙とか照明とかを全部選ばせてくれたんですよ。それが直接のきっかけかな」   「その時は白をベースにして、赤を差し色にしたと思います。壁は白に赤の細いピンストライプが入ってて、家具も赤を入れてました。それまでが団地だったから、きれいな白い部屋に憧れがあったのかな」
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ハピさんの部屋といえばやっぱりギター!
ーーーその後はどんな感じだったんですか?   「いやー色んなインテリアやりましたよー。高校卒業するまで実家に住んでたから。モノトーンもやったし。愛知県の田舎で家が広くて、私の部屋も10畳くらいあったから、色々と楽しみました」   「高校生くらいのときにバンドやってたんですよ。パンクバンド(笑)。で、私はギターだったんだけど、ドラムの子が自分の家に置けないドラムセットを部屋に置いてあげたりしてました。黒のドラムセットだったから、それにあわせるために赤い家具をスプレーで黒く塗ったりしてね」   ーーーやっぱ音楽やってたんですね!ギターもhappy_bridgeさんの部屋のトレードマークですもんね!ちなみにどんなバンドが好きだったんですか?   「私はビートパンク世代だから、最初はブルーハーツで、あとはジュンスカとかかな。その前はもっとハードコアだったけどね」   ーーーこのころはまだ全然ナチュラルな感じじゃないんですね。   「全然違いますね(笑)。バンドの友だちはみんなナチュラルな感じで読んでる雑誌もOliveとかだったけど、私はCUTiE。創刊号から買ってたもん」   「だから友だちはいまだにそのころの服も着られるし、部屋の雰囲気も変わっていないの。私は当時とは全然違う感じですね(笑)」  
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●これまでのインテリア その2   ーーー卒業してから一人暮らしを始めたんですか?   「そうそう。バンドをやりに東京に出てきたんです。まぁ3年くらいで挫折しちゃったんだけど。そのころは音楽ばっかりしてたから部屋はそれほどこってなかったかな。文化屋雑貨店とかアジアン系が好きで、部屋もそんなテイストでした」   ーーー結構色々なテイストをくぐっているんですね。一番長かった好みはどんな感じなんですか?   「うーん。ミッドセンチュリーが10年くらいやってましたね。1960年代のイギリスのモッズ文化にどっぷりはまっていたことがあるから、それが原因かも。モッズ文化って、例えば音楽で言えばザ・フー、乗り物はベスパとかミニクーパー。そういうのが好きだったんです」   「まさに映画『さらば青春の光』の世界だよね。家具もイームズとかヤコブセンとかはやっぱりいいなーって思う。その後は北欧もいいなーって思って、ちょっとやりました」
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10年以上使っている黒のシャンデリア。昔の雰囲気を残しているようです
ーーーそして今の家に引っ越すタイミングでナチュラルになるわけですね。引越しのときに重視したポイントとかってありますか?   「今の家で今の夫と同棲を始めたんですが、家は狭くてもリビングが欲しかったんですよ。人が集まる場所にしたいから。昔からみんなを呼ぶのが好きだったんです」   「高校の時もバンドのメンバーをいつも呼んでたし、東京に出てきても音楽活動で知り合った友だちのたまり場になってました。彼ともライブで知り合ったしね」   ーーーなるほどー。「人を呼べる家」ですね。   「そうそう!で、人を呼んだときに『お、オシャレだねー』って言われる家(笑)。まぁ元々田舎で家が広かったこともあって、その後の一人暮らしの時も、寝室とは別にリビングを重視してました」   「でもね、、やっぱり東京の人って忙しいし、大人になるとなかなか人を家に呼ばないんだよね。仕事もしてるし。今の家も引っ越して一年以上経つけど、結局全然呼んでないんだよ(笑)」   ーーー確かにそうですよねー。   「だから、ちょっと話しずれるけどRoomClipはそこがいいの。頑張ってきれいにした部屋をみんなに見せられるじゃない。だから好きなんですよ!」   ーーーありがとうございます(笑)  
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●DIYをやりたくてナチュラル・テイストへ   ーーーナチュラルになったきっかけは結局なんだったんですか?   「色々なインテリアブログを読んでたら、ナチュラル系のブロガーの方たちのDIYに感動したんですね。『こんなもの作れるのか!!』って。」   「で、私は元々ナチュラルのかけらもない人間だったんだけど、まずは真似してみようと思って作り始めたんです」   ーーーDIYがやりたくて、ということですね。   「そうそう。やっぱりDIYをすることを考えると、一番ナチュラルが合わせやすいから。」
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ーーー最初はどこからやったんですか?   「ペイントと小物作りかな。檜の端材が通販で段ボール一杯で1500円くらいで売ってたから、とりあえず買っちゃってから作ってみたんです」   「あとは防音室まわりの板壁が大きかったかな。彼が引っ越した後に『防音室が欲しい』って言い出して、リビングに置いたんです。回りのテイストに合わせる為に壁紙を貼ろうとしたら、『直接はダメ』って言われちゃって、マスキングテープを貼った上に壁紙を貼ったんです」   「でもすぐにシワシワになって失敗しちゃったんです。だから板壁にしよういうことで、マスキングテープの上に両面テープを貼って、板壁を固定してます。板壁はいいよー。画鋲とか釘とか打ち放題だから(笑)」   ーーーいいなぁ。やってみたいですね!   「ところで、みなさん、ペンキとか塗ったりします?」   ーーー運営チームメンバーは美術系の者が多いので、結構やりますよー。   「塗ってる時って、なんか無の境地になったりしない?」   ーーーあーーー!分かります!   「それがたまんないのよね。子供のときに戻った気持ちになるというか。今は仕事がPC中心だから、やっぱりアナログ作業に感動するんですよ」  
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●テーラー・スタイルへのチャレンジ   ーーーそこからまた新たなテイストが徐々に入ってきている感じですか?   「そうですね。おうちカフェもいいかなぁって思っていたんだけど、やっぱり私は仕事をしてるから自宅はオフィスであり、スタジオであり、アトリエなんですよね」   「しかも同棲もしているので、メンズテイストというか、ちょっとずつカッコいい感じを入れていこうかなって。イメージはヨーロッパのテーラーかな」   ーーーテーラー??   「そうそう。おじいさんがやっている紳士服の洋品店みたいなね。彼のバンドの衣装が、昔のスラックスのベストに蝶ネクタイ&ハットって感じなので、テーラーの雰囲気にも合うかなと思うんですよ」   ーーー確かに!   「ミシンとか、トルソーとか飾りたいしね。私はテーラーごっこをやりたいんですよね(笑)。しかもまたどうせ飽きちゃうから、なるべくローコストで済むようにやりたいんです」
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ーーーこれからのハピさんの部屋も目が離せませんねー。なんだかフランスっぽい感じも入ってきてるように感じます。   「それは最近ですね。フランス映画は昔から好きだったんですよ。で、若いころ見ても全然分からなくって途中で辞めたような映画も最近見返すと話が分かって面白いのね。大人になってからの方が面白い」   ーーー僕たちも映画好きなので、なんか分かります(笑)   「やっぱり私にとってインテリアとかファッションって映画とか音楽から来てる気がするんですよね。暮らしやすさよりは、見た目重視。気分よく過ごせることが重要なんです。今後もRoomClipで色々と写真アップしてきますよー」   ーーー是非是非、今後ともよろしくお願いしますね!   ———————————————————————   ということで、happy_bridgeさんのインタビューでした!   昨年末にご結婚された旦那さんが運営チームのメンバーと同世代ということもあり、色々と盛り上がるインタビューでした。   happy_bridgeさんはブログでインテリアやお仕事のこと、旦那さんとの暮らしについて素敵に綴られています。   是非チェックしてみて下さい→     ↓参加しました!↓応援してもらえると嬉しいです。 にほんブログ村 インテリアブログへにほんブログ村 インテリアブログ 素敵なインテリアへ ——————————————————————— ご感想やご意見、ご要望などはmail@tunn-el.comまでお気軽にメール下さい。 RoomClipMag第11号 RoomClipMag編集部 2014.03.01

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