本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、空間全体の要素が洗練されていて、どことなくアートのような雰囲気を漂わせる1Kインテリアを楽しまれているSUZUQNETさんに、お話をお伺いしました。こだわりや趣味嗜好が、そっとにじみ出る粋な空間づくりの秘訣に迫ります。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい
- お住まいの地域: 東京都練馬区
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 25.52m2
- 家賃: 90,000円
- この家に住む人: 本人
- ご職業: 会社員
- 趣味: 音楽鑑賞
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「通勤に便利なロケーションと、建物の外観が決め手になりました。部屋の中に梁の出っ張りなどがなく、窓が広いこと、フローリングに無垢材(杉)が使われていることも気に入っています。あと、窓から富士山が見えるのもポイント高いです!」
お部屋のこだわりを教えてください
「モダンさと無骨さが共存する、建物の外観イメージに合わせてインテリアをコーディネートしているつもりです。『木と金属』をテーマに、コンパクトで圧迫感の少ない家具を選んでいます。インダストリアルとか北欧など単一のスタイルにこだわらず、自分が気に入ったアイテムを自由にミックスするのが好きです。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「ソファです。TVでYouTubeの音楽ビデオを見ながら、お酒を飲んでいることが多いです。そのまま寝てしまい、気がついたら朝ということもしばしば(汗)。」
印象に残る部屋をつくる、こだわりの視覚的ポイント【ここがポイント!僕&私の工夫】
①アートパネルでインパクトを与える入り口
「玄関から続くキッチンの壁には、バリのアートパネルを飾っています。このパネルは、絵の具モリモリで、立体的なのがカッコイイと思ってます。」
②キッチンは、金属推しでクールに
「キッチンは電子レンジや冷蔵庫はもとより、まな板からソープディスペンサーまでステンレスで統一しているんです。『木と金属』がテーマですが、ここはひたすら金属推し!」
③居室は、ディスプレイスペースを手前にレイアウト
「一番高さがある家具の『はしご型シェルフ』を入り口に置いて、ディスプレイスペースにしています。また、ピクチャーレールを利用して、チランジアを中心とした、ちょっとクセのある植物を飾っています。」
④居室のアクセントは、こだわりポスターでさらりと
「こちらは、1980年に刷られたリトグラフの展覧会ポスターです。抽象的で抜け感のあるものを選びました。日本ではあまり知られていない作家の作品というのが良いです(笑)。」
⑤存在感のある照明で、より個性的な空間へ
「モーダ・エン・カーサで購入した、アルコランプ風のフロアライト(フランゼン社のラウンジミニフロアランプ)です。実際のアルコランプのように巨大ではありませんが、それでも部屋にあると存在感がすごいです。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
花台として使うつもりで購入しました。あえて、周りの家具とは少し色味・テイストの違うものを選んでいます。塗装のはがれ具合がイイ感じです。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「もっとグリーンを増やしていきたいです。天井緑化などもやってみたいかも……。」
お話をお伺いして
SUZUQNETさんは、1K全体を『木と金属』というテーマのもと、モダンにまとめ上げています。全体に明るく、シンプルな空間は、心地の良い清潔感を漂わせているのも特徴的でした。そしてそこに、SUZUQNETさんのこだわりである『視覚的ポイントづくり』が加わることで、より個性的で、魅力ある空間へと導かれています。
今回お話の中に登場した、視覚的ポイントづくりのメソッドは、アートで色や質感のアクセントをつけること、ディスプレイスペースをより目のつく場所に設定すること、存在感の際立つ立体的なものをとりいれること、と大まかに3つにくくることができます。1Kやワンルームといった間取りの場合、そこで重要になるのは、やりすぎないこと、詰め込み過ぎないことなのかもしれません。好きなこと、趣味を前面に押し出すのではなく、SUZUQNETさんのように、じんわりとにじみ出る趣を味わうように楽しむのが、暮らしを有意義に演出するコツ。ぜひ、参考にしてみてください。
SUZUQNETさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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