連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.206 2020年4月26日更新

「美しさも心地よさも、海外モダンを目指した住まい」 by o2019_myhomeさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、洗練された都会的なインテリアづくりを楽しまれているo2019_myhomeさんと、モダンアートのように美しいお住まいをご紹介します。

今回ご紹介するのはこの方です！

o2019_myhomeさん

2019年9月に完成しました。夫婦と小学2年生の息子の3人で暮らしています。海外のインスタに出てくるような、モダンな家を目指して建てたマイホームです。

シンプルに研ぎ澄まされた空間

質感で魅せるモノトーン×ナチュラル

o2019_myhomeさん宅は、開放感・透明感・統一感……美しく快適なインテリアのあらゆる要素をギュッと凝縮し、シンプルに体現した、2階建て2LDKです。まず迎えてくれる玄関ホールは、凛としたタイル張り。日中は採光によってつくり出される天然の陰影で、夜間はミニマルな間接照明で、タイルの質感を活かしながら異なる表情を楽しむことができます。

そんな玄関ホールからひとつ扉を抜けると、吹き抜けになった高い天井とヘリンボーンの床が、贅沢な奥行きと広がりを演出するLDKです。白と黒、そして木目の絶妙なバランスで、スッキリとコーディネートされた空間は、まさに『海外スタイルのモダン』に見られるアートのような美しさ。スケルトンのリビングイン階段も、良い仕事をしています。

LDKの横には、大開口の窓があります。そしてその先には、アウトドアリビングと呼べるテラス。窓を全開にすることで、リゾートのようにラグジュアリーな開放感を味わうことができます。テラスは、高い塀によりプライバシーにしっかり配慮されていますが、閉塞感はありません。それは、壁の白さと採光の良さ、そして玄関同様のアッパーライトによる光の演出のなせる技かもしれません。昼と夜、どちらの顔も魅力的ですね。

どこにいても味わえる、快適な開放感

キッチンは、リビング・ダイニングはもちろん、テラスまで見渡せるアイランドスタイルです。ストーン調の白いキッチンと、背面収納の艶やかな黒とのコントラストも画になります。キッチン側にまで大開口は伸びているので、ここにいても開放感は抜群。また、コンロや水栓などのディティールも、デザインと機能にこだわって選ばれているため、キッチン全体がひとつの芸術品のようであるのも特徴です。

o2019_myhomeさん宅のキッチンには生活感がありません。それを支えているのは、背面収納の裏手にある、こちらのフードパントリーです。例外なく大開口の恩恵を受け、裏方でありつつも明るく爽やかな雰囲気なのが、また素敵。表側からは見えず、ひと目にもつきにくい場所かもしれませんが、丁寧に整えられていて、裏方とするのがもったいないくらいの場所です。キッチンからも、パントリーからも直接テラスにアクセスでき、生活動線も◎と、美しさと快適さを兼ね備えた見事なLDKでした。

凛と心地よい雰囲気をつくるセンス

o2019_myhomeさん宅は、どこを覗いても期待を裏切りません。ご夫婦の感性が輝くコーディネートを、あらゆる場所で魅せてくれます。例えば、こちらの洗面所。モノトーン×ナチュラルのシックな雰囲気に、そっと遊びを添える丸みを帯びたカタチが映えます。無機質なタイルから生えたような、マットブラックの水栓もユニーク。ちなみに、丸い鏡は収納付きで、洗面まわりに増えてしまいがちな小物をスッキリとしまっておくことができるそうです。

寝室は、リラックスした温かな色合いでシンプルにまとめられています。ベッドサイドにさりげなく置かれた、ゴールドの花立とドライリーフのアクセント……これほどミニマルな装飾で、雰囲気をつくり出すことができるものかと驚きました。

o2019_myhomeさん宅からは、インテリアだけでなく、家づくりやコーディネートのアイデアをたくさん得ることができます。間取りやテイストといった大きな部分はもちろん、素材や色づかい、ディティールの選び方といった細部まで余すところなく、ぜひチェックしてみてください。