家具好きなら誰もがあこがれるのが、名作と呼ばれるデザイナーズチェアですよね。デザイナーや職人たちのアイデアと想いがつまったイスは、国や世代を越えて愛され続けています。今回は、その中でも人気の高い北欧モダンとアメリカン・モダン、そして日本で生まれた名作イスをご紹介します。
北欧モダン
デザイナーズチェアといえば、北欧モダンのイスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ぬくもりを感じる自然素材や、製作当時の新素材を取り入れた作品は、シンプルで洗練されたデザインで今なお高い評価を受け続けています。
Yチェア
Yoheiさんがダイニングチェアとして選ばれたのは、デンマークの家具デザイナーであるハンス・J・ウェグナーによる「Yチェア」です。デザイン性の高さはもちろん、日々座るイスだからこそ疲れにくく、くつろげることが大切ですね。大きな円形のテーブルに、Yチェアの曲線美がぴったりです。
ピーコックチェア
こちらの「ピーコックチェア」も、Yチェアと同じくハンス・J・ウェグナーによるデザインです。羽を広げたクジャクのような背もたれが、特徴的ですね。めずらしいデザインのランプとも相性がよく、木のぬくもりあふれる空間は、まるでおとぎ話の世界のようです。
スワンチェア
デンマークの建築家であるアルネ・ヤコブセンによってデザインされた「スワンチェア」は、その名のとおり白鳥をイメージする形です。2色の壁とスワンチェアの色が、見事にコーディネートされていますね。スポットライトのように照らされたイスが、アート作品のようです。
エッグチェア
スワンチェアと同じく、アルネ・ヤコブセンのデザインであるこちらの「エッグチェア」。ヘキサゴンのテーブルなど直線的な家具と、エッグチェアやランプなどの曲線的なデザインがバランスよく取り入れられています。木やレザーなどの素材の組み合わせもクールです。
アメリカン・モダン
アメリカン・モダンのデザイナーズチェアは、ミッドセンチュリーのインテリアとしても人気です。金属やプラスチックなどの素材と、斬新ながらシンプルな構造のイスは、レトロな雰囲気と新しさを兼ね備えた名作ぞろいですね。
チューリップチェア
一本脚が特徴的な「チューリップチェア」は、アメリカで活躍した建築家エーロ・サーリネンのデザインです。同じく一本脚のテーブルをチューリップチェアが囲む空間は、ミッドセンチュリーのカフェのような雰囲気ですね。見ているだけで、気分を上げてくれそうです。
ダイアモンドチェア
こちらは、金属彫刻家であったハリー・ベルトイアによってデザインされた「ダイアモンドチェア」です。背面と座面が一体化した構造に、スチールワイヤーのメタリックな素材感がスタイリッシュですね。ホワイトで統一された空間は、並べられたアイテム一つ一つにこだわりを感じます。
イームズチェア
Rikaさんは、ダイニングのイスにいろいろな組み合わせの「イームズチェア」を選ばれたそうです。シンプルなデザインと素材や色のバリエーションの多さで人気のイームズチェアは、チャールズ&レイ・イームズ夫妻によってデザインされました。バラバラなのにまとまりのある、ハイセンスな空間ですね。
ジャパニーズ・モダン
北欧やアメリカで数多くのデザイナーズチェアが生み出されていた間、日本でもモダンデザインのイスが作られていきました。モダンでありながら和の空間にもなじむデザインや、シンプルで機能的な日本らしい名作イスをご覧ください。
バタフライスツール
日本を代表するインダストリアルデザイナー柳宗理によって作られたのが、「バタフライスツール」です。2枚の成形合板を組み合わせた構造は、シンプルながら何度見てもその曲線美に魅せられます。和モダンの雰囲気を感じる丸窓のような大きなミラーとも、相性バツグンです。
ニーチェアエックス
「ニーチェアエックス」は、日本人デザイナーの新居猛によって作られました。折りたたんで運ぶことができるこちらは、おうちの中のお気に入りのポイントに自由に置くことができます。お花やグリーンのある空間に、ナチュラルな色味のニーチェアがなじんでいますね。
スポークチェア
座面の広さと低さが特徴的な「スポークチェア」は、日本人デザイナー豊口克平のデザインです。広い座面には、まるで床の上のようにゆったりと座ることができ、とってもリラックスできそうですね。スッキリと片付けられたシンプルな空間に、黒い座面がスタイリッシュです。
今回は、名作と呼ばれるデザイナーズチェアの中から、人気の高いミッドセンチュリーの作品を地域別にご紹介いたしました。一生モノになる名作イスの中から、ぜひお気に入りの一脚を見つけてみてくださいね。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「デザイナーズチェア」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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