世界のデザイナーたちが手がけた美しい椅子の数々。「デザイナーズチェア」の存在感は、一つあるだけでお部屋をハイセンスな空間に変えてくれます。今回は「スツール」「一人掛けチェア」「ソファ」の3つのタイプから、おすすめのデザイナーズチェアをご紹介します。ユーザーさんのレイアウトも参考になりますよ。
マルチに使えるスツール
まずはスツールをご紹介します。腰をかけるだけでなく、花台やサイドテーブルなど、さまざまなシーンで多目的に使えるのもスツールの魅力。コンパクトですが、どれも一目見たら忘れられない個性を持っています。
イサム・ノグチ「ロッキングスツール」
「ロッキングスツール」は、その名のとおりユラユラ揺れる不思議なスツールです。まるでバランスボールに乗っているかのような座り心地に、chi_kaさんはとってもリラックスできたそうですよ。繊細なワイヤーワークは、オブジェとしても目を引きます。
柳宗理「バタフライスツール」
二枚のパーツからなるごくシンプルな作りながら、蝶が羽を広げたような曲線に作り手の技がつまっている「バタフライスツール」。儚さの中にも凛とした強さを感じさせる佇まいは、Tinoさんの淡い色使いの和室をキリリと引きしめます。
カルテル「ストーン」
カルテルの「ストーン」は、カッティングがほどこされたクリア素材のスツールです。光をあびると宝石のようにキラキラ輝いて、mashleyさんも思わずため息をもらしてしまうそう。床への反射さえも、インテリアの一つにしてしまうスツールです。
シーンにあわせて選べる一人掛けチェア
続いてご紹介するのは、毎日使うダイニングチェアから、リラックスタイムに使えるシェーズロングまで、さまざまな形の一人掛けチェアです。使いたいシーンにあわせて、最適な形を探してみてはいかがでしょうか。
イームズ「シェルチェア」
シンプルな形と豊富なカラーが、どんなインテリアにも合わせやすいイームズの「シェルチェア」。tatsuyaさんのようにすべて色違いでダイニングチェアとして使っても、カラフルで可愛いですね。組み合わせで自分の個性を表現できる椅子です。
アルネ・ヤコブセン「スワンチェア」
大人フェミニンなお部屋に置かれているのは、白鳥をイメージして作られた「スワンチェア」です。丸みのあるフォルムですから、黒のレザー素材でもどこか可愛らしい雰囲気ですね。nyanpeiさんはソファの代わりに使われているそうですよ。
ル・コルビジェ「LC4」
kabu10さんがお父さんから譲り受けたという「LC4」のシェーズロングは、人間工学にもとづいた曲線が体に沿うようにフィットし、極上の座り心地を約束します。置くだけでアクセントになりそうなハラコタイプは、さわり心地も良さそうですね。
エーロ・アールニオ「ボールチェア」
球体をくり抜いたような「ボールチェア」は、椅子でありながら個室のような「お篭り感」が魅力的。趣味に没頭したいときにもおすすめです。K-37さんはこの椅子に腰かけながら、お気に入りのスニーカーコレクションを眺めるそうですよ。
お部屋の主役になるソファ
ゆったりと寛ぐならやっぱりソファですよね。お客さんの目に入る機会が多いソファは、座り心地だけでなくデザイン性にもこだわりたいところです。デザイナーの手がけたソファなら、お部屋の顔になること間違いなしですよ。
カール・ハンセン&サン「CH163」
カール・ハンセン&サンの家具で統一されているMHさん。ソファは北欧ブランドらしい木製フレームを使った「CH163」をセレクトしています。飽きのこないシンプルでスマートな形、落ち着いた風合いのレザーなど、どこか知的で品の良さが漂いますね。
ル・コルビジェ「LC2」
コンクリート風の壁紙や大理石の床がスタイリッシュなお部屋に、スチールパイプのフレームを使った「LC2」がベストマッチ!直線的なフォルムで構成されたソファは、syokoさんのスッキリと片付いたお部屋を、いっそうきちんとした印象に見せてくれます。
ジョージ・ネルソン「マシュマロソファ」
映画「オースティン・パワーズ」の世界から飛び出してきたかのような、サイケデリックな魅力あふれるkanaさんのお部屋。個性的な形と、カラフルなマルチカラーの「マシュマロソファ」は、黒や赤の大胆な壁紙にも負けない存在感を放っています。
座るだけでなく、目にも楽しませてくれるデザイナーズチェアの世界、いかがでしたでしょうか?今回の記事でご紹介できなかったデザイナーズチェアがまだまだあります。皆さんも、お気に入りの一つを見つけてみてくださいね。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「デザイナーズチェア」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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